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「勝利に飢えたハングリーな状態をつくり出さなければいけない」マチェイ スコルジャ監督(定例会見 5/12)

12日、マチェイ スコルジャ監督の記者会見がオンラインで行われ、14日に埼玉スタジアムで行われる明治安田生命J1リーグ 第13節 ガンバ大阪戦【MATCH PARTNER ポラス株式会社】に向けて意気込みを語った。

(10日のサガン鳥栖戦は難しい結果になってしまったが、現時点でマチェイ監督が最も難しいと考えていることは?)
「現在重要なのは正しい先発メンバーを選ぶことだと思います。身体的な疲労、メンタル的な疲労や怪我などを考慮した上で、明日のトレーニング後に決めたいと思います」

(鳥栖戦後に「より多くの選手を入れ替えていればよかった」と話していたが、G大阪戦はフレッシュな選手を使おうという考えなのか?)
「鳥栖戦が終わった後のことですが、より多くのフレッシュな選手を使っていてもよかったというところからそういう発言をしました。明日のトレーニングを行った上でメディカルスタッフから情報をもらい、その時点での状況を把握したいと思っています。ですので、現時点では日曜日の先発メンバーは決まっていません」

(少し前の話だが、AFCチャンピオンズリーグを制して得たアジアのタイトルはマチェイ監督自身にどういう意味を持つのか?)
「非常に光栄なことです。もちろんACL(AFCチャンピオンズリーグ)を獲れたことはすごくうれしいことですが、チームを決勝まで導いたのは私ではなく、リカルド(ロドリゲス)前監督です。私は決勝しか戦っていません。私に言えることは決勝で勝ったということだけです」

(マチェイ監督はポーランドでは4回リーグ優勝していると思うが、レッズはアジアで3回優勝した一方、J1リーグでは1回しか優勝したことがない。カップ戦で強いチームとリーグで強いチームの違いもあると思うが、リーグで優勝するためにはどんなことが必要だと考えているのか?)
「まずは安定性だと思います。できるだけ高いパフォーマンスを、年間を通じて維持することだと思います。そして1年の中には、現在の我々がそうであるように、難しい時期があります。その中でのスタッフのマネジメント能力も問われると思います。そして、2、3週連続で勝ち点を取りこぼしてしまうことがあれば、優勝を目指すことはできないと思います」

(マチェイ監督はACL決勝を一つの節目としてチームを変化させるようなことを言っていたが、本来やりたかったことをACL決勝に向けて少し我慢したこともあると思う。もう一度、自分なりのアイデアを落とし込みたいと考えていることはあるのか?)
「決勝が終わりましたので、チームに変化をもたらしやすい状況になったと思います。コーチングスタッフとも話し合っていて、例えばフォーメーションもいろいろなアイデアが出ています。そういうことは今後試していくことになると思いますが、結果を残さなければいけないということは忘れずに取り組んでいきたいです」

(鳥栖戦はシュートを数多く打ったが、それまでのJ1リーグ9試合での平均シュート数は7本程度だったと思う。守備の安定を図ったのはACL決勝のためだったと思うが、これからチャンスやシュートを増やすために具体的に考えていることはあるか?)
「より攻撃的にプレーしたいと思っています。今後の試合では決定機を増やしていきたいと思っています。ですので、トレーニングでもアタッキングサードでの形をたくさん取り組んでいます。改善点がたくさんある部分だと思います」

(ACLという大きなタイトルを獲ったことで、チームに悪い意味でのやりきった感、燃え尽き感がなければいいと思っているが、チームのメンタリティーやムードをもう一度高めていく上で大切にしていることやチームに声掛けしていることはあるか?)
「また勝利に飢えたハングリーな状態をつくり出さなければいけません。そして、選手たちにも繰り返し言っていることは、『ピークに達することは難しいが、ピークにい続けることの方が難しい』ということです。そして私は監督としてしっかりとチームを観察し、チームが受け身にならないように、そして気を抜いたりしないようにしなければいけないという難しい仕事を行わなければいけません」

(先ほど「チームに変化をもたらしやすい状況になった」と話していたが、チームの総合力が上がってきている手応えを感じているのか?)
「私が来てからの4ヵ月で、あらゆる面でチームは進歩していると思います。ただ、成長の余地はまだまだ残っていると思います」

(一番進歩していると感じているところは?)
「私がレッズに来た当初、多くの方々からもらったアドバイスの中に、『先に点に取られると逆転できない』というものがありました。それはメンタルのところですので、そこをまず変えようと思いました。そして選手たちも、そういった状況でも闘えるようになってきています。特にキャプテングループの選手たちがよくやってくれていると思います。そしてメディカルスタッフを含めた全スタッフがそういったところでも力を貸してくれています。そしてピッチ上に目を向けますと、戦術的な比率、特に守備のところでかなり良くなっていると思います」

(次の対戦相手であるG大阪の印象は?)
「G大阪のことを考えると、まずはボールポジション率が高いところだと思います。しっかりとボールがキープでき、その数字はJ1リーグでも1位です。相手のビルドアップのところも分析していますので、簡単に私たちの陣内でプレーさせません」

(G大阪戦はACL決勝を含めたホーム3連戦の3試合目であり、Jリーグ30周年記念マッチにもなっているが、意気込みはどうか?)
「しっかりとハイプレスをかけてゲームコントロールしたいと思います。ただ、賢くプレーすることが必要だと思います。ボールをポゼッションするチームに対して、自陣でボールを奪ってカウンターを仕掛けるということも有効になると思います。そういったところからの失点が多いチームでもありますので、ボールを奪った後の切り替えのところでしっかりと仕掛けることができれば、チャンスも生まれると思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

「勝利に飢えたハングリーな状態をつくり出さなければいけない」マチェイ スコルジャ監督(定例会見 5/12)

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