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第32節 vs 鳥栖「ゴールへの意欲を示し、ホームで勝利!」

8日、浦和レッズは埼玉スタジアムで明治安田生命J1リーグ第32節 サガン鳥栖戦【MATCH PARTNER ぴあ】に臨んだ。

レッズは、前半からゴールに向かう姿勢を見せてキャスパー ユンカーのゴールで先制すると、後半に小泉佳穂のゴールでリードを広げる。その後は1点を返されたものの、2-1で勝利を収めた。

この試合では前節のサンフレッチェ広島戦でレッズ加入後初めて公式戦に出場していたブライアン リンセンが先発出場。キャスパーと2トップを組んだ。

前半の主導権を握ったのはレッズだった。ボールを奪うと前に空いたスペースに素早くボールを運び、鳥栖ゴールに迫っていく。試合の立ち上がりからゴールと勝利の意欲を感じさせるプレーが続いたが、6分の大久保智明が上げたクロスに対し、キャスパーだけではなくボランチの岩尾 憲がゴール前に飛び込んだのはその象徴のようなプレーだった。

ボールを失ってもリンセン、キャスパーが必死にプレスバックするなど、素早く切り替えてボールを奪い返す。ポゼッションやパス本数では鳥栖に上回られたものの、それは前方にチャレンジした浦和に対し、鳥栖が最終ラインや中盤、レッズの守備の前でボールをまわした結果だった。鳥栖がレッズのゴール前に侵入することも皆無ではなかったものの、ゴールに向かう回数はレッズが上回った。

39分には自陣ペナルティーエリア内で立て続けにシュートを打たれたが、西川周作のセーブ、岩尾のブロック、大畑歩夢のゴールライン手前でのクリアと体を張ったプレーで失点を許さない。

そしてその一連の流れで相手のクロスを西川がキャッチすると、アレクサンダー ショルツ、小泉を経由して岩尾が右サイド前方にフィード。これを受けた大久保が相手の股下を抜いて突破すると、ゴールエリア付近までドリブルで持ち運び、相手GKを引きつけてパス。そしてゴール前に飛び込むリンセンに引き寄せられるように固まった相手DFから離れフリーになったキャスパーが左足ワンタッチで押し込み、40分に先制に成功した。

1点リードで後半に入ると立ち上がりの50分、ボールを失った後に素早く切り替えて大畑、キャスパーが続けて敵陣でプレッシャーをかけて鳥栖にボールを下げさせると、小泉が前を向いた状態で相手のパスを奪って勢いそのままにドリブルでペナルティーエリア内に侵入し、左寄りの位置から左足で思い切りよくシュート。これがゴール右に決まり、リードを2点に広げた。

62分にはディフェンスラインの裏への抜け出しを許して1点を返されたものの、選手交代を使いながら崩れることはなく試合を進めていった。

82分には自陣ゴール前から岩波拓也が大きく蹴り出すと、60分からリンセンに代わってピッチに入っていた松尾佑介が圧倒的なスピードで抜け出し、ドリブルで敵陣ペナルティーエリアに侵入してシュート。しかしボールは相手GKの正面。3点目を奪うことはできなかった。

さらに87分には敵陣で大久保がボールを奪うと、相手を1人かわしてスルーパス。敵陣ペナルティーエリアの左に抜け出した松尾が放ったシュートは左ポストに阻まれてゴールとはならなかったが、1点リードで時間が少なくなる中、しっかりと守りながらゴールも狙っていく姿勢を見せた。

その後も守備陣を中心に失点を許さず、前線ではボールをキープして時間をつかいながら試合を進め、試合終了。J1リーグで4試合ぶり、公式戦で6試合ぶりの勝利をホームの埼玉スタジアムでつかんだ。

次戦は、10月12日(水)19時30分から埼玉スタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ 第27節 北海道コンサドーレ札幌戦【MATCH PARTNER DHL】となる。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】







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