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「自分たちの強さをしっかりと見せ、チームとして戦い、勝利を収めたい」リカルド ロドリゲス監督(定例会見 10/28)

10月21日にオンラインで行われた会見でのコメント

(前節から2週間以上空き、先週の流通経済大学とのトレーニングマッチではいい結果を残したが、この2週間で意識させたことや手応えはどうか?)
「この2週間は横浜F・マリノス戦への準備をテーマに進めてきました。我々のいろいろなプレーが要求されるような試合になると思います。横浜FMが現在このポジションにいるのは、選手たちの質の高さと層の厚さによるものだと思います。我々もできるだけいい状態でこの戦いに臨みたいと思います。シーズンを通じて今季は怪我人の問題がありましたが、その影響が次の試合にもあります。この試合がレッズの未来に向けたいい試合になるようにベストを尽くしたいです」

(前回の対戦では0-3から追いついているので苦手意識はないと思うが、戦いのポイントになるのは相手が課題にしているハイラインの裏とセットプレーではないかと思うが、その点の見解はどうか?)
「F・マリノスは非常にいいチームですが、パーフェクトではありません。30分で3点取ることもできますが、前回の対戦では30分で3失点することもありました。昨季は我々がホームで勝った相手ですが、ACL(AFCチャンピオンズリーグ)の決勝までに戦う試合で最も厳しいゲームになると思います。横浜FMは今季ACLも戦い、アジアでもレベルが高いチームです。ACLでは少しよくない時間があった中で負けてしまいましたが、我々も自分たちの力を90分間出し続けなければ厳しい試合になると思います。横浜FMの札幌戦を見ていても、個でも解決できる力も持っているチームですが、我々もしっかりとチームとして戦い、勝利を収めたいと思っています」

(横浜FMは優勝が懸かっており、自分たちの力で何かをつかみ取ろうとしている。一方でレッズは目の前で優勝を決めさせなくないなど、相手に何かをさせたくない、嫌なおもいをしたくないという選手もいるが、そのようなモチベーションは試合にどう影響すると考えているか?)
「それぞれさまざまなモチベーションの持ち方があると思いますが、私は監督として残り2試合で2勝を収め、勝ち点を50に伸ばし、できれば6位、7位と今より高い順位に行きたいと思っていますが、柏レイソルや鹿島アントラーズが勝ち点を取っていけば自力では行けないという側面もあります。相手が優勝を阻止したいという考えは私の中にはありません。現在、優勝争いをしているチームのホームで戦うことによって、自分たちの立ち位置を測ることもできるゲームだと思います。ですので、この試合でしっかりと勝ち点3を取れるゲームプランを考えながら挑みたいと思います」

(2試合トータルの考え方かもしれないが、今分かっている中での最大の力を出そうと考えるのか?それとも若手選手を起用したり新たなことを試したりするなど先に向けた投資のようなことを考えるのか?)
「未来に向けての投資は非常に複雑なテーマだと思います。私は常に状態のいい選手たち、そして選手のいい組み合わせでベストチームを作って今シーズンを戦ってきましたし、この試合でもそうしたいと思っています。このようにしたいけど今はこの選手が起用できないということもあったりしますが、それぞれの試合の時点でのベストなメンバーの組み合わせで戦いたいと思います。その組み合わせにはベンチメンバーも入ってきます。試合の最後の25分、30分は非常に重要な時間帯だと思っています。できるだけ高いレベルでプレーしたいと思っていますが、そうすることによって将来につながるとも思っています」

(今シーズンは上位も勝ち点がそれほど多くなく、いずれにせよ優勝チームも勝ち点は60台になる。ここ数年にない少なさだが、今シーズンのJ1リーグをどう考えているか?)
「今シーズンは我々にとって非常にタフなものになりました。5つの大会を戦うことによって、大変な面もありました。J1リーグに関して言うと、34試合のシーズンになりましたので、昨シーズンと比べると4試合少ない、つまり勝ち点が12少ないというリーグになりました。Jリーグはどのカテゴリーも競争力が非常に高く、簡単に勝てるリーグではないと思いますので、以前も言いましたが、層の厚さが必要だと思います。勝つことを考えてもそうですし、取りこぼしがないようにするためにもそれが必要です。今シーズンはゴールポストに当たったり退場者が出たりして、さまざまな要因で取りこぼした試合が多かったと思います。充実したメンバーで安定して戦うことが重要だと思いますし、それとともにJ1リーグの優勝を目指す場合は、もしかするとJ1リーグに集中することも必要かもしれません。同時にたくさんの大会で戦う難しさもあると思います」

