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興梠「僕たちはファン・サポーターのみなさんに支えられている」

15日、明治安田生命J1リーグ 第8節 北海道コンサドーレ札幌戦後、興梠慎三がPKでのゴールの感想やファン・サポーターの応援への感謝の気持ちを語った。

(PKについては?)
「監督に怒られました(笑)。決められる自信はありましたし、何か蹴りたくなりましたね。譲ってくれた(アレクサンダー)ショルツに感謝したいです。チームの決まり事なので、そこはしっかり守らないといけないと思いますけど、決められて良かったです」

(自分から蹴りたいと言ったのか?)
「そうですね、ショルツに言いました。あいつもすごく蹴りたそうな顔はしていたんですけど、『慎三が言うなら』ということで譲ってくれたので、感謝しています」

(相手が札幌だったからPKを蹴りたかったのか?)
「僕はもう蹴ることはないと思っていたんですけど、何か蹴りたくなっちゃいましたね。札幌相手だったからかもしれないですし、埼スタであの雰囲気で、PKは時が止まる瞬間で、全員に注目されている中で蹴るPKには、気持ちいいものがあります。以前は自分がPKを蹴っていたので、『もう一回味わいたいな』とふと思った、という感じです」

(相手の選手が退場になった場面については?)
「(中村)桐耶に関しては、昨年一緒にプレーしたチームメートでしたので、僕からこういうアドバイスを言うのはどうかと思いますが、『あの対応はダメだよ』と言いました。彼自身も能力はあるし、これからの選手なので、あそこは飛び込んでくるのではなく、遅らせることが大事だと思います。あそこで奪い切れればよかったと思うのですが、結果として退場になっているので、あそこは飛び込むところではない、というのは彼にも言ったし、彼もそれをしっかり聞き入れてくれました。彼にはこれを機に、またどんどん成長していってほしいと思います」

(相手が10人になったことで、しっかり守備を固めようという相手に対して難しくなった時間帯もあったのでは?)
「そうですね、攻撃が売りのチームなので、1人退場になったことで、特に前半は0-0で締めようと、ピッチ内でも選手同士で言っていました。引かれた相手に対して崩し切ることができなかったのは、今のウチの課題だと思います。その中で、1ゴール決められれば相手も出て来ないといけなくなりますし、そこで何点かは取れるだろう、という感じはありましたので、ショルツがいい形で決めてくれて、そこからは想像通りに4点取れました。それはすごくいいことだと思います。ただ、失点は余計でした」

(埼玉スタジアムで取れたゴールについては?)
「僕がレッズにいた一昨年のシーズンなどは、コロナ禍で声出し応援ができませんでした。久々に声出しで、あの雰囲気の中でやれたことで、『やっぱり浦和レッズはすごいな』と改めて感じましたし、僕たちはファン・サポーターのみなさんに支えられていると、改めて思いました」

(ホセ カンテ選手と一緒にピッチに立ってみてどうだったか?)
「真ん中でドシンと構えてくれるのかと思っていたら、意外にサイドに顔を出しに行ってさばいて、という感じでした。2トップになったときには僕がそっちの役割をしようと思っていたので、ちょっと予想外でしたね。退場にはなりましたけど、あの気迫はACL(AFCチャンピオンズリーグ2022)ではすごく脅威になると思いますし、彼のコンディションが上がっていくことがチームにとってプラスになると思います。今回の退場を誰も責めてはいないですし、これからもっと良くなるのではないかと思います」

(試合後、ペトロヴィッチ監督から言葉はかけられたか?)
「『家族は大丈夫か?』みたいな。温かい人です。レッドカードの状況などについてはいろいろ言っていましたけど、僕もまだシーンを映像で見ていないので、見てみたいと思います」

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【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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