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全北現代モータースFC戦 試合後公式会見

AFCチャンピオンズリーグ2022 ノックアウトステージ 準決勝 全北現代モータースFC戦 試合後のコメント

【リカルド ロドリゲス監督】
「準決勝の舞台で、素晴らしい試合ができました。チームはこの勝利にふさわしいプレーをしたと思っています。相手に攻撃される部分はありましたが、そこで大きなチャンスをつくられたわけではありませんし、カウンターでいくつか危ない場面もありましたが、流れの中では危ない場面はなかったのかなと思います。90分間の前後半では最後の最後にキャスパー ユンカーのビッグチャンスがあり、もしかしたらそこで試合を決めることができていたかもしれませんが、延長戦に入りました。延長戦では失点による衝撃を受けましたが、その後も諦めず、酒井宏樹がうまくボールを奪ってからゴールラインを割りそうなところまでしっかりと運び、クロスを入れたところからゴールにつながってPK戦に持ち込むことができました。
PK戦では全員が自信を持ってプレーしていたと思います」

【酒井宏樹】
「試合前から、タフな試合になることは予想できました。実際、日韓対決としてすごく熱い試合だったと思います。僕らはホームの試合でしたけど、そのアドバンテージを十分に生かすことができたかは分かりません。非常に難しい試合だったと思います。

ただ、勝利を諦めることなく一丸となって120分闘った上で、次のステージに進むことができたことに対し、今はすごくチームを誇らしく思っています」

[質疑応答]
(延長戦での同点ゴールの場面では、捨て身のタックルからボールを奪ってクロスを上げた後、座り込んだままゴールを見ていたが、どういう思いだったか?)
酒井宏樹
「正直、そのシーンはあまり覚えていません。ただただ負けたくない気持ちだけで走っていましたし、おそらくフィールド上の僕ら11人はその思いを共有できていたからこそ、ゴールがうまれたと思います。本当に、決まって良かったな、という気持ちです」

(アジアでチャンピオンズリーグを獲ることは酒井選手にとって目標の一つとして掲げていたと思うが、あと一歩というところまで来た、今の気持ちは?)
酒井宏樹
「昨年の夏に(オリンピック・)マルセイユからレッズに移籍してきて、当時は家族も代理人も含めて誰一人、この移籍に賛成の人はいませんでした。ただ、この移籍が成功だったかどうかは僕自身が証明するしかないと思っていましたし、そのためにはこの大会を獲ることが非常に必要だと思っています。まだ何も成し遂げていませんが、東地区で優勝でき、ACL(AFCチャンピオンズリーグ)全体の決勝に進めたことは、僕にとって非常に大きなことです。それを成し遂げられたことについて、本当にチームメート、スタッフに感謝したいと思います」

(PK戦に入る前、西川選手ときつく抱擁を交わして送り出していたが、PK戦で勝つための策も授けていたように思えた。PK戦に向けて、どのような対策をしていたか?)
リカルド ロドリゲス監督
「ジョアン(ミレッ)GKコーチの指導のもと、PK戦のメカニズムというか、やり方がありまして、その質は非常に高いものだと感じています。西川周作、そしてキッカーは自信を持って挑むことができたでしょうし、相手にとってはとても難しい、簡単ではない状況だったと思います。
我々のファン・サポーターがあれだけ熱い応援をしてくれたことに感謝していることは言うまでもありませんが、JリーグやJFA(日本サッカー協会)の大きな努力・サポートのおかげで埼玉スタジアムでのセントラル開催が実現できたので、そのことに対してもありがたく思っています。全員の仕事のおかげで、決勝進出が果たせたと思います。

選手、スタッフ、それから浦和ファミリーを非常に誇りに思いますし、ACL決勝の舞台を日本を代表して戦えることは、監督としても誇らしいことです。選手たちも、同じように感じていると思います」

(79分にキャスパー ユンカー選手・明本考浩選手・江坂 任選手を3人同時に交代出場させたが、120分の闘いの中で、彼ら3人のクオリティーはとても大きかったと思う。彼らは先発ではないが、彼らの存在や力をどう感じているか?)
リカルド ロドリゲス監督
「選手にとって、スタートから出場したいという思いは当然あると思いますし、それは全ての選手がそうだと思います。スタートから出る選手たちが大事だと思われがちですが、私にとってはそうではなく、全員が大事です。スタートで出た選手、試合が終わる時にピッチにいる選手、そういった1試合を通しての存在が大事だと思っています。

今回で言えば小泉(佳穂)、松尾(佑介)がうまくプレーをしてくれましたが、キャスパー ユンカー、江坂、明本、トモ(大久保智明)、馬渡(和彰)、柴戸(海)、安居(海渡)などいろいろな選手がいる中で、誰が出てもチームにプラスに働くようなプレーをしてくれただろうと思っています。以前の試合では、より簡単な展開もありましたが、今日のような拮抗した試合の中で、彼らの存在は非常に大事になってきます。ACLの期間中、そのように思っていました。スターティングメンバーを決めるのも簡単ではなかったのですが、その中で全員がしっかりプレーしてくれたことに非常に感謝しています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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