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第10節 vs 川崎「果敢に闘い先制するも、敵地で勝ち点得られず」

3月2日、浦和レッズはアウェイの等々力陸上競技場で2022明治安田生命J1リーグ 第10節 川崎フロンターレ戦に臨んだ。

レッズは、前半にFKから岩波拓也がゴールを決めて先制したが、後半に逆転されて1-2で敗れた。

立ち上がりからアグレッシブにゴールを狙っていくレッズの選手たち。5分には小泉佳穂のボール奪取から明本考浩がミドルシュート。8分には馬渡和彰のCKから岩波のヘディングを経由して江坂 任が体を投げ出しながらシュートと、チャンスをつくっていった。

その後もボールをつなぎながら敵陣ではプレッシャーをかけてコースを制限。相手のミスを誘い、自陣では固い守備ブロックを形成して川崎にチャンスをつくらせない。

15分前後の耐える時間でしっかりと守ったレッズの選手たちは再びペースをつかんだ。21分にはボールを奪ってから一旦後方へ下げ、GKの西川周作も含めて丁寧にパスをつなぎ、縦にスピードを上げて一気に敵陣に入ると、酒井宏樹の早めのクロスを長い距離を走ってペナルティーエリア内に飛び込んだ馬渡がシュート。ボールは相手に当たったが、レッズらしい攻撃を展開した。

さらに、このプレーで得たCKでは馬渡がゴール前に送ったボールがファーサイドに流れると、酒井が丁寧に中央に送って伊藤敦樹がシュート。これは枠の右へ外れたが、ゴールが決まってもおかしくないシーンが続いた。

その後も川崎を押し込んだ形で試合を進めると、33分だった。こぼれ球に反応した江坂がファウルを受けてペナルティーエリアの右角付近でFKを得ると、岩波と馬渡が話し合う。すると、馬渡がゴール前に送ったボールを前に出てから下がって相手のマークを外した岩波がヘディングシュート。これがゴール右に決まり、レッズが先制に成功した。

その後も守りに入らず、前線からプレスをかけながら試合を進めていくレッズの選手たち。後半に入っても立ち上がりの52分、江坂のスルーパスから右サイドを突破した関根貴大がグラウンダーのクロスを入れると、明本がスライディングしながらシュート。決定機を迎えたが、相手GKのセーブに阻まれた。

その後は自陣で耐える時間も続いたが、58分にアレクサンダー ショルツ、59分に伊藤、61分に酒井が相手のシュートをブロック。守備陣を中心に体を張りながらゴールを守った。

しかし62分にCKから失点を喫すると、64分にもゴールを奪われ、逆転を許してしまった。

その後もレッズの選手たちは諦めずにゴールを目指していく。相手を押し込んでいく中、76分には関根、小泉、江坂に代わってキャスパー ユンカー、松崎 快、大久保智明がピッチへ。リカルド ロドリゲス監督は攻撃的な采配でまずは同点を目指した。

86分にはペナルティーアークの中で相手を背負った明本がファウルされてFKを得ると、馬渡が直接狙う。ボールは壁の間を抜けたが、相手GKに弾かれた。

後半アディショナルタイムに入っても前方へボールを動かしながらゴールを目指したレッズだったが、2点目は奪えぬまま試合終了となった。

次戦は、3月6日(日)15時から埼玉スタジアムで行われる、2022明治安田生命J1リーグ 第3節 湘南ベルマーレ戦となる。

【関根貴大】
(前半は今季の中でも一番良かったと言えるほどいい状態でプレーしていたが、後半は相手に持っていかれてしまった。J1リーグでは4試合ともそういう状態が続いていると思うが、後半落ちてきたところをどうしのぐべきだと考えているか?体力的なことなのか?それとも時間を使うなどゲーム運びのところなのか?)
「両方必要だと思います。後半の入りも前からしっかり行くことも大事ですし、それだけでは難しい場面もありますし、耐えることも必要です。そこをどう乗り切るかが大事で、今日に関してはセットプレーで失点してしまい、そのまま立て続けに決められてしまいました。1失点してからもう一度盛り返すくらいのチーム力が必要だと思っています」

(これまでのキャリアの中でも内容が悪いわけではないが結果が出ない時期もあったと思うが、そういうときに大切だと思うことは?)
「今までも勝てない時期はありましたが、最も違うのは、今は内容がいいということです。自分たちがやってきたことを信じて、貫き通せばいいと思っています」

(内容がいい中で結果を出すために、チームメートとどんなコミュニケーションを取りながら次の湘南ベルマーレ戦に向かっていきたいか?)
「いいところは続けていくしかないですし、それを90分間通してやれれば、勝率は上がってくると思います。そこをまずは目指してやることが今は一番大事だと思います。うまくいかないときに一人ひとりが声を出してチームを盛り上げることも大事ですし、今日は失点後に落ちてしまいましたので、そこがもったいなかったと感じました。次の試合はどういう展開になるか分かりませんが、まずは決められる場面で決め切ること、そうではない難しい時間帯をどう乗り切るかということは、これからチーム力を上げていく上でも必要になってくると思いますし、そこを大事にしたいです」

(相手の左サイドバックにトラブルが生じ、交代で入ってきた塚川孝輝選手は純粋なサイドバックではなかった。関根選手も攻め方や立つ場所を考えたり、頭を使うことができたりしたと思うが、どのような仕込みをしたのか?)
「明らかに不慣れでしたし、プレースピードも速くはありませんでしたので、狙っていこうと思っていました。前半はうまくいきましたが、後半は相手も立ち位置などを工夫してきて、あまりうまくいけなくなりました。ただ、勝っていたこともあり、そこでも焦れずにやっていこうと思っていました。チームとしてどうこうというよりは、個人としての判断でした」

(酒井宏樹選手を出させるロングパスなど、うまくいっていた場面もあったと思うが、コミュニケーションというよりはそれぞれの判断だったのか?)
「そうですね。状況判断で僕がやっていることも多いですし、酒井選手が五分な状況なら出そうと思っていました。そういう今までやってきた経験もありながら、いい崩しができたと思います」​

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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