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第1節 vs 京都「2022シーズン J1リーグ開幕戦は勝利ならず」

19日、浦和レッズは、アウェイのサンガスタジアム by KYOCERAで行われた明治安田生命J1リーグ 第1節 京都サンガF.C.戦に臨んだ。

レッズは、後半の立ち上がりに失点を喫し、その後は猛攻を仕掛けたもののゴールを奪えず、0-1で敗れた。

立ち上がりから勢いよくプレーしたレッズの選手たち。9分には馬渡和彰のパスを受けた明本考浩がシュートを放ったが、相手GKのセーブに阻まれた。

さらに15分には明本がドリブルで左から中央に入りパスを送ると、プロ初出場初先発となったルーキーの安居海渡が思い切りよくミドルシュートを放つ。しかしこれは枠を越え、先制ゴールとはならなかった。

その後は攻守の切り替えが早い展開が続く中、京都のプレスを回避するためにロングボールも織り交ぜながらゴールを目指し、一方で京都の攻撃を守備陣が中心となって体を張って阻止した。

後半に入ると46分にはペナルティーエリア内でピーター ウタカにシュートを打たれたものの、加入後初先発となった犬飼智也がスライディングでブロックし、ピンチを防いた。

47分にはチャンス。江坂 任のパスを受けた明本がシュートを放ち、関根貴大がゴール前に詰めたものの、明本のシュートは相手GKにキャッチされた。

49分にはウタカにゴールを決められて先制を許したが、すぐさまゴールチャンスをつくる。52分、犬飼のパスを左サイドで受けた明本が対面する相手を揺さぶりながらグラウンダーのクロス。これをニアサイドに走り込んだ江坂がワンタッチで合わせたが、ボールは惜しくも枠の左に外れた。

61分には安居に代わって今季から8番を背負う小泉佳穂がピッチへ。ボールを支配しながら京都を押し込んでいくと、72分にはペナルティーエリア内の右でボールを受けた江坂がパスを送り、走り込んだ酒井宏樹がシュートを放ったが、相手GKに弾かれた。

そのプレーで得たCKの流れから、関根が左足ダイレクトでシュートを放つと、酒井がゴール前で方向を変えたがDFにクリアされる。さらにこぼれ球を拾った明本のクロスを江坂が頭で合わせたが、相手GKに抑えられた。

79分には明本が右サイドからカットインして中央にパスを送ると、小泉が左足でシュート。しかしこれも相手GKに弾かれ、ゴールは奪えない。

その後も最後までゴールを目指して攻撃を仕掛け続けたレッズの選手たちだったが、2022シーズンのJ1リーグ開幕戦を勝利で飾ることはできなかった。

次戦はホーム開幕戦。2月23日(水・祝)に埼玉スタジアムで行われる、2022明治安田生命J1リーグ 第9節 ヴィッセル神戸戦【MATCH PARTNERメディカル・ケア・サービス】となる。

【西川周作】
(普段いるはずのコーチがおらずに役割が変わるなど、通常とは異なる状況で臨んだ試合だったと思うが、この1週間キャプテンとしてどうチームをまとめてこの試合に臨もうとしたのか?)
「ご存じのように新型コロナウイルス感染症で陽性判定となった選手やスタッフが出てしまい、(リカルド ロドリゲス)監督も言っていましたが、週の初めのトレーニングができませんでした。ただ、それからはプレーできる選手、そしてスタッフと力を合わせながら、いい準備をすることができましたし、今日の試合に臨むに当たって不安はありませんでした。逆にチャンスが訪れた選手もいましたし、そういった選手ができるだけ伸び伸びとプレーできるように声を掛けながら、1週間を過ごすことができたと思います」

(京都がハイプレスで来るチームである中、岩波拓也選手や西川選手が後ろでつないで相手を外して相手の背後を狙っていたと思う。それが機能していた反面、それで仕留めることができなかったことも事実だと思うが、そのあたりの感触はどうだった?)
「前半の試合の運びに関しては、うまくいっていた部分が多かったです。相手は、前でプレスして自分たちのつなぎを引っ掛けてカウンターを狙っていたと思いますし、J1リーグの1試合目であり、アウェイでピッチコンディションもよくない状況で、自分たちの一つの策といいますか、割り切ることができていました。ただ蹴るだけではなく、狙いを持ってしっかりと味方につなげることもできていましたが、ゴール前の落ち着きやクオリティーはもっと集中して上げていかなければいけないと思います。そのクオリティーは次、埼玉スタジアムで取り戻したいです」

(新型コロナウイルスのことも含め、イレギュラーな試合で敗れたことをどのように受け止め、控室ではどのような話をしたのか?)
「自分たちの手応えは良かったものがありました。チャンスも数多くありましたし、チャンスになりかけたところでミスをしてしまったことが続いてしまった分、今日の試合はもったいなかったということはみんなも感じていて、言葉にもしていました。仕留めなければいけない場面でしっかりと仕留めることができなかったことは反省材料です。今いる選手たちで団結することが自分たちの責任だと思っていたからこそ、今日は結果を出してこの場に来たかったというおもいが強いです」

(Jリーグ全体がイレギュラーな状況にどう対応するかということも重要なシーズンになると思う。この試合で得たものもあると思うが、前向きに考えるとどうか?)
「スタートで出る予定ではなかった選手たちが出られたり、途中から出られたり、そういうことはいろいろな選手がポジティブに思っていることだと思います。浦和レッズに加入して1年目から試合に出ることは、チームにとっても底上げの部分で大事になってきます。この先、J1リーグやACL(AFCチャンピオンズリーグ)やカップ戦が続きますし、今季はタイトなシーズンになると思っていますので、一人ひとりが試合に出る準備をしていく必要があると思っています」

(今日の試合で良かった面や課題も含めて、今後にどうつなげていきたいか?)
「今日、J1リーグで得たものは、90分間を通して数多くあったと思います。負けたことはしっかりと受け止めながら、反省すべきところはしっかりと反省して、頭も体もまたいい準備をしていきたいです。ここを出るときには次の準備を頭に入れなければいけないと思っていますし、結果がついてこなかったから下を向くのではなく、自分たちがやってきて数多くできていたこともあります。逆に後半、後ろから見ていて感じた課題もあります。次の試合に向けて修正しながら、最後まで規律を守ることはみんなでしっかりとやっていきたいです」

(次は中3日でヴィッセル神戸戦。今季初めての埼玉スタジアムでの試合でどんな戦いをしたいか?)
「相手は神戸で力のあるチームであることは間違いないです。たくさんの浦和レッズのファン・サポーターがここまで来て後押ししてくれましたし、今日は負けて帰ることは僕たちも悔しい気持ちでいっぱいですが、ファン・サポーターの方々も同じだと思います。つらいおもいをさせてしまった分、埼玉スタジアムでしっかりとゲームをして、勝って一歩踏み出したいと思っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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