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第14節 vs 鹿島「最後まで闘い抜くも勝利には届かず」

21日、浦和レッズは、埼玉スタジアムで明治安田生命J1リーグ 第14節 鹿島アントラーズ戦【MATCH PARTNER 三菱重工】に臨んだ。

レッズは、前半の早い時間帯に失点したものの、前半にアレクサンダー ショルツがPKを決めて同点に追いつくと、後半は時間の経過とともに押し込んだ状態で試合を進め、1-1で引き分けた。

『30周年記念試合』として行われたこの一戦。選手が入場する際には北ゴール裏に『30th』の文字と3Dエンブレム、ロアースタンドが赤、白、黒の3色に染まるビジュアルサポートに迎えられた。

前半の6分に失点を喫したが、レッズの選手たちは下を向かずに闘い続けた。耐えるべき時間帯はしっかりと耐え、後方から攻撃を組み立てながらゴールを狙っていく。

40分には柴戸 海のフィードから左サイドを抜け出した明本考浩がクロス。これはDFに当たった弾かれたものの、VAR(ビデオ アシスタント レフェリー)の確認と主審のオンフィールド レビューの結果、相手DFのハンドでPKの判定に。このPKをショルツが冷静にゴールに左に決め、同点に追いついた。

後半に入ると体を張った守備で鹿島の攻撃を阻止しながら、前進する勢いを増していく。

66分には柴戸がターンして縦パスを送ると、内側に入って受けた宮本優太がスルーパス。これを受けたキャスパー ユンカーがドリブルで相手の前に出て右足でシュートを放ったが、枠の上に外れた。

68分にはレッズの左サイドからクロスを入れられると、ゴール前で上田綺世にヘディングシュートを打たれたが、西川周作がしっかりと抑えた。

70分には左サイドで得たFKから岩尾 憲がゴール前に送ると、ニアポストで明本がヘディングシュート。ボールはGKを越えてゴールに吸い込まれたが、ゴール前での競り合いでファウルを取られ、ノーゴールとなった。

75分には中央からミドルシュートを打たれたが、またも西川がビッグセーブで失点を許さず、流れをレッズに持ち込む。

終盤になっても選手を交代しながら、球際で闘い、鹿島を押し込んでいくレッズの選手たち。

90+2分には知念哲矢のフィードをアレックス シャルクがヘディングで落とし、松尾佑介が突破。一度はボールを失いながらも奪い返してシュート。途中出場の3人でチャンスをつくったが、GKに阻まれてゴールは奪えない。

さらに90+5分には押し込んだ状態から岩尾がミドルシュートを放つが、クロスバーに直撃。その直後にもパスをつないでペナエルティーエリア内からキャスパーがシュートを打ったが、相手に当たった。

2点目にあと一歩のところまで迫りながら勝利には届かなかったが、最後の最後までゴールに向かう姿勢、闘う姿勢を崩さず、勝ち点1を手にした。

次戦は、5月25日(水)19時からヨドコウ桜スタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ 第15節 セレッソ大阪戦となる。

【明本考浩】
(ゴールが取り消されたシーンは自分のミスでピンチを招いた直後だったが、あのときの心境は?)
「悔しかったですし、その前に僕が自陣でボールを失っていたので、そのミスを取り返すために、絶対に決めてやろうという気持ちがありました。本当に悔しかったです」

(前半途中からは高い位置を取っていたが、ベンチからの指示があったのか?)
「最初は3枚まわしでしたけど、相手の動きを見ながら、ベンチサイドから『4枚でまわそう』という話があったので、高い位置を取ることができて、クロスでPKをもらえたシーンが生まれました。そこは自分でもできたと思いますけど、後半はもう少し自分が高い位置を取れれば、もっとスムーズに攻撃ができたかなと思っています」

(今日は多くのファン・サポーターがスタジアムに駆けつけて、入場時にはビジュアルもあった。スタジアムの雰囲気はプレーしていてどう感じたか?)
「本当に、浦和レッズのファン・サポーターのみなさんは熱いですし、それを力に変えなければいけないと思います。闘う姿をもっと全面に出して、今日はホームで勝ちたかったですけど、そういう姿勢を次の試合からも見せたいと思います」

(明本選手は浦和レッズに来てからはいろいろなポジションをしていて、ここ2試合は完全なセンターバックの役割もやっている。そのあたりの適応については?)
「慣れていないポジションだったので難しい部分もたくさんありましたけど、ピッチに立っている以上、やることはしっかりやらなければいけないと思っていますし、そういう部分でもっと成長できると感じています」

(ランニングで持ち味が出ると思うが、そことの兼ね合いは?)
「僕は使われる立場なので、うまく左右に持っていって自分が出て行くという展開にしなければいけないとは思っています」

(チームは7試合連続の引き分けとなったが、どう捉えているか?)
「正直、勝てる試合もありましたし、ポイントを落としているのは事実です。ただ負けてはいないので、そこはポジティブに捉えつつ、もっと改善すべき点はたくさんあるので、最後の攻撃の質などは突き詰めていきたいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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