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「ファン・サポーターにとっても鹿島戦は特別。いいパフォーマンスで勝ち点3を取りたい」マチェイ スコルジャ監督(定例会見 6/2)

6月2日、マチェイ スコルジャ監督の記者会見がオンラインで行われ、4日に埼玉スタジアムで行われる明治安田生命J1リーグ 第16節 鹿島アントラーズ戦【MATCH PARTNER タニタ】に向けて意気込みを語った。

(5月31日のサンフレッチェ広島戦後の会見で「後半の立ち上がりで失点をしてしまい、自分たちにとっては難しくなってしまいました」と話していたが、先に失点してしまうことがマチェイ監督の考えている試合展開とは違ったものになっていると思う。そうなってしまっている要因をどう考えているか?)
「各試合で状況は違うと思いますが、広島戦の場合はゴール期待値が高い広島がたくさんの決定機をつくることは予想できましたので、失点する確率がより高い試合ではありました。ただ、相手のゴールは相手が長い時間ボールを保持して美しいプレーから生まれたものではなく、私たちのゴールキックから始まったものでした。そして試合前から言っていましたが、切り替えの瞬間が最も怖いと思っていました。やはりそういったところから彼らはゴールを決めてきました」

(失点はサッカーに付き物だが、GKの西川周作選手の活躍をはじめ、アレクサンダー ショルツ選手とマリウス ホイブラーテン選手はJリーグでもナンバーワンのセンターバックコンビをいう声もある。改めて彼らの評価はどうか?)
「守備陣にこのような素晴らしいメンバーがいることをうれしく思っています。チームにとって周作もマリウスもショルツも非常に重要な存在です。でもまだ彼らがさらに良くなる余地は残っていると思います。例えばこの前の失点場面のことを考えれば、まだ改善できるところだと思います」

(マリウス選手は今季から加入し、開幕戦でいきなり先発出場してそれからも出場を続けているが、フィット具合はどうか?)
「マリウスが日本のサッカースタイル、日本の生活にここまで早く順応できたことは私も驚いていますし、良かったと思います。彼の性格や個性を見ると、非常にオープンですので、それが早い順応の手助けになったと思います。また、練習や試合で細かいところまで気を使うプロフェッショナルな選手だと思っています」

(連戦の中で試合3日前にオフを与えるのは難しい判断だったと思うが、コンディションやモチベーションの維持にどのようにアプローチしているのか?)
「我々としても今、気を使っているところです。7連戦の5試合目ということで、非常に厳しい日程の中、怪我を避けたいと思っています。選手の疲労も細かくモニタリングしています。常にメディカルスタッフとはコミュニケーションを取っていますが、この時期は特に密に行っています。現時点で鹿島戦に誰が先発するのかと聞かれれば、分かりませんと答えるしかありません。明日、選手たちのコンディションチェックを行い、しっかりと把握した上で決めたいと思います」

(鹿島戦に向けた攻撃面についてお聞きしたい。広島戦で酒井宏樹選手が決めたゴールシーンのようにトライアングルを多くつくっていきたいという狙いがあるのではないか?)
「攻撃にサイドバックも現れながらそういったプレーを増やしていきたいと思います。宏樹は重要なゴールを決めただけなく、2点目でほぼアシストと言えるようなプレーをしました。宏樹はJリーグでもトップクラスであり、私にとってはJリーグで右サイドバックとしてはベストプレーヤーだと思える選手です。非常に重要な存在です。難しい試合でキャプテンとしてその仕事をやってのけるのは驚くべきことだと思います」

(鹿島の印象と気を付けたい点は?)
「非常に興味深いチームです。現在のスタッツを見ると、鹿島はホームゲームよりアウェイゲームの方が勝つ確率が高いと思えるような数字が出ています。鹿島はここまで7勝を挙げていますが、そのうち5勝がアウェイゲームです。彼らはかなり強いプレスもかけてきますし、鈴木(優磨)選手のような強力な攻撃の選手がいるチームです。気を付けなければいけません」

(レッズは連戦、鹿島は週に一度の試合でコンディションにハンデがあると思うが?)
「フレッシュな選手も使いながら、そういったことに対応したいと思います」

(鹿島は岩政大樹監督の下、守備陣が整理されてきているが、どういうことが攻略ポイントになりそうか?)
「鹿島のラインを破ることは簡単なことではありません。守備が得意なチームでもあると思いますが、彼らも完璧ではないと思います。前節のサガン鳥栖戦でも2失点しています。相手の弱点を突きながら最終ラインを破っていきたいですが、それをやるためには我々の攻撃の選手の非常に高い強度のプレーが求められます」

(鹿島戦は特別な雰囲気になりそうだが?)
「チームにとってもそういった雰囲気がプラスアルファのモチベーションにつながると思います。ファン・サポーターの方々にとっても鹿島戦は特別な試合だと思いますので、いいパフォーマンスをお見せし、勝ち点3を取りたいと思っています」

(AFCチャンピオンズリーグ決勝後の公式戦の成績は4勝1分1敗だが、順調に進んでいるのではないか?)
「ACL(AFCチャンピオンズリーグ)決勝という非常に消耗する厳しい試合の後の結果にしては悪くないと思っています。ただ、アウェイのアビスパ(福岡)戦や京都(サンガF.C.)戦などよりいいパフォーマンスをお見せしなければいけないと思っています。このような厳しい状況の中、そして難しい試合でも選手たちの頑張りは低下しませんでしたので、そこは良かったと思いますし、結果につながっていると思います」

(これまでのレッズはACLで優勝した後の成績はあまりよくなく、今季はなぜここまでうまく行っているのかと思っていたが、「悪くない」ということはそこまで良いとは思っていないのか?)
「サガン鳥栖戦はホームで負けましたので、良いとは言えません。私の見解ですが、今のレッズの何が良いかと言えば、ロッカールームでの雰囲気だと思います。キャプテングループがありますが、それは彼らのおかげだと思っています。それと、試合にあまり出ていない選手たちの姿勢が素晴らしいと思います。練習場では31人の素晴らしい選手が毎日頑張っています。その中から先発メンバーには11人しか入れません。それに入れなかった選手はがっかりすると思います。それでも全員が毎日100パーセントを練習で出しきっていますので、そういったこともこのチームの武器になっていると思います。だからこそベンチの選手が試合を決めたりしています。彼らが入ることによってチームにプラスのパワーをもたらしています」

(マチェイ監督がそう仕向けているのだろうし、スタッフを含めたチームが強いのではないか?)
「スタッフも素晴らしいと思います。まずはそこだと思います。このチームづくりのプロセスには20人以上のスタッフが常に関わっています。彼らが素晴らしい仕事をしてくれていますので、たまに私の役割は脇に立って邪魔をしないというものになっています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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