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1stステージ 第4節 vs湘南 李の今季初ゴール、興梠の追加点で完封勝利

20日、明治安田生命J1リーグ1stステージ 第4節 湘南ベルマーレ戦が、Shonan BMW スタジアム平塚で16時4分にキックオフされた。

試合は、李の今シーズン初ゴールと、興梠の3試合連続ゴールの2得点で、レッズが2-0の完封勝利。豊富な運動量を持ち味とする湘南を相手に、チーム一丸となって最後まで走り負けることなく、敵地で勝ち点3を積み重ねた。

レッズは、GKに西川、3バックは右から森脇、遠藤、槙野、ボランチには柏木と阿部、右ワイドに関根、左ワイドに宇賀神、2シャドーに李と武藤、1トップに興梠を先発に起用。激戦となったAFCチャンピオンズリーグ(ACL) 広州恒大戦から中3日、アウェイ2連戦となったこの一戦で、レッズは3人のスタメンを入れ替えて試合に臨んだ。

スタンドは、レッズの赤と湘南のライトグリーンでほぼ半々に埋め尽くされ、ウォーミングアップから引き上げる選手たちには、レッズ側応援席から選手を鼓舞する熱い声援が飛び交っていた。昨シーズンまで湘南に所属し、この試合が初の古巣対戦となる遠藤には、一際大きな声援が送られ、遠藤も拍手でその気持ちに応えていた。

時間の経過とともに冷え込みも増していく中、試合はレッズボールでキックオフされた。序盤、ボールを回しながら自分たちのリズムでゲームを運ぼうとするレッズに対して、湘南は前線から積極的にプレッシャーをかけて、こちらに自由にボール持たせない守備を見せた。27分には、昨シーズンまでレッズに所属していた岡本拓也に右サイドからペナルティーエリア内に進入されるが、槙野と宇賀神の連係した守備でこれを阻止。逆にレッズは、李が思い切りよく裏のスペースに抜け出す動きを見せてボールを呼び込むなど、縦に速い攻撃からチャンスを作っていった。そして迎えた41分、高い位置で相手ボールをカットした柏木からのパスを受けた李が、ペナルティーエリア手前で思い切りよくミドルシュートを放つ。シュートは湘南のバイアに当たってコースが変わり、李の今シーズン初ゴールが決まって、前半を1-0で折り返した。

前半の終了と共に雨が降り始める中、後半がスタートした。前半に増して圧力を強める湘南だったが、選手たちは慌てることなく、落ち着いてボールを回して自分たちのペースで試合を進めていった。55分には、左サイドから宇賀神、武藤、興梠、柏木とリズムよくパスが回り、最後は柏木のスルーパスを受けた興梠が3試合連続となるゴールを決めて相手を突き放した。右サイドでは関根が持ち前のアグレッシブな仕掛けで局面を打開し、クロスボールから得点チャンスを演出した。

レッズは75分、宇賀神に代えて梅崎、武藤に代えて青木を投入。ボランチの柏木を1列前に上げる形でゲームを進めていった。試合終了間際には、相手に押し込まれてミドルシュートを打たれてしまうが、これは西川がファインセーブを見せてゴールを死守。最後方から味方を奮い立たせるプレーを見せた。選手たちは、アディショナルタイム4分も集中したプレーを見せ、試合は2-0でレッズの勝利となった。

次戦は、4月1日(金)、埼玉スタジアムで19時30分キックオフにて行われるヴァンフォーレ甲府戦。リーグ2連勝の勢いをそのままに、弾みをつけてホームでのACL広州恒大戦へとつなげていきたい。


【遠藤 航】
(今日の試合内容については?)
「立ち上がりから攻守の切り替えと、球際で戦う部分はしっかりやろうという話しをしていたので、その部分は出せたと思います。1点目は相手に当たってラッキーなところもありましたが、そこから少しずつ主導権を握れたことが大きかったと思います。また、失点をゼロで抑えることはDFとして常に求めているところなので、無失点に抑えられて良かったです」

(初の古巣との対戦となったが?)
「この地にアウェイチームとして来ることは初めてだったので、少し違和感がありました。ピッチの上では自分の良さをしっかり出せたと思いますし、チームの勝利に貢献することだけを考えていました。試合になったら、そこまで意識することはなくプレーできたと思います」

(実際に古巣と対戦した印象については?)
「前への意識はみんな持っていますし、3バックや、ワイドの選手がオーバーラップしてくるシーンもあったので、そこは警戒していました。僕らも相手にカウンターをさせないような攻守の切り替えを意識していました。今日のような試合を今後も続けていきたいです」

(前半よりも後半の方がボールを動かせていた?)
「相手は前半のはじめから勢いを持って来ることは分かっていたので、途中からはプレッシャーを掛けづらくなって、そのスピードが落ちてきている印象がありました。それでボールを動かせるようになったのかなと思います。僕らがどうこうというよりは、相手が少し落ちたというイメージです」

(次戦に向けた意気込みについては?)
「少し期間があきますが、U-23代表でしっかりといいプレーをして、また次の試合も勝てるようにがんばりたいです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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