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天皇杯 2回戦 vs 福島「連覇に向けて大会初戦を勝利」

1日、浦和レッズは天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会 2回戦 福島ユナイテッドFC戦に臨んだ。

レッズは、後半の立ち上がりに明本考浩が強烈なミドルシュートを決め、1-0で勝利した。

キックオフ直後こそ福島が縦に速い攻撃を狙い、攻守に入れ替わりが激しい展開になりかけたが、江坂 任がゴールからやや離れた位置に送ったCKを松尾佑介がダイレクトボレーで合わせた5分のプレーあたりから、レッズがボールを支配しながら敵陣でプレーする展開が続いた。

レッズは後方からのビルドアップと、相手の間を取るようなポジショニングで福島のプレスを回避しながら攻撃を展開。ボールを失っても素早い切り替えやセカンドボールへの反応、強度の高い球際でのプレーでボールを奪い返していった。

25分には明本が鋭いボールをゴール前に送ると、松尾がヘディングで合わせたが、相手GKにキャッチされる。28分にはCKのセカンドボールを回収してつなぎ、江坂が右サイドから上げたクロスを明本が一度止めてからシュートを狙ったが、ゴールは奪えなかった。

30分を過ぎたころから相手にボールを運ばれる機会も増えたが、守備で相手に渡ったペースを奪い返す。35分には宮本優太が前から追って相手GKのミスを誘ってCKを得れば、37分には伊藤敦樹が相手のビルドアップからの縦パスを奪って江坂を経由し、松尾がクロス。アレックス シャルクが飛び込みながらもゴールは奪えなかったが、いい守備からチャンスにつなげた。

前半は無得点で終えたが、後半に入るとすぐに目の覚めるような一発が飛び出した。

47分、平野佑一に代わって後半開始からピッチに入った岩尾 憲のサイドチェンジを起点にしてパスをつなぐと、ダヴィド モーベルグのパスをペナルティーエリアの手前、やや左の位置でボールを受けた明本が左足で強烈なシュート。ボールはゴール左上に突き刺さり、レッズが先制に成功した。

ビハインドになった相手もゴールを狙ってきたが、65分には通ればピンチになるゴールライン際からの低いクロスを西川周作が身をていしてパンチングでクリア。77分には勢いのあるミドルシュートを放たれたが、西川が鋭い反応で枠の上にかき出し、失点を許さなかった。

交代カードを含めて守りに入るのではなく追加点を狙ったレッズは、85分に途中出場の選手たちでチャンスメイク。大久保智明と松崎 快のコンビネーションで右サイドを崩してクロス。ゴール前には関根貴大が飛び込んだが、相手DFに阻まれて追加点には至らなかった。

89分にはレッズの左サイドからクロスを入れられ、ヘディングシュートを打たれたが、ゴール左に飛んできたボールを西川がビッグセーブで防ぎ、無失点に抑えた。

試合はそのまま1-0で終了し、前年王者として連覇を狙うレッズが、大会初戦でしっかりと勝利し、3回戦に進出。6月22日(水)にザスパクサツ群馬と対戦する。

次戦は6月18日(土)19時から埼玉スタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ 第17節 名古屋グランパス戦【MATCH PARTNER タニタ】となる。

【明本考浩】
(前半は後方の組み立てに関わる回数が多く、後半は前に出たと思うが、ゴールシーンはそれが生きたのではないか?)
「スカウティング通りでしたし、あの位置が空いているということは意識していました。後半は僕と宮本(優太)選手が立ち位置を変えたこともあり、積極的にゴールを狙っていこうという思いもありました。チームの結果がなかなか出ない状況で、思い切りシュートを打つことは意識していましたし、それが決まって良かったです」

(鹿島アントラーズ戦など2列目に入った試合もあったが、前に関わってこそ良さが出ていると感じるが、明本選手自身はどう感じているのか?)
「僕は使われるタイプですし、チームメートに分かってもらっていると思います。それをどうやってうまく表現するかは状況によって理解していますし、使われるような立ち位置を取りたいと思います」

(ヒーローインタビューでゴールが決まったシュートに関して、「イメージ通りだった」ということと「昨日のトレーニングから決まっていた」と話していたが、どういったトレーニングをして、どういったイメージで打ったのか?)
「コンビネーションの中でシャドーの位置からシュートを打つ形がありました。そのトレーニング通りのゴールが決まったと思っていますし、昨日のトレーニングではほとんど入っていましたので、感触は良かったです。鹿島戦やアビスパ福岡戦などでチャンスがありながら外してしまった責任も感じていました。練習は嘘をつかないということをあらためて感じました」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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