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「1試合ずつしっかりと戦い、できるだけ高い順位を目指したい」リカルド ロドリゲス監督(定例会見 9/30)

9月30日にオンラインで行われた会見でのコメント

(YBCルヴァンカップ準決勝の後やトレーニングが再開した際に選手たちにどんなことを伝えたのか?)
「セレッソ大阪(C大阪)戦は上回られてやりたいことを消された試合でした。セレッソは分析がうまく、特に前半は我々が止められていたような試合でした。コンディションもセレッソの方がよりフレッシュな状態でプレーしているように見えるほど、我々は高い強度でプレスをかけることができていませんでした。しかし、J1リーグでも勝ち点15が残っていますので、最大の努力を続けながら、できるだけ高い順位、難しいかもしれませんが、4位以上を目指しながら戦っていきたいです。アビスパ福岡戦が終了するまで、しっかりと浦和レッズのカラーを守っていきたいと思っています。選手たちにはそういうことを伝えました」

(年明けにAFCチャンピオンズリーグの決勝が控えている中、今年はJ1リーグで上位を目指す戦いしか残されていないが、来季を見据えた戦い方と全力で今季のJ1リーグで上位に行く戦いではどちらの優先順位が高いと考えているのか?)
「その両方です。チームを成長させ続けながら、しっかりとプレーして勝ち点を取ることによって、来年のACL(AFCチャンピオンズリーグ)決勝、そして来季に向けての準備になると思いますので、全てがつながっていると思います」

(C大阪戦はチーム対チームでピッチを広く見て上回っていこう、相手の隙を突いていこうという姿勢は理解できたが、相手と1対1になったところで個々の選手がどれだけ頑張れるかも大事になるかと感じさせられる試合だった。個々の成長についてどう感じるか?)
「ACLの後、複数の選手に新型コロナウイルス感染症の陽性判定が出て、そこでコンディションを落としてしまった選手たちがいます。復帰後もボールコントロールやパスなどの精度が落ちてしまっている状態でプレーしている選手もいます。疲れの蓄積もあるかもしれません。たとえば8月は全員が非常にシャープで、個のところでも非常に良いプレーができていたと思います。(ダヴィド)モーベルグもそこまで非常に良かったと思っています。彼は少しコンディションが落ちた状態でプレーしていて、負傷してしまっているという状況です。他にも違和感を抱えながらプレーしている選手もいたりしますが、今週はしっかりとトレーニングができましたし、来週もそういう時間が取れますので、しっかりとチームとしても状態を上げていきたいと思っています。間接的に、新型コロナウイルス感染症が何人かの選手のコンディションやレベルに影響しています」

(浦和レッズは伝統的にカップ戦に非常に強くタイトルの数も多いが、J1リーグでは一度しか優勝したことがない。リーグを勝つチームとカップ戦で爆発力があるチームの違いをどう考えているか?)
「まずメンバー編成から始まると思います。リーグを勝つためには層の厚さが必要になってきます。質の高い選手をしっかりとそろえ、良いサブメンバーを持たなければいけないと思います。メンバーを交代したり、変更したりしてもしっかりとレベルが維持できることが必要です。それをどのポジションでも行わなければいけません。今季はたとえば横浜F・マリノスは4敗しかしていません。レッズは7敗です。もう一つ、こちらは個人的な意見になりますが、リーグに集中するということがもしかしたら必要かもしれません。現在の日本のタイトなスケジュールでは、カップ戦の優先順位を落としながらも、J1リーグに集中していくことがもしかしたら必要かもしれません」

(ラスト5試合の大きなテーマは先ほどお聞きしたが、もう少し細かくピッチ上で大事にしたいことは?)
「選手それぞれが本来のレベルを取り戻すこともこの5試合で必要だと思っています。ACL前後の7月、8月が今季の浦和レッズの最も良い時期でした。そこと比べると、動きの鋭さなどが少し停滞している状態ですが、今シーズンでもFUJIFILM SUPER CUP 2022を獲った後、新型コロナウイルス感染症の陽性判定が複数の選手に出て影響があったように、波はあると思います。もう一度、その波を高いところに持っていくことが必要だと思いますが、今週のトレーニングを見ていますと、良くなってきていると思います。サンフレッチェ広島戦では、それぞれの個としてもチームとしても高いレベルでプレーする必要性がある試合ですので、それをしっかりと見せたいと思います」

(今季のJ1リーグは引き分けが多いが、過去6シーズンの浦和レッズの残り5試合を見ると、最高で勝ち星を挙げたのは2018年の3勝だった。昨季は1勝2分2敗だった。2019年、2020年は1勝もできず、シーズン終盤はファン・サポーターの期待に応えられていないことになるが、今年の残り5試合を何勝で終わらせようと考えているのか?)
「もちろん残り5試合で5勝したいという気持ちはありますが、1試合ずつしっかりと戦っていきたいと思います。ファン・サポーターの方々と共にしっかりと闘ってACLの決勝に進むことができましたが、そこから疲労の影響も受けました。現在の浦和レッズをしっかりと見つめ、まずは広島に勝つことを考えたいと思っています」

(最近のリカルド監督の話の中に「疲労」という言葉がよく出るが、監督自身は疲労しているのか?)
「自分は疲労をできるだけ感じないようにしたいと思って過ごしています。サッカー以外の瞬間で、できるだけ自分の体調を整えようとしています。J1リーグを最後までしっかりと戦い、良いシーズンの終わり方をしたいと思っています。まずは広島戦で勝利の道に戻りたいと思っています」

(ホームでの広島戦はお互いにチャンスをつくりながら決めきれずに0-0で終わった試合だったと思うが、現在の広島の印象はどうか?)
「いい印象を持っています。偶然あの順位にいるチームではないと思っています。堅い守りができる3バック対する攻撃は大変だと思いますが、しっかりと良いゲームを戦い、勝利に導きたいと思っています」

(メディアはトレーニングを見られていないが、広島に勝つために今週はどんなトレーニングをしたのか?)
「オフ明けは強度が高く、早い思考や判断を下すようなトレーニングを行いました。その後はゲームプランを浸透させるトレーニングを積み、技術、戦術、フィジカルコンディションを整えるものにしました」

(ブライアン リンセン選手が残り5試合で出場する可能性はあるのか?)
「このシーズンの残り5試合でリンセン選手が出場する可能性はあります」

(リンセン選手が出場する場合、どんなことに期待したいか?)
「かなり長い期間、見ていた選手であり、シーズンの初めからいてほしかった選手です。プレス、ゴール、コンビネーションなど、私がFWに求めるものをそろえていると思います。負傷してしまったことは非常に残念でした。残り5試合に絡み、しっかりとチームに順応して、その中でパフォーマンスを発揮していけるようになってほしいと思っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

「1試合ずつしっかりと戦い、できるだけ高い順位を目指したい」リカルド ロドリゲス監督(定例会見 9/30)

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