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「完全試合と呼べるようなパフォーマンスを続けることが大事」リカルド ロドリゲス監督(定例会見 7/15)

7月15日にオンラインで行われた会見でのコメント

(ブライアン リンセン選手がチームに合流したが、今後の融合のさせ方や彼への期待についてどのように考えているか?)
「我々のチームスタイルに合致する選手だと思います。ポリバレントで複数のポジションをこなすこともできますし、プレスをかけることもできる、そして両足でシュートを打つこともできます。背丈はそんなにありませんが、ヘディングの強さも持っています。そして経験やキャリアもしっかりと積んでいる選手です。これからチームのやり方を学んでもらい、徐々にチームに溶け込んでいってくれればと思っています」

(リンセン選手はヨーロッパでプレーしていた選手なので、今はプレシーズンのトレーニングキャンプを行っているような時期だと思うが、前倒しで体をつくってもらったのか?)
「自主トレーニングは向こうで行っていて、こちらに来てチームで強度を上げたトレーニングを行っていくという形です。時差ぼけもかなり解消されていますが、ヨーロッパの選手なのでシーズンが終わったところで一度しっかりと休んでもらい、それからコンディションを上げていくという段階です。フィジカルもこれから上げていきます」

(明日の清水エスパルス戦を終えると、パリ・サン=ジェルマン戦はあるものの次のJ1リーグまでは2週間ほど時間がある。その期間で大切にしたいことは?)
「怪我人も何人かいますが、その時期に戻ってくれればと思っています。その2週間は8月の連戦に向けてのトレーニングキャンプのような使い方をしたいと思っています。8月には大事な試合がたくさん待っています」

(リンセン選手はポリバレントな能力があると言いながらも、まずはセンターフォワードで起用したいのではないかと思う。リンセン選手もスピードがあって裏に抜けることを得意としている選手であり、キャスパー ユンカー選手や松尾佑介選手、明本考浩選手もそうだと思うが、リカルド監督が求めているのはポストプレーヤーができるセンターフォワードよりもスピードや裏に抜けるプレーが得意なタイプなのか?)
「私のサッカーでもポストプレーができる選手は合います。ただ、ポストプレーだけではなく、コンビネーションができたり、スペースへの飛び出しができたりする選手であれば、ということです。たとえば徳島ヴォルティスでは山﨑(凌吾)や垣田(裕暉)がそのようなタイプでした。ダイレクトプレーにも対応できる選手は、プレスにかかったときの逃げ道にもなりますので、そのタイプの選手も合わないことはありません。ただ、背が高く、ポストプレーをするタイプの選手が今のレッズにいないというだけです。リンセンはかなり前からチェックしていた選手で、キャスパーとも共存できる選手だと思います。キャスパーがいる場合、彼はサイドでプレーすることもできます。補強を考えたとき、大きなFWもいるにはいましたが、私は総合的な力を求めますので、たとえばポストプレーはできるけどスピードやテクニックが少し足りないということもあったりしますので、大きくてポストプレーもできて、スピードもテクニックもあるという選手は見つけにくいタイプではあります」

(今週、EAFF E-1サッカー選手権に臨む日本代表メンバーが発表され、レッズからは鈴木彩艶選手が選ばれたが、1人しか選ばれなかったことについてどう感じているか?また、レッズの正GKである西川周作選手ではなく彩艶選手が選ばれたことについてどう感じているのか?成長のために選んだというような連絡はあったのか?)
「今回の招集メンバーは基本的に国内組で編成され、ワールドカップの経験がない選手を中心に選んでいると思います。代表監督の判断ですから、私の方から特に言うことはありません」

(彩艶選手が日本代表に選出されたことについての受け止めはどうか?)
「うれしいです。彩艶はアンダーカテゴリーの日本代表で、UAEやウズベキスタンで活躍していますので、それが評価されて選ばれたのだと思います。私も喜びを感じています」

(明日の対戦相手である清水の印象は?)
「前節のFC東京戦は非常に良かったです。次の試合でのチャレンジは、同じようなパフォーマンス、あるいはさらに成長したプレーを見せることだと思います。その前の京都サンガF.C.戦もシュートが17本ありましたので、連続していいプレーができていると思います。清水戦はアウェイでも関係なく、攻撃の回数、フィニッシュの回数が多い試合にしたいと思っています。清水も名古屋グランパス戦はよかったと思います。名古屋にもチャンスがあり、ポストに2回当たる場面もありました。Jリーグはどの試合もタフで難しい試合になると思いますので、いい状態で臨みたいと思います」

(清水に勝つためのポイント、大事にしたいことは?)
「名古屋戦やFC東京戦で見せたようなパフォーマンスをこれからも続けることが大事だと思います。総合的に非常に良くて、完全試合と呼べるような試合だったと思います。ピッチに立っている全員がいいパフォーマンスを見せてくれました。さらにチームとしても、選手個々としても成長し続けていければと思っています」

(清水で好調のチアゴ サンタナ選手をどう抑えたいと考えているか?)
「清水にとってキーププレーヤーだと言える選手です。ダイレクトプレーをすることもできますし、クロスを多用するチームで重要なターゲットになっています。そのセカンドボールからのプレーもありますので、我々はそれを生かさせないようにしなければいけません。一つは自分たちがボールを持ってチアゴ サンタナ選手にプレーさせない、もう一つはクロスを上げさせないということもあります。あまり細かいことは説明しませんが、彼らにとって大事な選手が活躍できないようにしなければいけません」

(この夏の補強について、昨日のリンセン選手の加入会見で西野 努テクニカルダイレクターが基本的にリンセン選手で終わりと言っていたが、上位に食い込んでいくための戦力が整ったという認識なのか?)
「戦えるメンバーがそろったと私も思っています。プレシーズンから合流して一緒にトレーニングできていれば理想的ですが、ヨーロッパからこのレベルの選手を獲ろうとしても、向こうのシーズンの途中でそれぞれのクラブに計画がありますから、放出することが難しい時期でもあります。冬のウインドーでヨーロッパから選手を獲得することは難しい状況です。ヨーロッパからでしたら、夏のウインドーの方が獲得しやすいです。また、日本と同じシーズンで冬に選手を獲得しやすいブラジルを利用するクラブもあります。より早い時期に獲れていればよかったですが、監督としてもこれでメンバーがそろったと感じています。後半戦をしっかりと戦いたいですし、今後のシーズンが輝くようにしていきたいと思っています」

(清水戦後の2週間をトレーニングキャンプのような使い方をしたいと言っていたが、その間に行われるパリ・サン=ジェルマン戦をどのような試合にしたいか?)
「(リオネル)メッシや(キリアン)エムバペ、ネイマールなどがいる高いレベルのチームとの試合になりますので、全員にプレーしてもらいたいです。そのゲームで経験を積みながら楽しんでもらいたいと思います。今は清水戦に集中しているので細かくは考えていませんが、そのように捉えています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

「完全試合と呼べるようなパフォーマンスを続けることが大事」リカルド ロドリゲス監督(定例会見 7/15)

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