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第8節 vs FC東京「アウェイで主導権を握り続け、勝ち点を得る」

10日、浦和レッズはアウェイの味の素スタジアムで明治安田生命J1リーグ 第8節 FC東京戦に臨んだ。

レッズは、序盤から主導権を握り、ゴールを奪うには至らなかったが失点も許さず、0-0で試合を終えた。

立ち上がりから勢いをもって攻撃を仕掛けていくレッズの選手たち。ビルドアップからのボールポゼッションとボールを奪ってからの速い攻撃を織り交ぜ、特に攻守の切り替えと出足の速さでFC東京を上回りながら、ペースを握っていった。

自陣ゴール前での守備機会はそう多くなかったが、クロスには守備陣がしっかりと対応しシュートは遠めの位置からに制限。FC東京にチャンスをつくらせない。

主導権を握ったまま22分、チャンスを迎えた。岩尾 憲のパスをターンして前を向きながら受けた小泉佳穂が左へパスを送ると、柴戸 海がカットインしてシュート。これはしっかりとミートしなかったが、キャスパー ユンカーがワントラップしてオーバーヘッドでパスを送ると、大外から走り込んできたダヴィド モーベルグが右足で押し込む。しかし、モーベルグの前にキャスパーのパスに反応した酒井宏樹がオフサイドとなりノーゴールの判定となった。

その後もビルドアップからの縦パスでスピードを上げる攻撃や、サイドでのコンビネーションでチャンスをつくっていくレッズの選手たち。33分の江坂 任のアクロバティックなボレーシュートや42分にペナルティーエリア内からキャスパーが左足で打ったシュートは枠を捉えられなかったが、良いリズムで試合を進めた。

後半に入っても優位に試合を進める中、64分にはモーベルグに代わって松尾佑介がピッチへ入る。すると66分、アレクサンダー ショルツの縦パスを松尾が落として裏へ飛び出すと、明本がパス。左サイドを抜け出した松尾はそのままペナルティーエリア内に侵入すると、自らシュート。相手のスライディングに阻まれたが、勢いのある攻撃を仕掛けた。

78分には酒井が右サイドの高い位置でボールを奪い返すと、岩尾、江坂がショートパスをつなぎ、最後はペナルティーエリアのわずかに外、左45度の位置から松尾がボールを止めずにシュート。しかしボールは惜しくも枠の右に外れた。

81分には小泉に代わって新加入のアレックス シャルクがピッチへ。レッズでのデビュー戦となったシャルクはピッチに入ると間もなく、ショルツの縦パスをキャスパーが落としたボールを受け、ペナルティーエリア内に侵入。キャスパーへのリターンパスは通らなかったが、出場から1分足らずでチャンスに絡んだ。

83分にはアダイウトンにレッズの右45度の位置からシュートを放たれたが、頭を越えていきそうなボールを西川周作がしっかりとセーブ。失点を許さなかった。

最後までゴールと勝利を目指して闘い続けたレッズの選手たち。アディショナルタイムにも複数回、敵陣ペナルティーエリア内に入り込みながらもゴールは奪えなかったが、カウンターのピンチで岩波拓也が体を張ってシュートブロック、相手がゴール前に飛び込んでくる状況で西川がクロスをパンチングでクリアするなど、集中力を切らさず無失点。アウェイで勝ち点1を手にした。

チームはここからAFCチャンピオンズリーグ グループステージを戦うため、タイへ向かう。
次戦は、4月15日(金)21時(日本時間23時)からブリーラムスタジアムで行われる、AFCチャンピオンズリーグ2022 グループステージ MD1 ライオン・シティ・セーラーズ(シンガポール)戦となる。

【アレックス シャルク】
(ゴールが欲しい展開で試合に入ったが、試合に入る際の気持ちは?どのようなプレーをしたようと考えていたのか?)
「非常に好ゲームだったと思います。実際に自分が入ったときは、勝ちを狙うために入りました。我々がゲームを支配していましたが、結果を残すために自分が入った状況でしたし、ゴールやアシストを狙いました。それがかなわなかったことは残念でしたが、いいゲームだったと思います」

(試合前にリカルド ロドリゲス監督から出場のチャンスがあるという話はあったのか?)
「昨夜、ホテルでいろいろと話をしました。全体のトレーニングに加わった回数も3回か4回でしたので、早くチームに順応する必要があります。監督からも『しっかり準備をしてくれ』という話はありましたが、自分も『試合の準備はできている』と伝えました。試合中に多少のチャンスがありましたが、もっとチームとして向上していく必要があると思います」

(短い出場時間だったが、相手をどのように崩していくことが有効だと考えていたのか?)
「最後の20分、我々がゲームを優勢に保っていましたが、最後の一手、どのようにフィニッシュするかという要素が必要でした。相手もコンパクトに守っていましたので、その牙城を崩すことは難しかった印象です。2、3回、決定的なシーンがありましたが、運も必要だったとも思っています」

(ゴールライン際をえぐるシーンもあったが、そういうシーンの回数を多くしていきたいのか?)
「それが自分のストロングポイントです。相手のゴール近くに侵入していくことが自分のストロングポイントでもあります。今日はもう5分あればゴールが生まれていたようなゲームだったと思います。自分の役割は攻撃にエネルギーを注入し、相手の脅威になり、自分たちのチャンスをつくるところです。そして、90分間出たとしたら、常にベストを尽くしてハードワークすることでチームにもっと貢献したいです」

(試合が終わってファン・サポーターにあいさつしたが、レッズのファン・サポーターをどう感じたか?)
「ものすごく素晴らしい気持ちが湧き出てきました。アウェイゲームであの数のファン・サポーターを目にしたのは初めての経験でした。自分はそのようなものを必要とする選手です。かなりのモチベーションになりますし、ファン・サポーターから背中を押されるとモチベーションが上がり、強くなれるタイプです。ホームの埼玉スタジアムが埋まっている状況でプレーすることが待ちきれません」

(レッズに合流して5日目で試合に出場したが、コンディションはどれくらいなのか?)
「ここにくる前にスイスでシーズンの4分の3をプレーしていました。25試合でプレーしましたので、体としてはかなり上がっている状況でした。ただし、日本に移動するなど、2週間体を動かすことができませんでしたので、もう一度自分の順応させるためには数日必要でした。今のところは100パーセントとは言えません。ただ、これからACL(AFCチャンピオンズリーグ)を戦うためにタイで3週間ほど過ごすことはいい機会だと思います。ACLの期間を使い、しっかりと100パーセントに戻したいと思います」​

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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