(「最後の25分、30分は非常に重要な時間帯」が重要とも言っていたが、横浜FM戦で勝ち点3を取るためのゲームプランで大切にしたいことは?)
「横浜FM戦だけではなく、どの試合でも試合の最後の方でゴールが生まれるデータやスタッツがあると思います。そこでしっかりと戦う準備をしなければいけません。横浜FM戦に関して言いますと、相手のプレスが強いので、自分たちもしっかりと走る準備ができていなければいけないと思います。私はFWにファーストDFになること、いいプレスをかけていい守備をすることを要求していますし、特に前線に疲れた選手が出てくると思いますので、交代してフィジカル的にもリフレッシュさせることがゲームプランとしてあると思います」

(そういった意味でも関根貴大選手の離脱は痛いのではないか?)
「怪我人が出ますと、武器が減るということになりますので、違ったオプションを探す作業になりますが、今季はそれが少し多かったと思います」

(F・マリノスは優勝が懸かる一方、引き分けや負けの場合は順位を逆転される可能性もある。さらに2試合連続無得点で焦りもあると思うが、相手の心理状態をどう読んでいるか?)
「あまりそういったところは考えていません。他会場がどうかといったことも考えず、自分たちがシーズン終盤でいかにいい状態、そしていい雰囲気で試合に臨み、自分たちの最高のレベルを見せながら勝利につなげることができるかということに集中しています」

(トレーニングに復帰した犬飼智也選手の状況はどうか?)
「今シーズン、彼が出場することはありません。今はウオーミングアップとできるところまでトレーニングに入っていますが、その部分が終わればリハビリも続けています。来シーズンはできるだけ早いタイミングでプレーできることを臨んでいますが、この試合もアビスパ福岡戦も彼が出場することはありません」

(先週の会見でブライアン リンセン選手のコンディションがまだ上がっていないという話があったが、その点も含めてリンセン選手とキャスパー ユンカー選手の連係などはどう考えているか?)
「リンセン選手の現在のコンディションはあまりよくはありません。そしてキャスパーとのコンビネーションに関しては、2人ともポテンシャルが非常に高い選手で、サンフレッチェ広島戦でも良かったですが、チームが10人というより8人プラス2人という状態になってしまうこともあったりします。リンセンもフェイエノールトにいたときはプレスでも2度追い、3度追いするタイプの選手でしたが、怪我からは復帰したもののフィジカル的に状態が整っていないと思います。ですので、攻守にわたるプレーの連続性をまだ取り戻せていないと思います。あまり詳しくは言えませんが、状態があまりよくないということは言えます」

(今年のJ1リーグは残り2試合だが、来年のACL決勝から逆算して貴重な公式戦の2試合という考え方もできると思う。そう考えたときに今年の残り2試合をどう使いたいを思っているか?)
「ACLの決勝までのトレーニングマッチを含めた試合を考えると、トレーニングキャンプ中のトレーニングマッチはお互いに100パーセントではない状態でプレーすると思いますので、横浜FM戦と福岡戦が実戦を戦いながら準備を進めていく上で重要な試合になると思います。福岡戦も相手が全てを懸けて戦うゲームになると思いますが、横浜FM戦はACLでも決勝に進む候補だったチームとのアウェイゲームということもあり、我々の現在の状態を確認するためにもいい試合になると思います。ACLの決勝ではマリノスと同等、またはそれ以上に強いチームと戦う可能性もありますから、現在の状態を確認する試合でもあります」

(結果もそうだが、ACL決勝への期待も感じさせることが期待されるのではないか?)
「横浜FMとの試合でずっと守ってセットプレーで点を取って勝つということでは十分ではないと思います。しっかりと自分たちの安定したプレー、ボールのキープ力や自分たちの強さをしっかりと見せながら戦いたいと思っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

「自分たちの強さをしっかりと見せ、チームとして戦い、勝利を収めたい」リカルド ロドリゲス監督(定例会見 10/28)

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