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リカルド ロドリゲス監督 広島戦試合後会見

明治安田生命J1リーグ 第31節 サンフレッチェ広島戦 試合後のコメント

「まず攻撃の部分において、特に前半の終盤あたりの大事な時間に点を取ることができていれば、もしかしたら展開が変わっていたかもしれません。ただ、相手は非常に強力なチームですし、その相手に対して全部ができなかったわけではなく、もちろんできたところもあります。

そして失点の部分では、ああいった形で失点しないようにさらに積み重ねていかないといけません。防げる失点だったと思っています。もちろん、つないでいくところに我々も努めていますが、ときにはひっくり返すところも、我々の考えとして持たなければいけないと思います」

[質疑応答]
(今日はコンディションが悪かったのか、プラン通りにいかなかったのか、何がうまくいかなかったのか?)
「まず、我々のビルドアップのところで相手のプレスにはまってしまいました。相手に対して中盤の数的優位をつくりながら、フリーの選手はいたのですが、なかなかそこまでうまくボールを運べなかった、というところが一つ大きくあると思っています。そしてそうした中で、つなぐだけではなく、相手の背後を狙っていく意図ももちろんあったのですが、そのスペースになかなか速いボールを入れることができませんでした。あとは先ほど話したとおり、前半の良かった時間帯のときに決めきれなかったところは、改善点だと思っています。

後半は交代をしながら状況を一変させることができたと思っていますが、またも失点をしてしまって、そこで我々としてはやれることがかなり限られるような展開になってしまったと思います。先ほど話した通り、つなごうとするときにうまく突破できているのか、そしてそれがうまくできないとき、それを繰り返してしまっているときにどうするべきなのか、という判断をチームとしてより磨き上げていかないといけないと思います。

広島に関して言えば、つなごうとはしますが、時には前線に蹴る判断もしています。我々としてはもちろんそこのところを武器にしないといけないのですが、時には簡単に前線に入れるところも選択肢の一つとして持てるようにしていきたいと思います」

(ブライアン リンセン選手の今日の評価は?)
「彼はまだスタートから出られるようなメディカルコンディションではないので、少しずつやっていくということで、途中から入りました。状況が状況でしたので、予定していた時間よりも少し長くプレーしましたが、推進力というところで、彼はチームに勢いをもたらしてくれます。もちろんキャスパー ユンカーもそれを後半のチームに与えてくれたと思います。

チームとして良かった時期が1ヵ月くらい前にあって、今はチームとして非常に悪い時期に入ってしまっています。いろいろな理由があると思います。インターナショナルマッチウイークや、他の選手たちのコンディションが落ちるような状況がありました。ここから我々は全員で立ち上がって次に進んでいけるようにしたいと思います。ブライアン(リンセン)選手に関して言うと、彼はチームにプラスを与えてくれる存在だと思うので、こういった暗い状況の中から抜け出していけるように、彼も貢献してくれると思いますし、チーム全体として戦っていければと思っています」

(2試合で8失点してしまっているが、守備についての見解と、5試合勝ちがない現状でサポーターからブーイングもあったが、この現状をどのように捉えているか?)
「先ほど話したように、1ヵ月前には非常に良かった時期がありました。そこでACL(AFCチャンピオンズリーグ)などで大きな消耗もありました。ACLで戦っていく上で、簡単ではない相手との試合を連戦で戦ってきた代償もありますし、コロナで何人かの選手が離脱する場面もありました。そういった部分で、個人とチームがコンディションを落としてしまったところがあって、今は当然、いい状態ではないと思っています。ただ、この状況を打破するように、我々は今、努めているところです。

ファン・サポーターのみなさんがブーイングをするのは当然のことだと思っています。やはり浦和の文化として考えるならば、彼らが勝ちを求めるのは当然ですし、クラブが掲げた目標が大きいからこそ、我々は責任を持って戦っているわけです。パフォーマンスとして求められているものを出せていないのは、一つの事実だと思います。しかしファン・サポーターのみなさんも、試合が終わるまで我々を後押ししてくれましたし、最後まで応援してくれました。これに関しては、本当に大きく感謝しています。

試合が終わった後にブーイングがありましたが、彼らは当然のリアクションをしたと思っています。それは我々のプレーがよくなかったからで、至極当然のことです。先ほどもロッカールームで選手たちと話しましたが、今シーズンの残りの試合に我々がどのように臨んでいくか、しっかり立ち上がれるかどうかは、もちろん私もそうですし、選手、そしてクラブ全体がしっかりとリアクションして、全員で戦っていくことが大事です。ただ一つ、このチームの全員が今、浦和レッズが最高の状態に戻れるように努めているところです。誰一人その誓いを欠かさずやっているので、なかなかうまくはいっていないですが、今後そういうふうに戻っていけると思っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

リカルド ロドリゲス監督 広島戦試合後会見

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