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2023シーズン 新加入選手記者会見

6日、埼玉スタジアムのボールルームにて、2023シーズンの新加入選手記者会見が行われた。



マチェイ スコルジャ監督の就任記者会見に続いて行われた新加入選手記者会見には、今季より完全移籍で加入した髙橋利樹と吉田 舜、期限付き移籍から復帰した興梠慎三と荻原拓也、浦和レッズユースから昇格した堀内陽太、土田尚史スポーツダイレクター(SD)、西野 努テクニカルダイレクター(TD)が出席した。

【西野 努テクニカルダイレクター(TD)】

「みなさんこんにちは、そしてあけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします。

久しぶりの対面での記者会見で、さすがにいつもと違う空気があって緊張しております。ここに並んでいる選手たちも相当緊張している様子はありますが、できるだけ和やかな雰囲気で進めていければと思います。

今期の補強についての説明ですが、基本的にはメディアのみなさんの質疑でお答えしていければと思っていましたので、まずは選手たちの紹介をさせてもらえたらと思っております。

では、一人ひとり紹介していきますので、そのあとに各選手からコメントをいただければと思います。

まずは北海道コンサドーレ札幌からの復帰となります、興梠慎三選手です。もう説明は多くは必要ないかと思います。チームの平均年齢も若くなっております。その中で彼の持っている経験はもちろん、ピッチ上ではまだまだ衰えていない得点力にも期待したいと思いますし、いろいろな意味でチームの中、ピッチ上での存在感を期待しています」

【興梠慎三】

「こんにちは、まさか37歳になって新加入記者会見に出るとは思っていなかったので、この場を借りて、またこの浦和レッズに戻ってこられて、土田さん(土田尚史SD)をはじめ、西野さん、チームの関係者のみなさまに、本当に感謝しています。ありがとうございます。

今年37歳になりますけれども、過去に阿部ちゃん(阿部勇樹)や平さん(平川忠亮)、そういう人たちのチームに与えた存在感を身近に感じて近くで接していたので、その偉大な選手たちと同じような立ち振る舞いができたらと思っています。

個人的にはもちろん、試合に出て活躍するのは大切だと思いますけれども、チームのために全力でサポートして、試合に出たらゴールで結果を出せるように頑張りたいと思います。怪我なく1年間を終えて、全部のタイトルを獲れるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします」

西野TD
「続いてロアッソ熊本からの新加入、髙橋利樹選手です。FWの選手で、浦和レッズのトップに求めるものは攻撃力だけでなく守備力もあり、労をいとわない、走り続けて相手を追いまくる守備力、そしてクロスに対する入り方、得点力というところに大きな期待をしております」

【髙橋利樹】

「ロアッソ熊本から加入することになりました、髙橋利樹です。今日、初日の練習を終えて、いろいろな選手と話す機会がありました。1日でも早くこのチームに慣れて、自分の持ち味である前線からの守備や得点というところでチームに貢献したいと思うので、これからよろしくお願いします」

西野TD
「続きまして、京都サンガF.C.からの復帰となります、荻原拓也選手です。2年半ほどチームを離れてJ2のクラブ、J1のクラブで経験を積んできてくれました。各プレーの質はもちろん、持ち味の攻撃力のところも磨きがかかって、J1で優勝を狙う浦和レッズにとっての戦力になると判断して、戻ってきてもらいました」

【荻原拓也】

「こんにちは、2年半ぶりに浦和レッズに復帰しました、荻原拓也です。まず、2年半の期限付き移籍の期間を経てここに戻ってこられたのは、本当にうれしく思っています。チーム関係者の方々に感謝します。この2年半で自分が成長してきたことを、ピッチでのプレーで自分の力を最大限還元したいと思います。

ジュニアユースからこのチームで育ってきて、感謝の気持ちというものをしっかり出して、チームを勝たせられる存在としてやっていきたいと思っています。よろしくお願いします」

西野TD
「続いて、大分トリニータからの新加入となります、吉田 舜選手です。浦和レッズのGK陣はポジション争いが非常に厳しいところですが、チームの求めるものとして、11人目のフィールドの選手のようにしっかりとビルドアップに関われる素質を持った、そして今後の浦和レッズの戦力になるという期待をして、加入をしてもらいました」

【吉田 舜】

「大分トリニータから加入いたしました、吉田 舜です。自分の長所もそうですが、みなさんに愛されるよう、プライベートからもピッチからも精いっぱい頑張っていきますので、よろしくお願いいたします」

西野TD
「続いて最後となります、ユースからの昇格となります、堀内陽太選手です。中盤の選手で、運動量が豊富で、ピッチをカバーするエリアが広いです。さまざまなプレーの質が高い選手となっています。もちろん、フィジカル面やテクニック面ではもっと向上の余地はありますが、将来の浦和レッズの戦力として期待をし、プロ契約をさせていただきました」

【堀内陽太】

「みなさん、こんにちは。浦和レッズユースから昇格しました、堀内陽太です。まずは小さい頃からずっと憧れてきたこの浦和レッズというチームでプロ生活をスタートできることを、とてもうれしく思っています。これから厳しいプロの世界に飛び込んでいくということで、難しいことも多いと思いますけれども、今まで自分を支えてくれてきた方々への感謝を忘れず、自分らしく精いっぱいサッカーに取り組んでいければと思っています。みなさんに応援されるような存在になっていきたいと思いますので、これからよろしくお願いします」

