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安居「応援してもらえていて今がある。感謝の気持ちしかありません」

4日、明治安田生命J1リーグ 第3節 セレッソ大阪戦後、安居海渡がJ1リーグ初ゴールの感想やファン・サポーターの応援への感謝の気持ちを語った。

(ゴールの瞬間の率直な感想は?)
「素直にうれしかったです。逆転勝利のゴールを自分で決められたことがまずうれしいのと、そこまでしっかりとみんなが持っていってくれたということで、全員で取ったゴールだと思っています」

(ミドルシュートはアピールポイントの一つだと思うが、ボールが目の前に来た瞬間はどんな感覚だったか?)
「トラップせずに打とうと思いましたが、近くに明本(考浩)選手がいて、明本選手も打とうと思っていたでしょうが、自信があったので後ろから『スルー』と声を掛けたらスルーしてくれました。力を抜いて打てたことで良いところに行ったと思っています」

(チャンスをつかんで結果を出すという良い流れができたのではないか?)
「自分自身、戦えるという自信はありましたので、開幕戦もそうですし、(横浜F・)マリノス戦も出られなかったことが悔しかったです。トレーニングでしっかりとシュートを見せることができていましたので、それで今回メンバーに入れてくれたと思っています。それが結果として出たのでよかったです」

(本来はもう一列後ろが自分のポジションだという感覚はあるかもしれないが、マチェイ スコルジャ監督はトレーニングキャンプの際に安居選手をトップ下で試したということも言っていた。そういうプレーができると認識されているのではないか?)
「マチェイ監督は10番のポジション(トップ下)で僕を使いたいのではないかと思っています。監督からは『前からのプレスやシュートも良いものを持っているので、そういうものをどんどん出せるのはもう一つ高い位置ではないか』という話がありました。僕からも『ボランチで出られずにトップ下で出られるチャンスがあるならそこでも戦う』という話もしました。少しの時間ではありましたが、そういうところが結果として出たと思います」

(プロ1年目の昨シーズンはチーム内での評判を聞くと出場機会が少ないのは不思議だったが、自信に現実がついてこなかったことをどう消化しながらここまでやってきたのか?)
「正直に言うと悔しい気持ちがかなりありました。トレーニングでいやになることも多少はありましたが、腐ったら意味がないといろいろな選手から言われていました。昨年は江坂(任)選手など、いろいろな選手が自分のことを気に掛けてくれましたし、やる気にさせてくれていました。今年も『お前はやれるから大丈夫』と言ってくれる人が多いです。試合に出られなくても自分の良さを分かってくれる選手がいますし、自分を出すことは大事だと思っています」

(ゴールの場面はボールが来る前や打った瞬間、あるいはボールを見ながらなど、感覚的にはどのタイミングで決まると思ったのか?)
「蹴った感触が良かったということもありますが、感覚で決まると思いました。ボールが来たら打とうという意識がありましたので、その意識がシュートに乗った感覚です。どこが空いているかは見えていませんでしたが、試合に出る前に『チャンスがあったら打て』ということも言われていましたし、それをしっかりと実行できたことがゴールにつながったと思います」

(自分が試合に出ることや勝敗を左右することを望んでいたと思うが、実際にどうすればそうなれるとイメージしていたのか?)
「いつチャンスが来るか分からない状態で自分は必死にどこかで見せないといけないという気持ちがありました。ボランチとしてここがすごいということは多少あると思いますが、ずば抜けて何かがすごいということは出しづらいと思っていました。それがトップ下になり、分かりやすくゴールが近くなりましたので、そこで決めることでアピールになるということが考えとしてはありました。そういうところを意識した感覚です。ポジションが変わるとプレーも変わると思いますし、コンビネーションも含めて順応していくには時間も必要ですが、選手とのコミュニケーションを大事にしています」

(試合後にヒーローインタビューがあり、チームから少し遅れて一人でスタジアムを一周したときの感覚はどうだったか?)
「応援してくれているんだなとすごく感じました。いつもはみんなと一緒に周っていて、自分のことなんて見られていないだろうというネガティブな考えもありました。Jリーグで初めてゴールを決めて自分のゴールで勝利することも初めてで、一人で周っているときにファン・サポーターの方々から『ありがとう』という声が聞こえて、うれしいという気持ちが一番大きかったです。応援してもらえていて今があると思っていますので、感謝の気持ちしかありませんでした」

(埼玉出身だが、浦和駒場スタジアムに思い入れはあったのか?)
「(流通経済)大学の2年のときに天皇杯でここで浦和レッズと戦いましたし、浦和駒場にはいろいろな思い出があります」

(そのときの雰囲気は覚えているか?)
「そのときも声出し応援がありましたが、今日ほどの応援ではなかったと思います。それでも応援がすごいと思いましたが、今日はそれを遥かに超えてきた応援でしたので、とても力になりました」

(ゴールを意識しているということだが、居残りでシュート練習するなど何か特別なことはしていたのか?)
「居残りでシュート練習をしていなくはありませんが、そこまでしているというわけではありません。全体トレーニングの中でのシュートをどれだけ決められるかをしっかりと意識しています。終わって一人で練習するというよりは、監督も見ている状況で自分にプレッシャーをかけた方が練習になると思っています。全体トレーニングの中では手を抜かないことを意識しています」

(全体トレーニングの中で手応えはあったのか?)
「決めるシーンも結構ありましたので、それが良いイメージになったと思います」

その他のコメントや試合写真は、サイトメンバーズにてご覧いただくことができます。
■サイトメンバーズ(月額330円/税込)はこちら→https://sp.urawa-reds.co.jp/
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【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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