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鈴木彩艶がレッズ先生として母校である大東小学校を訪問

5日、鈴木彩艶がレッズ先生として自身の母校である、さいたま市立大東小学校を訪問した。



「レッズ先生」とは、選手が自らの経験をもとに夢を持つことや支えてくれる家族や友達の大切さなどを伝えるために授業を行う取り組みで、2010年の小学校訪問をきっかけに始まり、コロナ禍では直接触れ合うことが難しくなってからもオンラインでの交流として継続されてきた。今回は約3年ぶりに実際に学校へと足を運び、子どもたちと対面での交流がかなった。

レッズ先生としては約2年ぶりに大東小学校の児童たちと交流することとなった彩艶。学校へ出発する前には「2年前はオンラインで自分のプロセスを紹介するのは難しかったのですが、今回対面ということで、みんなの顔を見ながら自分の経験をしっかりと伝えていきたいです」と実施にあたりおもいを語った。

さらに今回はサプライズ訪問ということで、児童たちには実際に彩艶が学校を訪れることは知らされていなかった。職員のみなさまのご協力もあり、そのような企画が実現した。

大東小学校へ到着した彩艶はまず、1年生の児童たちに入学祝いとして、浦和レッズオリジナル鉛筆と試合観戦招待チラシをプレゼントするため、各クラスを回った。児童たちも突然の訪問に驚きを隠せない様子で笑顔が溢れていた。



1年生へサプライズ訪問を終えたあと、今回のメインである小学6年生の児童たちに向けて授業をおこなうため体育館へ。ピッチではたくましい彩艶も本番前には不安そうな表情で「少し緊張しています」と意外な一面を見せていた。

今回の授業は、オンラインで実施することが児童たちに伝えられていたため、彩艶はまず画面上で児童たちの前に登場。「みんな僕に会いたいですか?会いに行きますよ!」と呼びかけながら体育館後方から飛び出し、サプライズ登場した。

大きな拍手で迎えられた彩艶は自己紹介を交えながら、自身がプロになるために歩んできたプロセスや、夢を掴むために大事にしていることを語った。
「何度も何度も悔しい経験をしてきましたけど、この悔しい経験というのは非常に重要で、僕が人生で大事だと思うことは、悔しい経験をたくさんしてきた人ほど夢を叶えられるんじゃないかなと思っています」と真剣な眼差しで子どもたちと向き合う。
「悔しいおもいをしていない人は高く飛べない。悔しいおもいをした人は落ち込んで下を向いてしまう時もあるけれど、必ずそれは夢や目標を達成するための助走になります。何度も何度も失敗して、挑戦すること。夢や目標を忘れずに持ち続けること。そうすれば高く飛べるようになると思います」と続けた。





そしてもう一つ、子どもたちにキーワードを伝える。
「人生で努力するということはもちろん大事なんですけど、もう一つ重要なことがあって、それは『運』だと思います。運は転がってくるものではなく、自分自身で掴むものだと思っています。落ちているゴミを拾ったり、人が見ていないところでも、人のために行動していることを神様は見てくれています。そういう人に運はついてくると思うし、目標達成につながるんじゃないかと思います」
子どもたちも目を輝かせながら、その彩艶の言葉にくぎ付けになっていた。

授業の後半には、子どもたちとボールを使ってパス交換したり、スローイングやロングキックを披露したりとレクレーションも楽しみ、そして最後には一枚一枚気持ちを込めて丁寧に書いたサイン入りクリアファイルを、一人ひとりに手渡しでプレゼントした。



授業終了後、彩艶は「率直に楽しかったですね。実際に対面でみなさんの顔を見て、楽しくできたのでよかったです。こういう風に触れ合えば、子どもたちの夢も広がると思いますし、自分もみんなに自信を与えたいなと思っていたので、今後もこういう活動に参加していきたいです」と充実した様子で振り返った。

「レッズ先生」は、「社会の一員として、青少年の健全な発育に寄与する」という浦和レッズ理念の活動方針のもと、ホームタウンの子どもたちのために実施されています。地域の子どもたちとふれあうことで、クラブや選手をより身近に感じてもらうとともに、子どもたちへ夢や希望、勇気を与えるメッセージを発信し続けます。

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