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伊藤「6万人のファン・サポーターと共に、絶対に勝って優勝します。一緒に闘いましょう」

5月2日、トレーニング後に伊藤敦樹がオンラインでメディアの質問に答え、6日に埼玉スタジアムで行われるAFCチャンピオンズリーグ2022 ノックアウトステージ 決勝 第2戦 アルヒラル戦の意気込みを語った。

【伊藤敦樹】
(第1戦は厳しかったと思うが、「大丈夫だ」と思える瞬間があったとしたら、どんなプレーがきっかけだったのか?また、アルヒラルのチームや選手を理解するなど第2戦につながると思えたことはあるか?)
「相手にボールを持たれて押し込まれる展開になることは想定内でしたし、入りの15分は相手が勢いを持ってくるので気を付けようという話をしていた中であの時間帯に失点してしまいましたが、そこで崩れることはありませんでした。そこから少し前からプレッシングに行くようになり、自分のところで引っ掛けて興梠(慎三)選手にパスを出し、シュートまでは行けませんでしたが、ああいう場面が増えてきたときに『大丈夫だ』と少しは思えました。

相手はボールをまわすのは上手でしたが、自分たちがゾーンをつくって侵入させないということは想定していました。ホームではもう少し前から奪いにいくシーンを増やしたいと思いますが、相手は2トップに個が強力な選手がいますし、ボランチの選手が前にいくことで少しバランスが崩れてそこを使われてしまうことも怖いので、バランスを見ながらプレーしたいです」

(第1戦で途中からインターセプトを狙う場面が増えたが、余裕ができたのか?)
「余裕ができたというよりは、早い時間に失点してしまって、ボールを奪いに行かなければいけない、自分のところで行きたいと思ってああいったプレーが増えました。それは個人の判断でしたが、連動して前の選手も追ってくれていましたし、後ろの選手もついてきてくれました。余裕ができたというよりは、みんなにその意識があったからだと思います」

(第1戦は伊藤選手にとって初めての中東でのゲーム、初めての完全アウェイ、初めてのACL決勝だったと思うが、試合前の雰囲気や試合に臨む際の気持ちや、スタンドの真っ青な中に赤い一角を見たときの気持ちはどうだったか?また、ホームで第2戦を迎えることへの気持ちはどうか?)
「自分にとって初めての経験、あそこまで完全アウェイの試合も初めてでしたし、中東での試合も初めてでした。ウオームアップのときから独特な雰囲気がありましたし、自分たちへのブーイングもすごかったですが、レッズのファン・サポーターの声はウオームアップのときから試合中もずっと聞こえていました。その声が聞こえたことで心に余裕ができたというか、安心感がありました。相手のサポーターは試合が進むにつれて静かになっていったことをピッチで感じていましたので、その分、自分たちも行けるぞという雰囲気になりやすかったです。そういう雰囲気も中東のサポーターならではなのかと感じました。

アウェイゴールをとって1-1という結果で日本に帰ってきて、今後は自分たちのホームである埼玉スタジアムで闘うことができます。1-1で帰ってこられて優勝できるかもしれないという雰囲気になり、余裕を持ち過ぎて試合に挑んでしまうと痛い目を見ると思います。アルヒラルは強いチームなので、そういう雰囲気を持たずに気を引き締めたいです。相手は点を取らないといけませんので、勢いを持って来ると思います。気持ちはしっかりと引き締めて臨みたいです」

(第2戦に臨むにあたり、西川周作選手は「いつも通り挑むことが大事」と繰り返していたが、第1戦の伊藤選手はいつも通り自分のプレーをしていたと思う。どのような準備をしていつも通りのプレーができたのか?第2戦はいつも通り臨むためにどんなことを意識したいか?)
「試合に向かう準備では、試合前のルーティンやスタジアムに入ってからの流れは自分としてはアウェイでも変わらずにスケジュール通りにできました。そういう準備はどの試合でも大事ですので、自分としても意識しながら試合に入りました。アウェイでは初めてのスタジアムでしたし、タイムスケジュールもACLならではだと思いましたので、少し難しいところもありましたが、うまく試合に入れました。そういう準備は大切だと思いながらいつも準備しています。第2戦はいつも以上に人が入って素晴らしい雰囲気になると思いますが、上がり過ぎず、Jリーグなど埼玉スタジアムで闘うときと同じような準備をして、いつも通りの平常心で臨みたいです」

(伊藤選手から見てマチェイ スコルジャ監督はどういう監督か?)
「ミーティングでもチームスピリットという言葉よく出ますが、規律やチームとして何が大事かを大切にしている監督です。規律を大事にしていて、チームに何が必要かを強調されていますので、素晴らしい監督だと思います。すみません、言葉にするのは難しいですね」

(1戦目の75分にアルヒラルがアブドゥラー オタイフ選手を入れて4-4-2から4-3-3に変えたり、レッズも前線2枚を代えていたりしたので難しい状況だと思われたが、落ち着いて対応していたように見えた。ピッチ内ではどのように話し合って対応したのか?)
「相手のフォーメーションがどうこうよりも、自分たちが4-4-2で中を締めることはどの相手に対しても変わらずにできていましたので、今までのJ1リーグで積み上げてきたことがACL決勝の第1戦でもよくできていたと思います。相手のフォーメーションが変わっても崩れず、うまく守れていたと思います」

(伊藤選手は子供のころからレッズが好きで、アジアの大会に臨んでチャンピオンになった姿も見てきたと思う。ACLやチャンピオンへのおもいをどのように抱えながら育ってきたのか?
「ACLはレッズの中でも特別な大会だと思いますし、自分も小さいころから見ていて、ACLになると特別な盛り上がりがありましたので、そういう大会だということは知っています。選手になってもACLの舞台は簡単に立てる舞台ではありませんし、決勝というアジアナンバーワンを決める戦いに来ることも簡単ではありません。次はホームですが、ここで勝つか負けるかで選手としてのキャリアも変わると思いますので、優勝してレッズのファン・サポーターの方々とみんなで優勝の喜びを分かち合って盛り上がりたいです」

(ACL決勝の舞台でどういうプレーを見せたいか?)
「6万人近く入ると思いますので、いつも通りのプレーをして、体を張って闘って走って、勝って優勝を決めたいです。欲を言えば自分がゴールを決めて勝てたら一番いいですし、そこは常に狙いながら、堅い試合をして優勝したいです」

(レッズのファン・サポーターへのメッセージや第2戦の意気込みはどうか?)
「第1戦を1-1で終え、最低限の結果で埼玉スタジアムに戻れます。6万人のファン・サポーターの方々と共に、絶対に勝って優勝します。一緒に闘いましょう」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

伊藤「6万人のファン・サポーターと共に、絶対に勝って優勝します。一緒に闘いましょう」

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