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1stステージ 第11節 vs仙台 アウェイでの激戦は、4-4のドローに終わる

10日、浦和レッズはアウェイ・ユアテックスタジアム仙台で明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第11節ベガルタ仙台戦に臨んだ。(第10節柏レイソル戦はACLの関係で6月3日に柏で開催)

先発は第9節G大阪戦の顔ぶれから平川に代わって関根が復帰。第6節横浜F・マリノス戦(○2-1)、第7節名古屋グランパス戦(○2-1)と同じ顔ぶれとなった。

レッズは仙台とのアウェイマッチでは2003年9月27日のJ1第2ステージ第8節(○6-1@宮城スタジアム)以来、勝利がない。ユアテックスタジアム仙台での勝利までさかのぼると、J2時代の2000年J2第8節(3-2でVゴール勝ち)が最後。(2004~2009年は仙台がJ2でプレー)

コイントスに勝った阿部はエンドの変更を選択し、必勝を期してキックオフを迎えたが、前半は意表を突かれる展開となった。8分、柏木への縦パスを奪われてカウンターを受けたレッズは、仙台のオフサイドギリギリの攻撃に対して槙野とGK西川の反応が遅れ、思いがけない形で先制点を与えてしまう。

だが、ここは切り替えが必要。レッズは右ウイングバックで先発復帰した関根の突破からチャンスをつくり始めると、左サイドでは武藤、宇賀神に槙野も絡んで敵陣を切り裂いていく。仙台のブロックは人数は多いが、寄せの速さはさほどでもなく、好機をつくれないイメージはなかった。

すると36分、ズラタンと武藤のコンビネーションから最後は梅崎がシュート。さらには40分過ぎから槙野と宇賀神がポジションチェンジし、44分、45分、45+1分と3連続でCKを獲得。3本目のCKで相手DFがクリアしたボールを、阿部がミドルシュートを決め、1-1に追いついた。

後半は前半に鼻を痛めたズラタンと梅崎がベンチに下がり、興梠と李がピッチに立った。興梠は第3節サンフレッチェ広島戦以来のリーグ復帰となった。

前半のうちから反撃の手応えをつかんでいたレッズは、55分に左CKから阿部がすらしたボールを興梠がヘディングシュートを決め勝ち越し、その1分後には関根のゴールで3-1とリードを広げた。

ところがこの後、魔の時間帯が訪れる。60分、65分に立て続けにゴールを奪われ、3-3と追いつかれてしまった。試合を落ち着かせるためミシャ監督は関根に代えて永田を投入。永田が右ストッパーに入り、森脇が関根の位置に入った。

だが、ここからもなお試合は動いていく。80分、仙台に4-3と勝ち越されて青ざめたのもつかの間、仙台も陣形を整えきれずにいたその1分後。武藤のパスを受けた興梠がこの日2点目を決め、4-4に追いついた。

仙台でまたしても勝利を手にすることができなかった。さらには3-1のリードを守れなかったこともあり、チームにとっては反省点の多い試合となった。

次戦は5月16日(土)15時30分より、今シーズンリーグ全勝の埼玉スタジアムにてFC東京を迎え撃つ。

【興梠慎三】
(体調は問題なかった?)
「監督に『45分から行くけど、行けるか?』と聞かれました。もちろん自分もそのつもりでした。でも、押さえるところを押さえられなかったので、2点は取りましたけど個人的には良くなかったと思います」

(ブリスベン・ロアー戦の後に、体のどこかが痛くなりそうだ、と話していたが、それはどうだったのか?)
「それはなかったですね。あの試合中は上半身が痛かったですが、意外と反動は来ませんでした。あのプレー時間でやめておいて良かったです」

(ベガルタ仙台との前半を見ていてどうだった?)
「見た感じ、そんなに悪いサッカーをしていなかったですし、前半のうちに1点を返せたので後半は絶対にうちのペースでやれると思っていました。

練習中からチュン(李 忠成)と良いコンビネーションでやれていたので、同時に入りましたし、2人で崩せたらいいねと話して入りました。

チュンも、ゴールというのはなかったですが、近くで良い動きをしてくれてやりやすかったです。助かっていました。早くチュンもゴールを決めて欲しいですね」

(3-1とリードはしたが、後半の試合内容を見ると負けなかったとも言えるが?)
「負けなかったというより勝ちきれなかった、という気持ちをみんなが持っていると思います。3-1とリードして、2点差は一番危ないとも言われますが、3-1から3-4にされるということはなかなかないことです。

毎年そうですが、去年も一昨年もこのアウェイ仙台で痛い目に遭っているので、今年は違うんだぞというところを見せたかったけど、自分も含めて3点目が入ったときに気の緩みを見せてしまったという気がします。

そこをもう一度引き締めることが大切だったかなと思います」

(足の具合はどうか?)
「今のところ問題ないです。でも疲れが上半身に来ます。本調子ではないですね。結果的にゴールがついてきていますけど、どれもラッキーなゴールですし。まだミスが多かったですしね。でも、2点決めることができて気持ちの中ではホッとしたところがあります。誰が出ても変わらない今の状況ですからアピールしていかないといけないです。そういう意味では良いアピールができたかなと思います」

(次も首位争いをしているFC東京戦になるが?)
「もちろん、選手なら途中出場よりは、頭から出たいという気持ちが誰にもあると思うので、そこを見ながらどんどんアピールしていきたいです。まあ、焦らずにやっていきたいという気持ちも自分の中にはあります。

二度とこういうケガをしたくないという思いがありますから。今日はチームのために少しでも貢献できて良かったです。

あらためてサッカーって難しいなと思いました。負けなかったということはプラスに考えたいです。次はFC東京との決戦になります。ホームでやりますから、勝ち点3を取りたいです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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