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リカルド ロドリゲス監督 福島戦試合後会見

天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会 2回戦 福島ユナイテッドFC戦 試合後のコメント

「今日の試合はインテンシティー、そしてゲームのコントロールも、選手たちがよくやってくれたと思っています。先制点を取るまでは難しい状況が続いていました。簡単な試合ではないのは重々承知していましたが、その中でチーム全体が、どうすれば崩せるのかを試行錯誤しながらやってくれたと思っています。

後半に岩尾(憲)を投入して1点目が入って、その後は我々に2つか3つくらいのチャンスがありました。それを決められていたらもっといい試合になっていたと思います。ただ、この試合では我々にとっての大会初戦を突破し、次のステージに進むことが一番大事でした。ポジティブなところは次に進めたこと、ただ残念なところは追加点を取れなかったことで、そこは今後の改善点になります」

[質疑応答]
(日本でファン・サポーターの前で勝利できたのが3月のジュビロ磐田戦以来となるが、ファン・サポーターに対して思うことは?)
「まず、本当に皆様に感謝しています。ここまでは耐える時間がすごく長くて、そうした状況を見せてしまいました。逆境が長い時間ありましたが、今日は勝つことができました。こういったタイプの試合では、勝つことが簡単ではなく、一つのミスも許されない試合展開になると思っていました。ただ、皆様のサポートが我々の励みになりましたし、感謝しています。

全員が痛みを感じながら進んできましたが、リーグの前半戦がほぼ終わり、中断期間明けの後半戦から巻き返していきたいです。いろいろなタイトルがあるので、まずは一つひとつの試合を戦っていくこと、リーグではもちろん今よりも順位を上げていけるように取り組みます。そしてACL(AFCチャンピオンズリーグ)や、どの大会もまずはしっかり勝っていって、高いところを目指していきます。どの大会でもタイトルに向かって全力を尽くすことが大事です。ここまで監督や選手、スタッフだけでなく、ファン・サポーターの方々も辛く、痛みがある時期を過ごしてきました。今日勝てたので、また勝ち続けて次に進んでいければと思いますし、中断期間明けはリーグの試合から始まるので、その試合をしっかり勝ち、継続して上に上がっていけるようにしていければと思います」

(浦和レッズにとって、福島ユナイテッドFCはカテゴリーが2つ下の相手だが、手強さなどは感じたか?)
「試合が終わった後、福島の監督には、彼らがやるサッカーはすごく好きなやり方で、攻撃的ですし、しっかりとやるべきことが整理されていると伝えさせていただきました。ここまで戦術的なところもしっかり構築していっていますし、天皇杯はカテゴリーは関係ないと思っています。我々からすればカテゴリーは下かもしれませんが、大きなモチベーションと、一発勝負なのでそうした気持ちを持って、常にプラスの力が働くものだと思っています。福島のやるサッカーはすごくいいと思いますし、本当に好きなサッカーをやっていると思います」

(後半、1点入ってから心と体が軽くなったように見えたが、先制した後のチームの動きの変化をどう見ていたか?また、この勝利が後半戦にどういう効果をもたらすと考えているか?)
「先制点が、我々にとって非常に大事だったと思っています。難しい試合になると思っていましたので、先制点を取ることが非常に大事だと考えていました。昨年で言いますと、カターレ富山と対戦したときも、1点取るのになかなか苦戦しました。ただ、今日も1点入ったあとは、自信が得られたと思います。

後半戦に関して言いますと、やはりこうした勝利を自信につなげていくことが大事だと思っています。ここまで引き分けがすごく多かったのですが、引き分けは勝利から遠かったわけではありません。それを我々が勝ちに変えるためには、今日得た自信やこれから上げていくところが非常に大事になってくると思っています。選手たちは、この勝利で自信を少し得られたと思っています。今まではポストに当たって入らなかったことなどがありましたが、今日は先制点を取ることができました。その後のチャンスでゴールは決められませんでしたが、そこは今後もしっかりと改善し続けていくべきところです。ただ、メンタル的なところはプレーには非常に大きく作用すると思うので、そうしたところで重圧が解けて、チームとしても個人としても自信を持って戦っていけるようにしたいです。後半戦は大きな目標がある中で戦っていくので、自信をつけて戦っていければと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

リカルド ロドリゲス監督 福島戦試合後会見

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