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「勇敢に勝つためのプレーをしたい」リカルド ロドリゲス監督(定例会見 6/17)

6月17日にオンラインで行われた会見でのコメント

(この中断期間でチームとして最も共有できたことは?)
「足りない部分もありましたし、4月から今まで連戦がずっと続いていましたので、しっかりとしたトレーニングがあまりできませんでした。トレーニングをしないと忘れることもありますので、リマインドも含め、攻撃で押し込んだところでの形、ポジショニング、タイミング、そういうゴールを取るためのトレーニングをしました。ゲーム内容、プレー自体は良かったと思いますが、ゴールが足りないというところで、そこをトレーニングしました」

(明日の対戦相手である名古屋グランパスの印象は?)
「ここ最近の8試合で7勝していると思いますし、いい状態だと思います。ただ、相手に関わらず、自分たちを信じて、自分たちのスタイルでプレーすることが重要です。成長しているプロセスの中にいることを意識しながら、このようにトレーニングする期間があればしっかりとトレーニングし、トレーニングしたものを本番に持っていかなければいけなせん。どの試合でも自分たちが勝てるという自信、確信を持ちながら戦いたいと思っています」

(リカルド監督の基本的なスタイルとして、攻撃の仕上げのところでリカルド監督のアイデアを選手たちに細かく伝えて仕込んでいくのか?それともある程度の原則を与えて最後のところは選手個々のアイデアでやってほしいと考えているのか?)
「今回は我々がチームのベースのところをいま一度かみ砕いて選手たちに渡したという期間でした。福島ユナイテッドFC戦まで内容は悪くありませんでしたが、同時に考えて連動するというところは足りなかったと思います。新たに来て、そんなに時間が経っていないアレックス(シャルク)や(ダヴィド)モーベルグのような外国籍選手もいますので、その部分を行いました。私のサッカーでは1人、もしくは2人がポジションにいないことがあれば、チーム全体にも大きな影響がありますので、チームプレーをいま一度トレーニングしました」

(5月くらいまでは選手たちも非常に疲れていたと思うが、体力的にもしっかりと回復できたのか?)
「数日間のオフを与え、非常に良い状態になったと思います。我々コーチングスタッフもたくさんの試合でたくさんの判断を下した後でしたので、この中断期間はメンタル的にもフィジカル的にも非常に良かったと思います。オフ明けのトレーニングの質も非常に高いものがあります。トレーニングを優先し、トレーニングマッチなどは行っていませんので、ゲーム勘やリズムのところがどうかということは本番になって見てみたいと思いますが、満足のいく内容でトレーニングできましたので、それを試合でお見せすることができればと思っています」

(たくさんのレッズのファン・サポーターが名古屋戦を心待ちにしていると思うが、そういう人たちにどういうプレーを見せたいか?)
「ファン・サポーターの方々はまず楽しむためにスタジアムに行っていると思います。我々も良いプレーを見せ、勝利につなげたいと思っています。トレーニングから試合にしっかりと内容を持っていくというプロセスを行いたいと思っています。相手もいますので簡単にプレーすることはできないと思いますが、勇敢に勝つためのプレーをしたいと思っています。シーズン終盤に向けて、どんどん順位を上げていくという自信を持ち、楽しんでプレーすることが大事だと思います。自分たちが楽しめれば、観客のみなさんを楽しませることもできると思います」

(昨日クラブから『ファン・サポーターのみなさまへ』という声明文が出た。リカルド監督は土田尚史スポーツダイレクターや西野 努テクニカルダイレクターと日ごろからコミュニケーションを取っていると思うが、この期間に土田SDや西野TDから言われたことはあるか?)
「以前と最近の話で大きく変わることはありません。彼らとは常にスムーズなコミュニケーションを取れています。話している内容は、常にチームを良くするためのものでありますし、今季はJ1リーグという大きな目標を掲げてスタートしましたが、現状を見ればそれが少し難しい状態になっています。カップ戦、ACL(AFCチャンピオンズリーグ)を獲りたいと思っていますし、J1リーグではここからどんどん上がっていき、できるだけ高い順位で終わらせたいと思っています。将来的に改善しなければいけないことも話し合いましたし、全員で反省点、今まででよくなかったところをしっかりと見て、必要なことは訂正しながら、みんなで進みたいと思いますし、みんなで編成したこのチームで優勝を目標に掲げました。もしかしたらこのプロセスにはもう少し時間が必要なのかもしれませんが、浦和レッズは常にタイトルを目指しながら戦わなければいけません」

(酒井宏樹選手はトレーニングに復帰しているようだが、現状はどうなのか?)
「できるだけ早く公式戦に戻ってもらいたいです。いつなのかは現時点では言えませんが、できるだけ早く復帰してもらいたいです。

(酒井選手の復帰は思ったより早そうか?)
「最初に想定していたのがどれくらいの期間なのかは分かりませんが、いい回復をしています」

(J1リーグでは16試合を終えて14位。あらためて上位に浮上していくことへの意気込みは?)
「J1リーグでは3勝、4勝と勝利数が違うだけで順位がずいぶん変わります。我々も引き分けが多いですが、細かいところで勝てなかった試合が多いですから、現状より4勝多ければと思ったときにかなり順位が違います。それができていない状況ですが、今後は1試合ずつしっかりと戦っていきたいと思います。現在はまず名古屋戦のことだけを考えて戦いたいと思います。勝ち点3ずつしっかりと取っていきたいと思っています。現在は浦和レッズにふさわしくない順位にいると思います。そしてこのチームには逆境を乗り越える能力はあると思っています。スタッフもフロントも全員で一体となり、浦和レッズをより高い位置に持っていかなければいけません。私はレッズに来てタイトルを2つ取りましたが、もっと獲りたいですし、そのためにレッズに来たと思っていますので、レッズをできるだけ高いところに持っていきたいと思っています」

(ウズベキスタンで行われているAFC U23アジアカップでU-21日本代表として鈴木彩艶選手がいいプレーを見せているが、リカルド監督はどう見ているか?)
「私自身は名古屋戦に集中していますので映像は見ていませんが、GKコーチのジョアン(ミレッ)から報告を受けています。非常にいいプレーができていて、落ち着いて仕事ができているということで、彼に取っていい大会になっているのではないかと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

「勇敢に勝つためのプレーをしたい」リカルド ロドリゲス監督(定例会見 6/17)

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