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最も大事なことは「勝つ」 〜西川・明本コメント〜

6月4日、浦和レッズはホームの埼玉スタジアムで行われる明治安田生命J1リーグ 第16節 鹿島アントラーズ戦【MATCH PARTNER タニタ】に臨む。

7連戦の5試合目。J1リーグで連勝し、ホームゲーム2連戦で迎えるのは、30年の歴史で何度も激闘を繰り広げ、どこよりも負けたくない相手だ。

レッズ在籍10シーズン目で鹿島戦を含めあらゆる経験を重ねてきた西川周作と、闘う姿勢を前面に出すことが特長の一つである明本考浩に鹿島戦の意気込みを聞いた。

「ライバルです。選手はもちろん、ファン・サポーターの方々も絶対に勝たなければいけない相手だと思っているはずです」

鹿島についてそう話したのは西川だった。そして鹿島戦の重要性について次のように続けた。

「勝ち点も近いですし、鹿島も調子を上げてきています。そういう勢いがあるチームにしっかりと勝つことができれば自信にもなりますし、後に『あの試合があったから』という試合になると思います」

一方、明本がレッズの選手として鹿島と対戦したのは過去2年だが、2021年のホームゲームは先制ゴールを決めて2-1での勝利に貢献した。そして過去2シーズンでファン・サポーターから鹿島戦の重要性を感じ取れたという。

「過去2年プレーしてきて、レッズにとって特別な相手であることはファン・サポーターの方々から伝わっています。個人的にはレッズに加入する前から特別なチームと感じていたわけではありません。ただ、今はこのエンブレムを付けていますし、負けられない相手、やらなきゃいけない相手だと思っています」

前節から1週間を空ける鹿島に対し、レッズはアジアの頂点に立ったAFCチャンピオンズリーグ決勝を闘ったこともあり、7連戦の5試合目となる。

体力的にも精神的にも厳しさを強いられる状況ではあるが、西川が「誰が出てもいいコンディションで闘える」とチーム状況の良さに手応えを感じている。

明本は「そんなことは関係ありません」と真剣な表情で言い訳になる言葉を遮断した後、「タフな状況で真価が問われていますし、勝たなければいけないと本当に思っています」と力強く語った。

西川はゴールを守る立場、明本はサイドで闘う立場として、鹿島戦で大事にしたいことをどう考えているのか。

「個人の1対1で負けないことです。競り合い一つをとってもそうですが、球際の勝負が勝敗のキーになると思っています」

明本がそう話せば、西川も「チームとして立ち上がりから『今日は絶対に勝つんだ』という闘う姿勢を示していきたいです」と話しながら、個人的なポイントについてこう続けた。

「個人としては失点ゼロの時間をできるだけ長くすること。今は逆転勝利も多いですし、失点したときも『1失点で保っていれば』というポジティブな考えを持てていますが、チームのためにも失点ゼロで抑えていきたいです」

そして『大事にしたいこと』と似て非なる『大事なこと』に関しては、両者が口をそろえた。

「勝つ」

いつも大事なことは勝利すること。ただ、鹿島戦はその重要性がさらに増すことを2人とも感じている。

そして、ファン・サポーターがつくり上げる雰囲気も埼玉スタジアムで闘う上で非常に重要な要素だ。今季のJ1リーグ14試合を戦い、8勝3分3敗で1試合少ないながら4位につけるレッズ。そのうちホームゲームでは5勝1敗と好成績を残している。そのうち4勝が逆転勝利であることも含め、ホームの力が働いていることは間違いないだろう。

明本は闘う意識がホームでは一層増すと主張する。

「ファン・サポーターの方々の声援は後押しになりますし、パワーに変わります。鹿島戦もホームで闘えるアドバンテージを生かしていきたいです」

そして西川は在籍10年目ながら、今季はこれまで以上にファン・サポーターの力とありがたさを感じている。

「ウオームアップでチャントを歌ってもらうことも、相手のセットプレーで西川コールをしてくれることも、当たり前じゃないと思っています。ACL(AFCチャンピオンズリーグ)決勝もそうでしたが、ファン・サポーターの方々の声援がどれだけありがたいか、1秒1秒感じながらプレーできています。だからこそ勝って一緒に喜びたいです」

アジアを制した後、直後のサガン鳥栖戦では苦杯をなめたが、その後は公式戦5試合で4勝1分。明本はその要因を「全員がチームのために闘えていますし、『ワンチーム』になっています。いい雰囲気ですし、一体感が生まれていると思います」と話した。

それは4日も変わらない。一体となって闘い、鹿島に勝つ。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

最も大事なことは「勝つ」 〜西川・明本コメント〜

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