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第6節 vs 札幌「アウェイで勝ち点を手にするも勝利ならず」

2日、浦和レッズはアウェイの札幌ドームで明治安田生命J1リーグ 第6節 北海道コンサドーレ札幌戦に臨んだ。

レッズは、前半にダヴィド モーベルグがPKでレッズデビューから2試合連続となるゴールを決めたが、後半に失点を喫し、1-1で引き分けた。

序盤は札幌にボールを持たれる時間も長かったが、守備陣形をしっかりと整えながらほとんどチャンスをつくらせず、ボールを奪えば相手の背後やスペースを突く素早い攻撃で札幌ゴールに迫っていく。

時間の経過とともにボールを持つ時間を増やしていくと、26分、中盤を突破されればカウンターでピンチになりそうな場面で、柴戸 海が的確にボールを捕らえる素晴らしいスライディングでボールを奪う。その後に明本考浩、キャスパー ユンカーがパスをつなぐと、右サイドでモーベルグにボールを預けて裏に走った馬渡和彰がリターンパスを受けてクロス。これを相手が手で防ぎ、ペナルティーエリアのすぐ外でFKを得た。

スライディングの際に相手のスパイクが顔に入って倒れていた柴戸がプレー可能であることを確認すると、モーベルグがFKを蹴る準備。すると、VAR(ビデオ アシスタント レフェリー)オンリーレビューの結果、主審が判定をPKに変更。このPKをモーベルグが冷静にゴール右に決め、30分に先制に成功した。

先制後はしっかりと守備を整えながら、セットプレーや素早い攻撃でチャンスをつくっていったレッズの選手たち。後半に入ると「2点目を取りに行こう!」というリカルド ロドリゲス監督の指示どおり、立ち上がりからアグレッシブにプレーした。

56分にはモーベルグ、キャスパーに代わり、関根貴大と松尾佑介がピッチへ。松尾はレッズ加入後、公式戦初出場となった。

65分にはレッズの最終ラインの裏に抜け出し、足から突っ込んでくる相手に西川周作がひるまずボールを抑えるスーパーセーブを見せたが、72分に失点を喫してしまった。

77分には松尾に対する危険なファウルで札幌の荒野拓馬が退場となり、数的優位になったレッズ。その後は出場直後のFWから左サイドへポジションを移した松尾が何度もドリブルで突破するなど、札幌を押し込み続ける。試合終了直前の90+13分には、途中出場の小泉佳穂が中央から斜め左前に送ったパスを江坂 任が右足で合わせたボールはわずかに枠の右に外れ、決勝ゴールは奪えなかったものの、後半アディショナルタイムを含め104分に及んだ試合を1-1で終え、今季初めてアウェイで勝ち点を手にした。

次戦は、4月6日(水)19時30分から埼玉スタジアムで入場者数上限100パーセント行われる、4月唯一のホームゲーム、明治安田生命J1リーグ 第7節 清水エスパルス戦となる。

【松尾佑介】
(浦和レッズに加入して初めての公式戦となったが、試合を終えて率直な感想はどうか?)
「勝ち点3を求めていましたので、取れなかったことが心残りです。次の試合に向けてしっかりと準備していきたいです。加入して少し出遅れてしまったということもありますので、その分もこれから取り返していきたいです」

(復帰して調子は戻ってきているのか?)
「体のキレは悪くありませんが、今日の試合では味方とあまり連係できませんでしたので、僕の特長を分かってくれれば、もっといいプレーができると思いますし、チームとしても脅威になれると思います。これから絶対に良くなっていくと思いますし、みんなとのプレー時間がもっと必要だと思います」

(出場直後はFWだったが、プレーの感覚はどうだったか?)
「トレーニングでもやっていました。僕自身として違和感はありませんでしたが、チームの状況や組み合わせでサイドの方がいいということで、途中からサイドになりました」

(サイドになってからは持ち味でもあるドリブル突破を何度も見せていたが?)
「チームとしてボールを前にいい形で供給する形が少なかったですし、分かりやすくサイドで仕掛けると相手の脅威になると思いました。ある程度、突破ができていただけに、ゴールにつなげたかったです」

(公式戦に出たからこそ分かった収穫や課題は?)
「やり続けるしかありませんし、やり続けます。個人的にはチームとしてもう少しゴールに向かってアタックした方がいいと思います。アタッキングサードに入る回数が少ないですし、そこを僕がチャレンジしていきたいです。僕が入ったら勢いが出るような攻撃を仕掛けていきたいです。今日もある程度の勢いは出せたと思いますが、もっと出せると思いますし、精度も上がると思います」

(次は埼玉スタジアムで清水エスパルス戦。松尾選手が出場すれば、加入後初めてのホームゲームとなるが、意気込みはどうか?)
「ゴールを取ってチームの助けになればいいと思います。そのためにいい準備をしていきたいです。今日もペナルティーエリアに入り込むシーンを作れましたし、その数と質を高めていきたいです」​

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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