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第2節 vs G大阪「相手を圧倒するも勝ち点を得られず」

26日、浦和レッズは埼玉スタジアムで明治安田生命J1リーグ 第2節 ガンバ大阪戦【MATCH PARTNER ポラス株式会社】に臨んだ。

レッズは、前半からG大阪を圧倒したもののゴールを奪えず、後半に1人少なくなった後に失点を喫し、0-1で敗れた。

立ち上がりから攻勢に出たレッズの選手たち。2分には左サイドから関根貴大が左足でクロスを送ると、ファーサイドにフリーで走り込んだ松崎 快が右足でシュート。ボールは枠から外れたが、開始早々からチャンスをつくった。

その後もボールを保持しながら攻撃を仕掛けていくと、9分にもビッグチャンスをつくる。最終ラインから丁寧にパスをつなぎ、J1リーグではレッズ加入後初先発となった岩尾 憲が縦パスを送ると、関根がさらに左斜め前へ。これを左サイドに流れて受けた江坂 任がゴール前にクロスを送ると、今季初先発となった小泉佳穂がスルーし、松崎が左足でボレーシュート。これはGKに弾かれると、こぼれ球を小泉が右足で押し込もうとしたが、ボールは左サイドネットをかすめた。

さらに20分には右CKから岩尾がゴール前にボールを送ると、江坂が打点の高いヘディングで合わせる。しかしボールはわずかに枠の左へ外れた。

24分には岩波拓也のサイドチェンジから左サイドで大畑歩夢、関根とつなぎ、左サイドに流れた江坂がクロス。低い弾道のボールをニアサイドの大畑、中央の小泉がスルーし、走り込んだ関根が思い切りよく右足でシュートを放ったが、DFにブロックされた。

何度もチャンスをつくり、守備ではボールを失っても素早い切り替えからのプレスやセカンドボールの回収ですぐに奪い返し、G大阪にボール支配もカウンターもほとんど許さないレッズの選手たち。ほとんどの時間をG大阪陣内で過ごしながら、前半をスコアレスで終えた。

後半もボールを保持しながらゴールを目指すレッズの選手たち。20分にはペナルティーエリアの手前、やや左の位置で得たFKを後半開始から出場した馬渡和彰が直接狙うと、ボールはゴール右上を捉えたものの、相手GKのセーブに遭ってゴールは奪えなかった。

77分には江坂のスルーパスから関根がペナルティーエリア内に侵入し、最後は馬渡のクロスから江坂がボレーシュート。続けて78分には左サイドの高い位置でボールを奪い返した関根が江坂のリターンパスを受けてからカットインして相手を抜き、右足でシュート。しかし、それぞれ枠を越えた。

81分には岩尾が2枚目のイエローカードで退場となってしまい、直後の83分には相手のシュートがDFに当たってコースが変わる不運な形で失点を喫してしまった。

それでもレッズの選手たちは諦めない。86分、リカルド ロドリゲス監督は小泉とこの試合がレッズ加入後初先発となった宮本優太に代え、柴戸 海と犬飼智也をピッチへ送り出す。そして本来はセンターバックでプレーする犬飼が最前線に入った。

すると89分、伊藤敦樹が前線に送ったボールを追った犬飼が相手に倒され、主審はPKの判定をしたが、その後VAR(ビデオ アシスタント レフェリー)の判定によってFKとの判定に変更となった。FKは馬渡が直接狙ったが、壁の前の味方に当たってゴールキックとなった。

最後まで闘う姿勢を崩さなかったレッズの選手たちだったが、試合は0-1のまま終了した。

次戦は、3月2日(水)19時からアウェイの等々力陸上競技場で行われる、2022明治安田生命J1リーグ 第10節 川崎フロンターレ戦となる。

【宮本優太】
(特に前半、チームがうまく機能している中にどのように入っていくかというかというところもあったと思うが、その関わりや自分のプレーを振り返ってどうだったか?)
「自分自身の特長をチームのみんなが分かってくれていますので、裏に飛び出すところなどの走力を生かそうと思い、そういう話もしていました。そんな中、伊藤(敦樹)選手などが裏にパスを出してくれていましたので、自分と選手たちみんなで話し合っていたことが何度か出せたと思う前半でした」

(サッカーなのでいくら攻めてもゴールが入らないこともあるが、後半はチームが疲れていた中、どのように戦況を打開しようと思っていたのか?)
「サイドバックなのでどんどん仕掛けて、サイドからチームの攻撃を活性化させようと思っていましたが、自分のところにボールが来ても、なかなかいいタイミングで他の選手と関わることができませんでした。そういう意味では、みんなの疲労もあり、うまくかみ合わなかったと思います」

(今日は長い時間プレーできたが、今後に向けてはどうか?)
「自分自身の特長はある程度通用すると分かりましたが、まだまだ決定的な仕事ができませんでしたし、もっと積み上げていかなければいけないと感じました」

(チームとして前半は押し込めていてかなりチャンスをつくっていたが、攻撃から守備に切り替わったときのスピード感や強度も素晴らしかったと思う。プレーをしていた選手としてはどうか?)
「相手のカウンターがあるということは話していましたし、そこを早めに潰せば自分たちのチャンスになると(リカルド ロドリゲス)監督も言っていました。そういうことはみんなで意識していたと思いますし、強度を出していけたと思います」

(後半はチャンスをつくるシーンが少なくなってしまったと思うが、原因はどこにあったと思っているか?)
「たとえば酒井(宏樹)選手なら、酒井選手自身で打開できる場面も多かったと思いますが、右サイドからは打開できませんでしたし、左サイド頼みになってしまっていたと思います。右の自分と松崎(快)選手でもっとコンビネーションを増やして打開しなければ、チームがうまく機能しないと思います」

(G大阪は後半に前線やシャドーの選手を代えてきたが、レッズの最終ラインにかかる圧力に変化はあったのか?)
「そこまでのストレスは感じませんでした。全体的にサイドチェンジしたときにも関わりが少なかったと感じましたので、中2日の連戦で前節は途中から10人で戦っていましたので、みんなが見えないところで疲労を感じていたのではないかと思います」

(次も3月2日水曜日に等々力陸上競技場で行われる、2022明治安田生命J1リーグ 第10節 川崎フロンターレ戦まで中3日と連戦が続く。宮本選手は体力もあり、明るいキャラクターでもあるが、チームにどのような働きかけをしながら準備していきたいか?)
「FUJIFILM SUPER CUP 2022を戦い、J1リーグを迎えるときに、このようなシーズンの入りになるとは誰も思っていなかったと思います。スタッフも含め、予想できていないことが起きて、いろいろと考えてしまうことも多いと思いますが、やるべきことは変わらないと思います。自分たちの目標も変わりません。目標を変えてしまうとチームの雰囲気も変わってしまいますし、プラスからマイナスになることも多いと思いますので、チームの目標は変えてはいけないと思います。西川(周作)選手はどんなときも明るく声を掛けてくれますし、西川選手に負けずに自分もトレーニングから声を出していきたいと思っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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