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リカルド ロドリゲス監督 福岡戦試合後会見

明治安田生命J1リーグ 第16節 アビスパ福岡戦 試合後のコメント

「かなり試合を支配して、相手にほぼチャンスをつくらせることなく、1試合を通してできたと思います。相手がゴール前まで来ることはありましたが危険なところはつくらせず、我々はチャンスも多くつくれたと思っています。引いた相手に対して、そして福岡という堅いチームに対して崩すのは容易ではないのですが、いろいろな形でチャンスはあったと思います。ミドルシュートの場面やポストに当たる場面、前半でいうとボールがニアのところからすりぬけていくシチュエーションや、後半にもチャンスがあったと思いますが、それでもボールがゴールに入っていかない状況が続いていました。チャンスをつくっても今日のようにポストに嫌われてしまう場面などは、これまでもありました。ただ、これがサッカーだと捉えていますし、ボールが入らないときは入らないので、我々としてはそれが入るためにというところを突き詰めてやっていければと思います」

[質疑応答]
(3月の代表ウイークから、8回引き分けて1回負けるという結果になった。ラスト30mくらいをどうするかが課題としてあり続けていると思うが、トレーニングの回数が十分でないのか、質が足りないのか、メンバーが変わったことなのか、どのように分析しているか?)
「スケジュール上、中2日や中3日での戦いがずっと続いているので、同じメンバーで繰り返しやっていくのは難しいところがあると思います。試合にはフレッシュな選手たちで臨みたいですし、セレッソ大阪戦では、前線で出ずっぱりだったキャスパー ユンカーがケガをしたとか、そういったリスクももちろんあります。我々にとって練習する時間が足りないところもありましたし、外国籍選手の到着が遅れて考えを共有する時間がなかったとか、いろいろな要素があります。しかし、メンバーが変わっていく中でもその試合のアイデアを選手たちが一生懸命遂行してくれていましたし、今の環境の中でもこれだけ難しい相手に対してチャンスはつくれています。1-0で勝っていたら妥当な結果だと捉えられる、そして2-0だったらよくやったと言われるような内容だったと捉えています。

ただ、ゴールが足りていないのは事実です。そのゴールを決めるところ、クロスの質であったり合わせるところであったり、そういったところは我々が改善すべき点だと思っています」

(リーグが中断期間に入るが、開幕から16試合で2勝、無得点ゲームが8試合あった。危機的状況にも見えるが、この状況をどう捉え、中断期間でどう好転させていこうとしているか?)
「この中断期間は我々にとっていい機会で、チームとしてのレベルを引き上げていく上で、有効活用できると思っています。ただ、引き分けの試合を分析してみると、相手チームが浦和に対して明らかに上回っている試合があるかと言われれば、そうではないと思っています。我々に足りていないところはもちろん受け止めますし、改善するべきところ、勝利を手に入れるところが足りていないのは事実です。我々としては中断期間をしっかりと生かして、チームが団結し続けることもそうですし、チームプレーのところも深めて、重要とされる最後の30mのプレーの質をさらに高め、考えを共有していければと思っています」

(今季、リーグ全体で引き分けが多い傾向があるが、そこはどのように見ているか?)
「J1はディテールがカギを握ると思います。ゴールが入るかどうか、チームとしていい内容ではなくとも一つのチャンスを決めきったチームが勝つ、そういったところもリーグ全体的にはあると思います。ただ、我々のケースに当てはめると、昨年は内容がよくなくても点を取って勝つことがありました。逆に今年に関しては、内容自体は昨年よりも良くはなっていて、ただ最後にゴールを決める、勝つところが足りていないと思っています。リーグ自体の競争力、全体的なレベルの差があまりない中ですが、我々は今話した、競争力がある中で、内容は良くなっているけれども勝つためにさらに改善するべきところにフォーカスしていければと思っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

リカルド ロドリゲス監督 福岡戦試合後会見

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