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BGパトゥム ユナイテッドFC 試合前日会見

21日、埼玉スタジアムでAFCチャンピオンズリーグ2022(ACL) ノックアウトステージ 準々決勝の試合前日公式会見が行われ、BGパトゥム ユナイテッドFCからは手倉森 誠監督、フィティワット スクジッタモカル選手が出席し、明日の試合に向けて意気込みを語った。

【手倉森 誠監督】
「サワディー クラッ。昨季のACLのラウンド16で敗れてから1年が経ち、その壁をクラブとしてとして破ることができました。日本開催のラウンド16でも浦和駒場スタジアムで突破を決めた後、クラブとしてはどうしてもこの埼玉スタジアムで試合をしたいという選手たちの意欲が高く、明日は思う存分、暴れるだけだという気持ちになっています。

おそらくこの先、東地区で韓国勢、日本勢が勝ち上がっていくだろうという大方の予測があると思いますが、韓国のチームは勝たなければいけないというプレッシャーがあるでしょう。我々は新興勢力として、アジアの底上げの意欲を思う存分発揮し、Jリーグファン、日本国民にタイのサッカーの可能性を示したいですし、タイ国民にタイを引き上げていくというBGPの覚悟を示していきたいと思います」

【フィティワット スクジッタモカル】
「チームが準々決勝まで突破できたことをうれしく思いますし、ここ埼玉スタジアムで試合ができることを誇りに思っています。明日は存分に自分のプレーを見せたいと思います」

[質疑応答]
(手倉森監督に質問です。タイのクラブで初めてのACLベスト8を果たした後の試合ということで、選手たちにどんな声を掛けてどのようにモチベートし、どのような気概でこの試合に臨もうと考えているのか?)
「日本でのJリーグチームとの試合なので、何を話してモチベーションを上げようかと考えたときに、たくさん思い浮かび過ぎるのでミーティングが長くなるのではないかと思っています。ベスト8が今大会の目標でしたが、それを果たした後、達成感はもちろん感じますが、果たした後の満足感にあまり浸り過ぎると危ういという話はしなければいけないと思っています。

勝負師として、目標達成できた後にまた高みを目指して戦う意欲をかき立てられるかどうかを試される試合だと思いますし、そうめったにないチャンスが目の前にあるということを認識しなければいけません。ベスト8を勝ち取った後、目の前に4強があるわけですから、4強を果たせたときのタイ国民の反応を思い描いたら、ものすごいことに挑戦するということに対してのチャレンジ精神をかき立てて戦わせないといけません。ホームの浦和のサポーターの前で戦うこと、またBGパトゥム ユナイテッドFCのクラブ、選手にとってものすごい圧力の中で戦うことは、これから我々が成長するためにはいいシチュエーションだと思っています。鍛え上がるゲームだと認識しながら挑みたいと思います」

(手倉森監督に質問です。日本人はアジリティーがある、小回りが利く、テクニックがあるという言われ方をすると思うが、そのようなイメージでタイ人選手を見たときにどのような特徴や可能性を感じているか?)
「敏捷性は日本人と同等くらいの資質はあると感じていますし、フィジカル的なところでの筋力の付き方はものすごく強さがあると思います。ただ、サッカーのゲームの流れにおいてのスピードの緩急の持久力は、まだ高まる余地が残されていると思います。学ぼうとする姿勢がものすごく高いので、いい試合やいい指導に巡り合えれば、急速に発達する国だと感じています」

タイリーグの選手たちはJリーグのクオリティーにすごく憧れがありますし、コレクティブなサッカーに対しては、タイのチームはまだまだ伸びしろを残していると思います」

(手倉森監督に質問です。タイリーグはシーズンのスケジュールがJリーグと異なっていると思うが、その点での難しさや対策はあるか?)
「そこの難しさを他チームは感じながら今シーズンのACLを戦っているのだろうと思いました。グループステージのときは我々やジョホール(・ダルル・タクジム)、傑志はシーズンの終盤でチームが出来上がっているときに戦うことができましたが、川崎(フロンターレ)や(ヴィッセル)神戸や浦和はシーズンが開幕して間もないタイミングでのグループステージでしたので、相当苦しみ、川崎が敗れるという事態が起こりました。

そして今回は、ジョホールや傑志、我々がシーズン開幕を迎えたタイミングでのノックアウトステージ、でもJリーグ、韓国勢はシーズンの半ばを過ぎてチームが出来上がりつつあるところで、そこに移籍があったり、いろいろとチーム条件が違ったり、チームを変えなければいけない状況の中ですが、コンディションは整っているはずだと思います。そういう意味で、傑志、ジョホール、我々は難しさを感じているタイミングだと思いますが、BGPに関してはそこをターゲットにしてきましたので、うまくマネジメントできたと捉えていますし、逆に一発目のラウンド16でJリーグ、韓国勢と当たらなかったことは非常に幸いだったと思っています。

個人的にはJリーグのときにACLを一度経験していましが、今回BGPに来てACLに臨んだときに、今は秋春制のシーズンを戦っていますが、そのシーズンの中で戦う方がACLは戦いやすいと個人的には感じています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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