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リカルド ロドリゲス監督 湘南戦試合後会見

明治安田生命J1リーグ 第3節 湘南ベルマーレ戦 試合後のコメント

「今日は非常にいい試合ができたと思います。我々がチャンスを作ることができましたし、相手に決定的な場面を多く作らせなかったと思います。ただもちろん、我々としては常に改善点を持って臨んでいきたいです。今回の試合であれば、なかなかプレーが継続していかないところがありました。どこかでボールを握りたいときにロストしてしまうとか、スローインから簡単に失ってしまう、そういった部分があったので、そこを今後の改善点としていきたいと思っています。

ただ、今回の相手である湘南は、人に対して前からハメていくディフェンスに特徴のあるチームですので、その意味では難しい相手によくやれたと思っています。そして何より、我々が今立たされている難しい状況の中で、勝ち点3は非常に価値のある結果だと思いますので、その部分については満足しています」

[質疑応答]
(湘南は勝ちにくい相手と話していたが、今日のチームの工夫でうまくいったと感じるところは?)
「まずディフェンスのところから話すと、相手の特徴のところをしっかり抑えられたと思います。2トップ2シャドー、そこをうまく使う両ワイドの選手たち、そういったところに簡単に決定的な機会を作らせなかったと思います。ディフェンスの部分は非常に良かったと思っています。

攻撃に関して、最初のゴールはサイドの崩し、チームとして話していたことがしっかりできたシーンだったと思います。ビルドアップに関してはなかなかうまくいかないところもありました。我々がどういうふうにプレーするのか、どういうスタイルなのかを知られている中で、対策を練ってこられた試合という難しさはあったと思いますが、うまくいったシーンもありました。ただ、今回は決定的なチャンスを作らせなかった、そこがまず大きかったと思います」

(平野佑一選手と岩尾 憲選手のダブルボランチにして、今までと違う可能性も見えたと思うが、この組み合わせにした狙いと、実際に見てみて感じたことは?)
「ここまで5連戦をやってきて、1年間をこれだけの日程で戦っていかないといけないとなると、やはりフレッシュな選手たちで戦っていくのが重要なことだと思っています。
今回、前回の2ボランチから変更しました。柴戸(海)も伊藤敦樹も、2人とも川崎フロンターレ戦では非常にいいプレーをしてくれたと思いますが、今回はフレッシュな選手たちで、攻撃と守備で目的を持ちながらうまくやれたのかなと思います。今回、スタートメンバーだけでなく、途中から入る選手も含め、どういう構成にするかは非常に迷いがありました。今回は柴戸が外れていますが、いいパフォーマンスをしていましたし、いろいろなバランスや疲労度などを考慮して、こういう起用になりました。伊藤敦樹も、今日は前半の途中から入りましたけど、非常にいいプレーをしてくれたと思います」

(後半に3枚代えをしたとき、明本考浩選手を左サイドバックにして馬渡和彰選手を左サイドハーフにするといういつもと逆の配置にしていたが、意図と成果は?)
「バランスを考えました。まず明本に関しては、もちろん攻撃でもですけど、ディフェンスの堅さの面でも非常に重要な役割をこなしてくれる選手です。そして馬渡に関しては、縦へのスピードやドリブルから今日取ったゴールのようなプレーができます。彼がより相手ゴール近くにいることを狙っての投入でした」

(湘南がウェリントン選手を起用した後に最後の交代カードで犬飼智也選手を投入したが、相手の出方を見て決めたのか?)
「この状況で非常に難しい決断だったと思います。ベンチにはまだキャスパー ユンカーもいましたので、ああいう試合展開であるならば、スピードを生かした攻撃やカウンターなど、彼の特長を生かせる場面だったかもしれません。ただウェリントン選手や、前線にそういうタイプの選手が入ってきて、彼らの狙いはクロスからの攻撃だとハッキリしていたと思うので、そこに対してどう対応するか、という決断をまずしました。簡単に上げられないよう、我々も少し形を変えて、そこで数的同数になるようなやり方をしていきました。

ただ勘違いしてほしくないのは、この決断が決して守備的に入るためだけのものだったわけではない、ということです。たとえばシャドーには小泉(佳穂)や大久保(智明)、そして真ん中には時間とためを作れる選手たちがいて、狙いとしてはやはりボールを握ること、ボールを持って守る時間を減らしていくという狙いもあって、ああいう交代をしました。前線にもう一度明本が入って、彼は前線でのキープもそうですし、前からプレスに行ってくれるので、攻撃と守備を考えた上での決断でした」​


【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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