11日、明治安田生命J1リーグ 第17節 横浜FC戦後、酒井宏樹が試合の感想や今後の意気込みを語った。

(今日の試合を振り返って0-0という結果をどう捉えているか？)
「厳しい結果だと思います。ただ、横浜FCがいいパフォーマンスをしていたことも事実ですし、自分たちのプレーには総じて満足していませんが、これもサッカーだと思います。アウェイで(ヴィッセル)神戸に勝つこともあれば、最下位の横浜FCと引き分けることもあります。そのときの彼らのパフォーマンスもありますので、現実的に考えなければいけないと思います」

(キャプテンとして試合後にチームメートに言葉を掛けたのか？)
「連戦でしたので、明日から少し休めますし、しっかり休んでからまたやろうということは言いました。試合は終わったことですので考えても仕方ありませんし、ファン・サポーターの方々のブーイングの意味もみんなが分かっていると思います。結果でしか返せない世界ですので、前を向いてやっていくしかないと思っています」

(パフォーマンスに満足していないということだが、何か大きく欠けていたものがあるのか？それともいろいろな要素が少しずつ足りなかったのか？)
「天皇杯で延長戦まで行きましたし、疲労の蓄積もあったと思います。その中でも勝っていかなければいけませんし、これから連戦は当然のようなものになっていきます。そこでの勝ち方をこれから見つけていかなければいけないと思います。Jリーグはなかなか連戦がありませんので、連戦の勝ち方は若い選手を含めてあまり分かっていないと思いますが、こういう試合でしっかりと勝っていかないと優勝というステージにはいけないと思います。そういうことも含めて、またしっかりとやっていきたいです」

(早い時間帯でイエローカードをもらったが、その後のプレーに影響したのか？)
「激しくプレーできていましたし、特になかったと思います。早い時間帯でピンチでもありませんでしたし、イエローカードかという気持ちもありますが、それが今日のレフェリーの基準でした。難しいところはありましたが、コミュニケーションは取れていました。イエローカードは出てしまいましたが、仕方なかったと思います」

(次節の川崎フロンターレ戦は出場停止になってしまったが？)
「怪我や警告の累積で選手が欠けることはよくあると思いますので、その中でも勝っていくことが大事です。本気で優勝する気があるのならば、しっかりと勝利しなければいけないと思いますし、勝ち点3にこだわっていかなければいけないと思います」

(守備陣として失点ゼロで終えたことはどう感じているか？)
「そこは連係面を含めてしっかりできているので続けていかなければいけません。J1リーグでは攻撃陣の無得点が続いていますが、ディフェンスラインからのビルドアップも大事になってきますので、問題を分けるのではなく、一緒に考えていかなければいけません。攻撃陣も守備をしてくれていますし、全員でやっていかなければいけないと思います」

(終盤は酒井選手がボールを呼びながらもなかなか出てこない場面が多かったが？)
「僕自身ももっとクオリティーを上げなければいけませんし、もっと圧倒的でなければいけないと思っています。パフォーマンスにもっとフォーカスしなければいけませんし、毎試合、試合を決められるような選手にならなければいけません」

(そういう場面で酒井選手を使った方が相手は嫌がったのではないか？
「どうでしょうか。相手が嫌がるというよりは、勝つためにどうやって最適解を見つけていくかということの繰り返しです。今日も探し続けましたが、ゴールネットを揺らすことができませんでした。チャンスがないこともないですし、ピンチもありましたが、そういう試合でしっかりと勝てるのが強いチームですし、そこを目指してやっていくしかないと思っています」

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