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小泉「切り替えてチーム全体で次に向かっていきたい」

7日、天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会 2回戦 関西大学戦後、小泉佳穂が試合の感想や6月11日にアウェイのニッパツ三ツ沢球技場で行われる明治安田生命J1リーグ 第17節 横浜FC戦に向けた意気込みを語った。

「走れていましたし、ボールコントロールとかの感覚も悪くなかった中で、いろいろ難しさを抱えながらやっていました。個人としてはもう少し決定的な仕事をしたかったですし、これからそういう仕事をしたいという時間帯での交代だったのは少し残念でしたけど、(天皇杯)初戦としては悪くなかったと思います。

次に駒を進めたことは間違いないですし、3日後も試合なので、一刻も早く切り替えて、チーム全体で次に向かっていけたらと思います」

(チーム全体で、特に前半はうまくいかなかったように見えたが、その中で違いを出せていたか?)
「少し難しかったですね。このメンバーで何試合もやっているわけではないですし、天皇杯の初戦で大学生が相手で、すごく難しいメンタルのところもあったと思うので、みんな少し余裕がなかったかなと思います。もう少しうまく全体をコントロールできたら、僕としても存在感を出せたかなと思いました」

(YBCルヴァンカップの川崎フロンターレ戦とそんなに変わらないメンバーだったが、微妙な違いなどはあったか?)
「僕はその試合に出ていないので分かりませんが、一つ忘れてはいけないのが、今日の関西大学はすごく良いチームだったということです。こちらのスタンスとしては『決して油断することなく、気を引き締めて戦う』ということでしたけど、本当に強いチームで、しっかり粘り強く戦って、最後に勝っていればいいという進め方でも全然問題はない試合でした。必要以上にネガティブになっている、ナーバスになっているところはあったと思います。交代の大久保、伊藤、明本を使って延長戦まで行ったのは本当にもったいないと思いますし、そこはかなり申し訳ないと思います。相手は強くて、順当に苦しめられました。やっぱり、組織としての戦いがないと厳しいのは当然で、個人の能力がそれぞれ勝っているから勝てる、という相手では到底ありませんでした」

(ホセ カンテ選手とダヴィド モーベルグ選手、ブライアン リンセン選手をトップ下でコントロールできればよかったと思うが、急いだところがあったのか?)
「そこが難しいところですね。今日は前半、体感としては蒸し暑くて、ハイペースになってすごくキツい展開でもあったので、余計に高い位置でいったんボールをキープしてゲームをコントロールしたかったのですが、かなり攻め急いだ部分がありました。多少オープンになりつつも、ゼロに抑えてくれたディフェンス陣の仕事がかなり大きかったと思うので、そこをもう少し評価してほしいです。

強いチームだったので、自分たちの手のひらの上でゲームを運べないと、難しい試合になるのは分かっていました。よく練習中とか試合中に言われますけど、まだまだその辺の成熟度が足りないのかな、という感じです」

(相手のペースにはまってしまったように見えたが?)
「2つやり方があって、ビルドアップのところでいい立ち位置を取る、もしくは個人の質で着実にビルドアップしていく方法と、多少ひっくり返してハイプレスでそこに閉じ込める、その2つの方法があったと思いますけど、どちらも中途半端な形になってしまいました。前線からのプレッシングやハードワークも運動量などにおいて難しい部分もありました。最初の段階で相手に『行けるぞ』と思わせてしまったところが痛かったので、その意味では最初の段階である程度ひっくり返してプレッシャーをかけていくほうが分かりやすくてよかったかなと思います」

(監督が「前半はプレースピードが上がらなかった」と言っていたが?)
「プレースピードが上がらないというか、上げなくていいところで上げていました。ボールを失うテンポが早すぎて、後ろの押し上げやゲームコントロールをする部分にいかなかったので、テンポがどうかという以前の話だったと思います。あとはビルドアップの形や工夫みたいなものは、少し足りませんでした。個人としてはそこでもう少し助けてあげられればよかったかなと思います。前日練習であまり僕が落ちない形を多くやっていたので、そういうところにとらわれすぎたと思います。相手を見てその場で判断していたら、たとえば僕が中盤に入って助けてあげられていたら、もう少し楽だったかなと思います。その意味では特に中盤3人、ボランチ2人と僕のゲームコントロールのところは、もっとうまくできたと思います」

(ディフェンスラインをなかなか押し上げられなかった要因は?)
「ディフェンスラインも、全て押し上げられるわけではありません。前の選手との連動や距離感で押し上げられるので、カウンターとかで全部が全部裏に蹴ってしまって、一か八かの勝負になってしまうと、ディフェンスラインもそこで失うリスクがあると、どうしてもすぐには押し上げられません。全部押し上げると難しくなってしまうところもあります。ある程度前で時間をつくってあげられると、押し上げられたかなと思います」

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【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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