MENU

NEWS

第9節 vs 川崎「レッズらしい闘いで勝ち点を得る。さあ、サウジアラビアへ」

23日、浦和レッズはアウェイの等々力陸上競技場で明治安田生命J1リーグ 第9節 川崎フロンターレ戦に臨んだ。

レッズは、前半からチャンスをつくりながらも0-0で折り返し、後半に入ると先制を許したものの、途中出場のブライアン リンセンがゴールを決め、1-1で引き分けた。

前半の立ち上がりは川崎の攻撃を受ける時間帯もあったが、DF陣の力強い1対1の守備や適切なカバーリングでしっかりと守り、10分を過ぎると相手ゴールに迫る回数を増やしていく。

高い位置でのボール奪取から関根貴大のミドルシュート。自陣でのボール奪取の後、素早い攻撃で小泉佳穂のスルーパスから大久保智明が敵陣ペナルティーエリア内に侵入、興梠慎三のフリックから関根がリターンパスを送って興梠のシュート。敵陣であらゆる選手が関与しながらパスをつなぎ、明本考浩のクロスから興梠がヘディングシュート。それぞれゴールには届かなかったが、多彩な攻撃を繰り出していった。

その後も裏のスペースを突く速い攻撃と焦らずにビルドアップしていく攻撃を織り交ぜながらゴールを目指す。中盤や自陣ゴール前での強度の高い守備、ハイボールに対する西川周作の積極的かつ的確な対応などで失点はもちろん、決定機らしい決定機をつくらせなかった。

後半も立ち上がりから勢いよく攻撃に出ながらも、48分に失点を喫してしまう。同点に追いつくべくすぐさま攻撃を仕掛けていくレッズの選手たちは、51分には高い位置でパスをつなぎながら、最後は荻原拓也の低い位置からのクロスを興梠が頭で合わせたが、ボールは相手GKの正面に飛んだ。

その後もしっかりと前進していくビルドアップや素早いボールの奪い返し、そしてセカンドボールの回収などを含め、敵陣でのプレー時間を長くしてゴールへ迫っていく。

66分には自陣でボールを奪われてペナルティーエリア内への侵入を許すピンチもあったが、マリウス ホイブラーテンが体を張ってシュートブロック。追加点を許さなかった。

まずは1点が欲しい状況の中、マチェイ スコルジャ監督は73分に大久保に代えてリンセンをピッチに送ったのに続き、80分には岩尾 憲、関根、興梠に代えて柴戸 海、早川隼平、安居海渡を投入する。

するとそのわずか1分後の81分、左サイドで複数の選手が連動しながらパスをつなぐと、早川が相手に囲まれてボールを失いそうになりながらもキープして前方へパス。スペースへ抜け出した荻原が滑り込みながらワンタッチで中央へパスを送ると、リンセンが右足ワンタッチでシュート。これが見事ゴール右側に決まり、同点に追いついた。

同点で満足せず、その後も敵陣で何度もボールを奪い返しながら攻撃を仕掛けていく。アディショナルタイムに明本、早川が打ったシュートは決まらず、惜しくも逆転には至らなかったが、最後まで勝利を目指して闘い抜いた。

勝ち点3を得るには至らなかったが、前半から攻守にわたって自分たちらしい闘いを見せ、途中出場の選手たちも結果を残しながらJ1リーグで勝ち点を積み重ねたレッズ。試合終了後から再開したファン・サポーターの大音量の応援を受け、公式戦11試合負けなしの状態で、チームはサウジアラビアに向かうことになった。

次戦は、4月29日(土・祝)20時30分(日本時間26時30分)からアウェイのキング・ファハド国際スタジアムで行われるAFCチャンピオンズリーグ2022 ノックアウトステージ 決勝 第1戦 アルヒラル戦となる。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】







PARTNERパートナー

  • ポラスグループ
  • Nike
  • 三菱重工
  • 三菱自動車
  • エネクル
  • DHL
  • ミンカブ・ジ・インフォノイド
  • チケットぴあ