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「一番考えていることは、この試合でしっかりと勝って、次のステージに進むこと」マチェイ スコルジャ監督(定例会見 6/16)

16日、マチェイ スコルジャ監督の記者会見がオンラインで行われ、18日にアウェイのIAIスタジアム日本平で行われるJリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第6節清水エスパルス戦に向けて意気込みを語った。

(7連戦を4勝3分という成績で終えたことについてどう感じているか?)
「試合によって全く違う試合になったり、我々のパフォーマンスが違ったりすることがあったと思います。我々のフィジカルの状況がどうだったのか、戦術がどうだったのかということも考えなければいけません。またその期間中、練習がどうだったのかということも考えなければいけません。その全てが大事な要素だと思います。9月になればまた連戦が始まります。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のプレーオフで勝てばそのような状況になります。勝ち進めば9月も10月も11月も7試合、8試合プレーすることになりますので、今回の7連戦から学ぶべきことはたくさんあると思います」

(もうすぐシーズンの前半戦が終わるという段階に来ていると思うが、ここまで順調に来ていると思う。J1リーグでも天皇杯でもYBCルヴァンカップもタイトルの可能性が残っているが、ここまでを振り返ってどう感じているか?)
「ここ数ヵ月、ネガティブなものよりポジティブなものが多かったと思います。ACL決勝の後、私にとって重要だったことは、選手たちが集中力を切らさずに次の試合でもハングリーに闘うということでした。成功したいのであれば、そういったことが必要だと思いました。その中で1敗しましたが、それはACL決勝直後の試合でしたので、我々はその試合に向けてプレーする準備ができていなかったと思います。全体的に選手たちはいい仕事をしてくれたと思いますが、ここ最近の3試合を見るとそこまで楽観的にはなれません」

(18日にYBCルヴァンカップの清水エスパルス戦があるが、インターナショナルマッチウィークでトレーニングの時間が取れる期間だと思う。川崎フロンターレ戦が行われる24日までの時間の中で、改めて確認しておきたいことやテーマに据えたいことはあるか?)
「フィジカル面、そして戦術面がこの2週間の主なターゲットになります。この1週目では有酸素的な運動、持久力系のトレーニングを行っています。来週はフィジカル面ではダイナミックパワーがメインになってきます。戦術面で言いますと、この2週間はファイナルサードの形に集中していきたいと思います。そこがメインになりますが、それだけではありません。例えば、本日はセットプレーの練習もしましたし、ビルドアップのパターンも練習しました。ただ、この2週間でのメインのトピックと言えるのはファイナルサードでのプレーです」

(18日の清水戦は週末のゲームになりますが、同じように週末の試合だった3月の清水戦はJ1リーグに出場している選手を起用した。18日の試合はグループステージ突破がかかっているが、どういう捉えて選手起用を考えているのか?)
「メンバーはミックスであると言えます。メディカルの問題を抱えている選手や代表チームに行っている選手たちがいます。選手起用についてあまり細かくは言えませんが、もちろん一番考えていることは、この試合でしっかりと勝って、次のステージに進むことです。ただ、その中で新たなものも試していければと考えています」

(伊藤敦樹選手が追加招集されて昨日のエルサルバドル戦に出場し、ホセ カンテ選手もギニア代表に招集されているが、クラブの規模に対して代表選手は少ないかもしれない。その点についてどう考えているか?)
「まずは代表選手がいることをうれしく思います。ただ、昨シーズンも浦和から代表に行く選手は多くなかったと思います。選手たちにはしっかりとハードワークしてもらい、代表の一員になれるように頑張ってもらいたいです。敦樹が代表チームにとってフレッシュな存在になれたことは非常にうれしいことですし、近い将来、他の選手も同じようなことができればと思っています」

(横浜FC戦では後ろからボールを持ち運ぶ際、相手からプレッシャーを受けていないのにすぐボールを離してしまう選手が多かったと思う。例えば相手を引き付けてからパスを出せば次の選手がフリーになれるかもしれない。そういう点がファイナルサードでのプレーにも影響を与えているかもしれないが、どう考えているか?)
「そういったところも改善点として捉えて練習はしています。センターバックがボールを持ち出してもう少し運べる場面があったことはおっしゃる通りです。ただ、そこは判断の問題だと思います。毎回スペースがあれば、まず運んでからということでなくてもいいと私は思います。早めに相手の背後にボールを出そうと思えば、その前に運ぶ必要性はありません。横浜FC戦での問題はそこだけではなく、前線の選手が背後に抜ける動きの準備をしていなかったということもあると思います」

(マチェイ監督がレッズに来てからの半年間で伊藤選手が伸びたと感じることはどんな点か?)
「ファイナルサードに現れるということはすごく良くなったと思います。そういった感覚がある選手だと思います。ボールを奪って守から攻への切り替えのときに敦樹の強みが出ると思います。また、守備も良くなっていて、毎試合かなり多くのボール奪取があると思います。ここ最近の試合ではフィニッシュの場面でもゴールを取っていますので、そういったところも代表招集につながったと思っています」

(伊藤選手は浦和を代表して日本代表で頑張ると言っていたが、日本代表で何を学んでレッズに還元してほしいと思っているか?)
「まずは代表に貢献できるようにしてもらいたいと思います。素晴らしい選手に囲まれる環境にいます。指導者も素晴らしいと思います。ですので、そこでさらに成長するポイントを見つけることができると思います」

(18日に対戦する清水の印象はどうか?)
「清水はサイドチェンジから攻撃的なサッカーをプレーするチームです。(チアゴ)サンタナ選手、乾(貴士)選手、カルリーニョス(ジュニオ)選手など、強力な攻撃的な選手がいる中で、彼らのホームゲームになります。J1リーグでも十分に通用する戦力があると思いますので、かなり興味深い試合です」

(ホームの清水戦は主導権を握りながら勝ちきることができなかったが、勝ちきるためにどんなことを選手に求めていきたいか?)
「まずはどういったタイミングでプレーをスピードアップしなければいけないのかを意識してほしいです。またファイナルサードに入っていくタイミングも大事だと思います。それは我々の改善点でもあるところです。そしてしっかりとハードワークをして、ゴールするために十分な数の決定機をつくらなければいけないと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

「一番考えていることは、この試合でしっかりと勝って、次のステージに進むこと」マチェイ スコルジャ監督(定例会見 6/16)

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