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「攻撃的にプレーし、より多くの決定機をつくりたい」マチェイ スコルジャ監督(定例会見 3/14)

3月14日の公開トレーニング後、マチェイ スコルジャ監督の記者会見が行われ、一般公開でトレーニングを行った感想や3月18日(土)15時から浦和駒場スタジアムで行われる明治安田生命J1リーグ 第5節 アルビレックス新潟戦の意気込みを語った。

(昨日、ホセ カンテ選手の完全移籍加入が発表されたが、いつくらいから試合に起用したいと考えているのか?)
「彼が新しい血を注入してくれると思いますので、できるだけ早くピッチ上で彼の姿を見たいと思っています。攻撃面でのパフォーマンスがまだよいと言えるところまで行っていませんので、彼が上げてくれればと思っています」

(カンテ選手のどういうプレーに期待しているのか?)
「ホセは常にチームのことを考えてプレーできる選手です。スキルもあるだけではなく、ボールを持ったときに賢いプレーができます。ですので、ゴールだけではなくアシストも期待しています」

(カンテ選手はポーランドでもプレーしていたと思うが、そのときから今話されたような印象を持っていて、Jリーグにも適応できると考えたのか?)
「ポーランドでプレーしていたときは、そのときのポーランドリーグのベストストライカーの一人でした。性格も大事だと思っています。彼と一緒に仕事をした指導者たちと話をしましたが、非常に性格も良く、ハードワークし、ポジティブなエネルギーをチームにもたらすと聞いています」

(前節は首位のヴィッセル神戸、今節は無敗のアルビレックス新潟と勢いのあるチームとの対戦が続くが、新潟の警戒しているポイントと勢いのあるチームとの対戦で大事になることはどんなことか?)
「我々にとって簡単なスケジュールではありません。アウェイで神戸に勝つことができましたので、ホームで新潟に勝つための準備をします。この前の試合では規律がキーポイントだったと思います。特に守備の規律です。新潟に勝つためには神戸戦よりたくさんの決定機をつくらなければいけないと思います。神戸戦より攻撃的にプレーし、より多くの決定機をつくりたいと思っています」

(J1リーグで開幕2連敗したときはショックを受けたと思うが、2連勝して勝敗を五分に戻して心境は落ち着いたか?)
「雰囲気や自分たちが行動する上で、結果は大きな影響があります。2連敗した後、流れを変えて勝利に持っていくことは簡単なことではありませんでしたので、選手たちのハードワークを評価したいです。そして、我々が目指しているパフォーマンスのことを考えれば、まだまだそこから遠いということは現実的に捉えていますし、そこに到達するためにはこれからもさらなるハードワークが必要になってくると思います」

(攻撃面をストロングポイントにするために、相手ゴール前でどんなプレーが必要なのか?)
「焦れずにプレーすること、そして冷静さを持つことだと思います。ペナルティーエリア内に侵入するとナーバスになってしまうことが多いと思います。それは経験不足から来るところもあると思います。(興梠)慎三以外にJ1リーグのシーズンで10ゴール以上を取った選手はいません。そういうところは私も忍耐強く見なければいけないと思いますが、同時にどのようにすれば彼らをサポートできるかということも考えなければいけません」

(選手たちが連動して動けるようにしなければいけないのではないか?)
「連係のレベルはまだ高いとは言えません。相手陣内で自分たちがボールを持っているとき、サイドバックやボランチがもっとサポートできればと思っています。相手陣内でよりボールをポゼッションすることによってアドバンテージをつくることができると思います。あとはポジションチェンジです。ウイングやトップ下がポジションを入れ替えながらプレーすることだと思います。それは今までもトレーニングしてきていますし、明日とあさってのトレーニングでもそういうことを行い、土曜日に向けて改善したいと思っています」

(神戸戦はチームのスプリント回数が117回でそれまでの3試合より少なかったにもかかわらず勝利したが、新潟戦は通常のようにスプリント回数を増やしていきたいのか?)
「新潟は今、好調だと思います。今は大きな自信を持ってプレーしている状況だと思います。そしてフィジカル面も重要になってきます。スプリントはたくさん必要になると思います。なぜなら、新潟は守から攻への切り替えがすごく得意だからです。FWとトップ下の連係が素晴らしいと思います。それに対応するためのスプリントが必要です」

(政府の新型コロナウイルス感染症対策が緩和されてきて、公開トレーニングも増えてきているが、マチェイ監督がプライベートで経験したいことはあるか?)
「たとえば来週は富士スピードウェイに行きたいと思っています。伝説的なサーキットです。ニキ ラウダとジェームス ハントの伝説的なレースも行われた場所を見に行きたいと思っています」

(F1が好きなのか?)
「9月24日も楽しみです。F1の日本グランプリが行われる日です。機会があれば、日本でもグランプリを見たいと思っています」

(スピードが好きなのか?)
「F1は好きです。スピードだけではなく、レース中の戦術的な判断も面白いです。非常にエキサイティングなスポーツだと思います」

(マチェイ監督がレッズの監督になったのは今季からだが、昨季まではコロナ禍などによってなかなか公開トレーニングができなかった。こうしてたくさんのファン・サポーターの方々に見られながらトレーニングすることをどう感じているか?)
「私にとっては非常にいいことです。ただ、選手たちにプラスアルファのプレッシャーを感じさせる状況でもあると思います。3対2のトレーニングは少し前にも行いましたが、今日よりそのときの方がうまくできていました。今日はプレッシャーがあったみたいですね(笑)」

(選手のプレーに自然と拍手が起こる場面がたくさんあったが、試合でもそんな場面をたくさんつくりたいのではないか?)
「戦術トレーニングでどうしても非公開にしなければいけない日も出てきますが、今日のような日にファン・サポーターの方々に入っていただけると、本当にいい雰囲気の中でトレーニングできます。また、私のキャリアの中でもここまでたくさんのファン・サポーターの方々がアウェイゲームに行くことは初めてです。本当にチームの力になっています」

(F1では戦術的な判断も面白いと言っていたが、サッカーに生かされていることはあるのか?)
「特徴が全く違う2つの競技です。プレッシャーがかかる時間のない状況で判断を下すところが面白いです。いつタイヤを交換するのか。それはいつ選手を交代するのかということと共通しているところはあります。ただ、サッカーとF1では比較しにくいところはあります」

(試合の中で予想しないことを相手がしてきて戦術を変えなければいけない場合、選手に自由に判断してほしいのか?それともマチェイ監督がいくつか用意したことを実現してほしいと考えているのか?)
「ピッチ上で選手が判断して対応することが理想的な姿だと思います。後半が始まってしまえば、私が何かを変えるチャンスはあまりありません。そこは選手たちと協力し合いながら行っています。メインの決断は監督が下すべきだと思いますが、分析担当もずっと試合を見ています。彼らとも通信しながら、改善点があれば話し合ったりします。ですので、状況を分析して監督が判断するということがメインになりますが、ピッチ内で選手が判断しながらプレーすることも大事だと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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