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西川、堀内が埼玉県立小児医療センターとさいたまハウスを訪問

9日、西川周作と堀内陽太が埼玉県立医療小児センターおよび病院内にある患児家族用の滞在施設である さいたまハウスを訪問した。



西川はこれまで「ホームタウンの子どもたちのために何かできることをしたい」というおもいのもと、2021年、2022年とオンラインで同施設を訪問し、オンラインではありながらも子どもたちと触れ合う機会があったが、世の中の新型コロナウイルス感染症の影響も落ち着き、ようやくリアルで訪問することがかなった。

2021年は大久保智明、2022年は木原 励(AC長野パルセイロに期限付き移籍中)と、いずれもプロ1年目の選手が西川と共に参加してきたが、今年もユースからトップチームに昇格して1年目の堀内が訪問することになった。

2人はまず埼玉県立小児医療センターを訪問。岡 明病院長にあいさつした後、担当医師の説明を受けながら病棟を回り、子どもたちと交流を行った。

さいたまハウスのハートフルカート(入院中の子どもたちとそのご家族をサポートする日用品やおもちゃを配布するためのカート)と共に、2人のサインが入った浦和レッズのグッズなどをプレゼント。それぞれ子どもたちや家族としっかりとコミュニケーションを取りながら交流していた。

子どもたちはもちろん親御さんたちも目を輝かせながら2人の訪問を喜んでいた。中には、レッズのユニフォームを着て2人を待ち受け、頭を抱えながら「パニック」と言うほどに喜んだり、2人が去った後に涙を浮かべながら親御さんに喜びを伝えたりする子どももいた。



その後、訪問したさいたまハウスでは肝移植家族会と交流した。まず子どもたち一人ひとりのメッセージが書かれた寄せ書きを手渡され、2人は笑顔に。興奮して全身で喜びを表現する子どももいる中、それぞれの家族と写真を撮るなど交流し、最後に全員で記念撮影を行った。そして家族を代表してあいさつした親御さんからは、「2人は私たちのヒーローです」との言葉をいただいた。

合計約1時間半、慌ただしくも濃密な時間を過ごした2人は、感慨深そうに「訪問できてよかったです」と口をそろえた。

堀内は初めて経験した今回の訪問について、「そもそもこういう機会はなかなかありませんし、実際に来てみないと分からないことがたくさんありました。子どもたちのためにいろんな人が働いていて、たくさんの人が支えている。話を聞くことはできますが、実際に来て、見て、『こんなことをやっているんだ』と身に染みて分かりました。僕もいろんな人に支えられていると改めて考え直しましたし、もっと頑張らないといけないと思いました」と真剣に語った。

また、念願の訪問を果たした西川は、「実際に訪問できたことでみんなの表情もしっかり見られましたし、直接コミュニケーションを取ることの大事さを改めて感じました」とした上で、「みんなの頑張りを感じることができましたし、自分たちの頑張りをみんなが見てくれていることも分かりました。そして自分たちの頑張りを見てみんながまた『頑張ろう』と思ってくれる。それがすごくうれしかったです」と、一方的な励ましではなく、相互関係を築けていることを喜んでいた。



【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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