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第23節 vs 川崎「鮮やかに、J1リーグ3連勝!」

30日、浦和レッズは埼玉スタジアムで明治安田生命J1リーグ 第23節 川崎フロンターレ戦【MATCH PARTNER DHL】に臨んだ。

レッズは、試合開始早々に伊藤敦樹がゴールを決めて先制すると、さらに松尾佑介が追加点。後半は1失点こそ許したものの、終了間際に岩尾 憲がゴールを決め、3-1で快勝した。

キックオフから敵陣に相手を押し込んでいたレッズは開始早々にゴールを奪った。

4分、江坂 任の鋭いパスを右サイドで受けたダヴィド モーベルグがフェイントを入れながら右足でクロスを送ると、江坂にボールが渡る前にこぼれ球を回収していた伊藤がゴール前に走り込んでヘディングシュートを決めた。

先制直後は川崎にボールを持たれる時間もあったものの、9分にはレッズの左サイドからのクロスをレアンドロ ダミアンにバックヘッドで合わせられたシュートを西川周作が下がりながらゴールの上に弾き出す見事なセーブで防いだ。

17分には勢いそのままに2点目を奪う。岩波拓也の縦パスをセンターサークルで受けた松尾が左サイドに展開して縦に走ると、関根貴大がグラウンダーの鋭いスルーパスでリターン。これを受けた松尾はスリップしてしまったものの、伊藤がカバーしてパスを送り、松尾がワンタッチでシュート。鋭い右足の振りで放たれたボールはゴール左に決まり、リードを広げた。

その後も安定した試合運びを見せたレッズの選手たち。38分には自陣ペナルティーエリア内の左から入れられたボールをレアンドロ ダミアンに合わせられたが、目の前のシュートに西川が反応してビッグセーブ。失点を許さなかった。

後半は前半よりも川崎の攻撃を受ける時間が長くなったが、レッズの選手たちは慌てるそぶりもなくしっかりと守り続ける。ナイトゲームとはいえ、23日のパリ・サン=ジェルマン戦に続いて飲水タイムが設けられる暑熱下での試合となったが、選手が代わりながら足を止めずに闘い続けた。

72分には途中出場の柴戸 海の守備から同じく途中出場の馬渡和彰がボールを奪って縦につなぐと、前半終了間際のGKとの1対1や直接FKで惜しい場面を迎えていたモーベルグがドリブルで進み、ペナルティーエリア手前の右45度の位置から左足でシュート。GKに阻まれたが、3点目を奪いにいく姿勢を見せた。

79分にはビルドアップから岩尾のパスを右サイドのモーベルグが頭で落とすと、馬渡がスルーパス。途中出場でJ1リーグ5試合ぶりのピッチに立ったキャスパー ユンカーが相手ディフェンスラインの背後に抜け出したが、飛び出したGKにクリアされた。

82分にはPKで失点を喫したものの、84分に相手のCKをパンチング、その後のクロスをキャッチして西川がしっかりと防ぐと、直後の85分だった。スローインから右サイドを抜け出したキャスパーが斜め後方にパスを送ると、先発出場したこの時間帯でも抜群のスピードで相手の後ろから飛び出し、ゴールライン際まで突破した関根がグラウンダーでマイナスのクロス。これをゴール前に走り込んだ岩尾が押し込む。岩尾のレッズ加入後初ゴールで試合を決定付けた。

その後もアディショナルタイムにキャスパーが左サイドから入れたクロスを途中出場の安居海渡がゴール前に飛び出して合わせれば、レアンドロ ダミアンのバイシクルシュートを西川がセーブするなど、最後までしっかりと闘い抜き、2018年8月1日以来、川崎にJ1リーグで4年ぶりに勝利するとともに、今季初のJ1リーグ3連勝を果たした。

次戦は、8月3日(水)19時30分から豊田スタジアムで行われる、JリーグYBCルヴァンカップ プライムステージ 準々決勝 第1戦 名古屋グランパス戦となる。

【松尾佑介】
(ゴールシーンを振り返ってどうだったか?今日の試合は相手のアンカーの脇をうまく使えていたと思うが、狙いはどうだったのか?)
「あまりセンターバックが出てこないことは少し時間が経ってから言われていましたので、そこで一つボールを受けて展開できましたし、そこから連続的に動き直して空いているスペースに走り込めたということがあのゴールにつながったと思います。伊藤(敦樹)選手も僕の近くにいてくれることでああいうゴールが生まれたと思います」

(23日にパリ・サン=ジェルマンと戦ったことで得たこともあったと思うが、今日の試合に生かせたのか?)
「高いレベルの相手と戦うことで発見もありましたし、あの試合を長い時間じっくり見ましたが、プレーの幅も質も高めていけなければいけないなかで、今日はゴールを取れてよかったです」

(松尾選手はレッズの育成組織で育ち、戻ってきて埼玉スタジアムでの初ゴールとなったが、心境はどうか?)
「長かったです」

(ゴールパフォーマンスはとっさに出たのか?)
「あれはプロになってから結構やっていますので、それをやっと出すことができました」

(松尾選手がFWに入ってからチームとしても連動性が高まり、松尾選手自身も新しいポジションに意欲的に取り組んでいるように見える。そこでの発見や変化、チームの進化をどう捉えているか?)
「僕自身もそうですが、チームも最近はかなり快適にプレーできていると思います。ゴール前に入っていくシーンも多くなっていると僕自身も感じていますので、それが最近のゴールが増えていたり、チームとして勢いを持てていたりする要因の一つだと思います。これを続けていきたいです」

(サイドのイメージが強かったが、FWでプレーすることによってどんなことが見えてきたか?)
「どの方向からもプレッシャーが来たりしますので、相手を観察することが大事だと思います。ボールを待っているだけではいけませんし、どこにスペースがあるのか、スペースに走るのか、足元に引き出すのかという判断を、試合を通して考えながらポジションを取らなければいけません。そこに少しずつ慣れてきたと思いますし、さらにそこから一つ運び出したり、自分の武器であるドリブルをもう少し織り交ぜていったりしたいと思っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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