西野TD
「本日ご紹介する新加入選手は以上の5名となります。先ほど土田SDが申しました通り、ウインドーが開いている限りは、出ていく可能性も入ってくる可能性もまだあります。編成が完了したとはまだ言えませんが、また決まり次第、お知らせできればと思っております」

【質疑応答】
(荻原選手に伺います。埼玉県出身の選手として、期限付き移籍で出ているときに、どのような思いで浦和レッズを見ていたのか?)
荻原拓也
「プロ生活を浦和レッズでスタートして、思うようなシーズン・キャリアを送れなかったので、出場機会を得るために期限付き移籍で出ました。そのときは悔しい気持ちでいっぱいでしたが、一歩外に出たときに感じたのは、浦和レッズは本当に偉大なクラブで、大好きなクラブだと改めて思いましたし、2年ぶりに帰ってこられたことに対しても本当にワクワクというか、楽しみな気持ちでいっぱいです」

(興梠選手に伺います。同じく1年間、どのような思いで浦和レッズを見ていたのか?)
興梠慎三
「行くときの決断は、本当に苦しかったです。ここにいる土田さんとはしょっちゅう話をして、結果的に僕のわがままで札幌に期限付き移籍という形で行かせていただきましたが、もちろん自分だけの考えではなく、レッズのファン・サポーターのみなさん、そして共にずっと闘った選手と離れるというのは、すごく辛い決断でしたけど、今になっては、その決断には一つの後悔もないですし、自分自身、この1年一生懸命札幌のために闘ってきましたので、悔いはないです。

簡単には浦和レッズに戻ってこられないことは分かっていたので、なるべく試合に出て活躍して、成長した自分をもう一度ここに帰ってきてみなさんに披露したいと思っていたのですが、怪我もあって思うような結果は出せませんでした。こんな僕ですけど、(土田)尚史さんや浦和レッズ関係者のみなさんが僕を戻してくれたので、感謝の気持ちでいっぱいです」

(髙橋選手にお伺いします。髙橋選手は埼玉栄高校出身で、高校まで埼玉でプレーしていたが、一度外に出て、また埼玉に戻ってきて、浦和レッズというクラブで埼玉スタジアムのピッチに立つところに関しての思いや、どのように今シーズン活躍していきたいかという意気込みをお願いしたい)
髙橋利樹
「自分が学生の頃から、地元の浦和レッズというクラブは、常に優勝争いをしているクラブでした。自分も埼玉スタジアムに足を運んで試合を見させてもらった機会は本当に多かったです。常に優勝争いをしているこのクラブに自分が加われることは本当に光栄なことですし、それと同時に、自分にも優勝争いをしていかなければいけない、優勝しなければいけないという責任も感じます。その責任に、自分がゴールという形で貢献できればいいなと思います」

(興梠選手にお伺いします。AFCチャンピオンズリーグの決勝が5月にあるが、興梠選手自身はACLでの日本人最多得点者であり、優勝の経験もある。ACLに対する思いについては?)
興梠慎三
「昨シーズン、レッズにいた選手たちが頑張って決勝の舞台まで作ってくれました。今シーズンは決勝に出られるということで、対戦相手はまだ決まっていませんが、おそらく過去に対戦したチームが上がってくると思っていますので、借りを返したいという気持ちでいっぱいです」

(全選手に伺います。先ほどマチェイ スコルジャ監督が「競争力のあるチーム作り」と言っていたが、どういったプレーでアピールしてポジションをつかんでいきたいか?)
興梠慎三
「もちろん、競争力はチームにとって大切なことだと思いますので、走りまくりたいと思います」

髙橋利樹
「自分のポジションはFWなので、もちろん得点という形でチームに貢献したいですけれども、それ以外にも自分の特長である前線からの守備であったり、背後への抜け出しであったりで、チームに貢献したいと思っています」

荻原拓也
「プレー面のことで言えばいろいろありますけど、自分の特長である攻撃力などを存分に出していきたいと思っています。2年半で何が成長したかと言えば、試合に出て経験を積めたことによって、勝敗に責任を負えるような立場でプレーできたことなので、このチームで試合に出ることはもちろん、チームの勝敗の責任を負えるようにやっていきたいと思っています」

吉田 舜
「GKは11人目のフィールドプレーヤーなので、後ろからボールをつないで攻撃の起点になれるようにすることと、GKというポジションは1つしかないので、出場できないときが長いと思いますが、そういうときに謙虚におごらず、頑張っていきたいと思います」

堀内陽太
「浦和レッズのボランチは、日本でもトップレベルの選手たちが何人もいると思います。その中で、ユース時代では試合を組み立てる部分だったり、チームを鼓舞していくかけ声だったり、そういう部分を強く意識してやってきたので、それをプロの世界でより練習から磨いていって、そこで勝負することももちろんですが、今までのプレープラスアルファで得点力、自分も攻撃に参加して試合を決められる、そういうプレーで勝負していけたらと思っています」

(髙橋選手に伺います。興梠選手から、どんなことを盗みたいか?)
髙橋利樹
「地元が埼玉ということで、スタジアムの応援席から、興梠選手のことは見てきました。今シーズンは一緒にやらせていただけるということで、見るのとピッチでプレーするのとでは全然違うと思います。盗めるものは全部盗ませてもらいたいと考えています」



【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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