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ACL グループステージ MD1 vs セーラーズ「3年ぶりのACLは快勝スタート」

15日、浦和レッズはブリーラムスタジアムで、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2022 グループステージ MD1 ライオン・シティ・セーラーズ(シンガポール)戦に臨んだ。

レッズは、前半にキャスパー ユンカー、江坂 任、ダヴィド モーベルグがゴールを決めると、前半終了間際にオウンゴールで失点したものの、後半には松尾佑介がゴールを決め、4-1で勝利した。

3年ぶりに帰ってきたアジアの舞台、レッズの選手たちは立ち上がりから堂々と闘い、早い時間帯に先制点を挙げた。

8分、松尾のパスを左サイドに流れながら受けた江坂が左足でクロスを上げると、ニアサイドに走り込んだキャスパーがヘディングで合わせたボールはゴール右へ。それまでもコンビネーションでチャンスをつくりかけていた左サイドからの攻撃とキャスパーの巧みなヘディングシュートで、見事に先制ゴールを奪った。

先制後は相手陣内に押し込む形で試合を進めていくと15分、またも左サイドを崩し、松尾からのグラウンダーのボールを江坂が右足ワンタッチで合わせ、ニアサイドを抜いてゴール。早々とリードを広げた。

その後もレッズの選手たちは、スペースを突きながら相手を混乱させるように攻撃を続け、ボールを失っても素早い切り替えとプレッシャーでボールを奪い返し、セーラーズを圧倒する。

そして42分に3点目が決まった。36分、39分にも右サイドからカットインして惜しいシュートを打っていたモーベルグが、酒井宏樹の強めのパスを止めてターンすると、左足で強烈なシュート。ボールはGKの手前でワンバウンドして右ポストに当たりながらゴールに吸い込まれた。

3点目を奪った直後にオウンゴールで1失点してしまったレッズだったが、後半に入っても早々にゴールを決める。

47分、モーベルグが右サイドからグラウンダーのクロスを送ると、ニアサイドでボールを受けた伊藤敦樹がさらにゴール前へパス。これをファーサイドの松尾が押し込んで4-1とした。

51分にはレッズの右サイドの裏を取られてクロスを入れられたが、アレクサンダー ショルツが戻りながらインターセプト。ピンチになりそうな場面で見事な守備を見せた。54分にはキム シンウクにミドルシュートを放たれたが、今季初先発となった鈴木彩艶がしっかりとセーブ。大量リードでも守備陣は集中力を切らさず、2失点目を許さなかった。

64分には伊藤、モーベルグ、江坂に代わって柴戸 海、関根貴大、小泉佳穂がピッチへ入る。すぐと66分には右サイドでボールを持った関根がカットインして左足でシュート。ボールは右ポストに当たって惜しくもゴールは決まらなかったが、交代選手が勢いをもたらした。

81分には左サイドから斜めの動きで裏に抜け出す松尾に小泉が左足で浮き球のパスを送ると、松尾がGKをかわしてボールをゴールに流し込む。これは惜しくもオフサイドの判定となったが、大量リードの終盤にもアグレッシブにゴールを狙った。

タイでの暑さの中、終盤には疲労も見えたが、落ち着いて試合を進めながら4-1で試合を終えたレッズ。3年ぶりのACLを快勝でスタートさせた。

次戦は、4月18日(月)21時(日本時間23時)からブリーラムスタジアムで行われる、AFCチャンピオンズリーグ2022 グループステージ MD2 山東泰山(中国)戦となる。

【鈴木彩艶】
(初戦に勝利した感想は?)
「やはり長い間(試合に)出られていない中でも、内容というのも大事になってきますが、やはり一番は結果という部分で、失点はしてしまいましたけど、勝利という結果を取れたのは次につながるゲームだったと思います」

(前半、飛び出しをミスしてヘディングしたり少し不安定なところがあったと思うが、そこはやはり緊張とか試合勘みたいなところなのか?)
「ボールの違いだったり、グラウンドの固さだったりというところで自分が思っていたボールの弾み方とは違うような感じにはなりましたけど、そういうところを含めて試合を通して学んでいくべきことかなと思うので、自分としてはポジティブにとらえながら、次につなげていきたいと思います」

(後半の2つのセーブ。片手で止めたものと、特にFKをキャッチしたのは驚いたが、振り返りは?)
「1本目のシュートは簡単なボールでしたけど、ああいうボールこそキャッチに行くと後ろにこぼしてしまうことが多いので、まずは失点しないという部分でしっかり確実にプレーできました。そして2つ目のフリーキックは余裕があったので、練習の中でああいうボールもキャッチに行くという練習をしているので、自信を持ってキャッチングできました。そういったところは先につながる良かったことかなと思います」

(これからまたGK3人での勝負になると思うが、今後に向けては?)
「まずは今年初めて浦和レッズの試合に出ることができて、これは一歩だと思うので、これを次につなげられるように、(今日の)ゲームを振り返りながらやっていきたいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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