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第7節 vs 清水「11人で好ゲームを展開も、10人となりリード守れず」

6日、浦和レッズは埼玉スタジアムで明治安田生命J1リーグ 第7節 清水エスパルス戦に臨んだ。

レッズは、前半にキャスパー ユンカーが得たPKを江坂 任が決めて先制したものの、後半に失点を喫し、1-1で引き分けた。

レッズは立ち上がりから清水を押し込んでいく。ボールを保持しながら、素早い切り替えからのプレスでボールを奪い返し、多くの時間を清水陣内で過ごしていった。

6分のレッズ加入後初先発および埼玉スタジアムで初出場となった松尾佑介のボレーシュート、9分のダヴィド モーベルグがキャスパー ユンカーへ送ったスルーパス、12分のキャスパーがモーベルグへ送ったパスなど、チャンス、あるいはもう1本のパスが通れば決定機になるシーンを作り出していった。

14分には伊藤敦樹が高い位置でボールを奪い返してミドルシュート。右ポストを叩いて惜しくもゴールとはならなかったが、アグレッシブな姿勢を見せた。

31分、素早い攻撃から江坂 任がスルーパスを送ると、裏に抜け出したキャスパーが相手GKに倒されてPKを獲得。キッカーの江坂は冷静に相手GKの逆を突いてゴール右隅に決め、33分に先制に成功した。

ゴールが決まるとピッチ上の選手たちはベンチ前に駆け寄り、背番号13、前節の北海道コンサドーレ札幌戦で全治6ヵ月の怪我を負った犬飼智也のユニフォームとともに喜びを爆発させた。

先制後も優位に試合を進め、ミスからのピンチにも味方がしっかりとカバーしたレッズの選手たち。後半に入ると53分にはボール奪取から素早い攻撃を展開し、キャスパーのスルーパスから松尾が左足でシュートを打つと、相手GKが弾いたボールに伊藤が詰めようとする。しかし、そのプレーで2枚目のイエローカードが提示され、退場処分となってしまった。

10人になると、リカルド ロドリゲス監督は馬渡和彰とキャスパーに代えて宮本優太、安居海渡がピッチに送り出した。

数的不利になって耐える時間もあったが、レッズの選手たちはゴールと勝利を目指していく。59分にはモーベルグのクロスが相手に当たって浮くと、抜け出した松尾がヘディングシュート。60分には宮本のパスを受けたモーベルグがシュート。しかしいずれも枠を捉えることはできなかった。

69分にショートCKから失点し、同点に追いつかれてしまったが、レッズの選手たちは勝利を諦めない。リカルド監督も81分にはモーベルグ、松尾に代わって明本考浩、関根貴大と攻撃的なカードを切った。

84分には右サイドで江坂とのパス交換した明本が右足でクロス。ゴール前で関根がボレーシュートを打ったが、ボールは相手GKの正面を突いてゴールは奪えない。

数的不利の状況で勝ち越しは許さなかったものの、2点目を奪うこともできず、試合は1-1で終了した。

次戦は、4月10日(日)にアウェイの味の素スタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ 第8節 FC東京戦となる。

【アレクサンダー ショルツ】
(今日の試合の振り返りと、数的不利になったときのプランニングについては?)
「今シーズン、何度も繰り返されているストーリーが今日もありました。非常に残念です。過去の退場者が出た試合のインタビューをお聞きになれば、今日もその繰り返しになるようなコメントになってしまいます。自分たちはより強く、そしてより賢くプレーしなければいけないと思います。もちろんチームの一体感は大事ですが、お互いに対する要求をさらに高めていく必要があると思います。今シーズン勝利を必要としていますから、そうした姿も必要だと思います。

一人少なくなったところでかなり相手が押し込んで来て、クロスも上げてきましたが、我々も勇敢に、しっかりと対応できたと思います。相手が作ったチャンスは少なかったと思いますが、それでは十分ではありませんでした」

(北海道コンサドーレ札幌戦で犬飼智也選手が負傷し、DFのチーム事情も厳しいものになってきているが、DFとしてどういう心掛けをしていくか? また同じDFとして、犬飼選手にどんなエールを送りたいか?)
「ワンちゃん(犬飼)本人にも言っていますが、彼は非常に強い選手ですので、必ずまたピッチに帰ってこられると伝えています。今日の得点の場面を見ても、チームで非常に人気者であることを、みなさんもご覧になったと思います。

誰かが出られないときは、誰かのチャンスです。(知念)哲矢、(工藤)孝太に出場機会がまわってきたときには、彼らもしっかりと仕事を見せてくれると思います。重要なのは全体で、しっかりシャープにプレーできるようにコンディションを整えることです」

(今日の試合だけでなくシーズンを通して、多くのピンチがあるわけではないが、ほとんどの試合で1点は取られてしまっている。昨年はそれを守って勝っていた試合も多かったが、今年はそれがうまくいかず、DFとしてもどかしいと思うが、どういうところが今年のチームに必要だと思うか?)
「今の質問で、今シーズンずっと感じているフラストレーションがよみがえりました。ほぼ例外なく、全ての試合でそのようになってしまっています。このような状況で何が必要かと言えば、試合を決めきることだと思います。そのためには追加点であったり無失点であったり、そういったところが必要になってくると思います。自分たちでより厳しく要求しあっていかないといけません。レッドカードが出てしまった試合もありましたが、何でもないところから失点してしまっているところもあります。自分たちでメンタルを強く、自信を取り戻すことが必要だと思います。DFとしてそこでできることは、無失点です。チームが失点しなければ、自信がついていくと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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