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FUJIFILM SUPER CUP 2022 試合前日公式会見にリカルド監督と西川が出席

11日、12日(土)に行われる、FUJIFILM SUPER CUP 2022(vs 川崎フロンターレ/日産スタジアム・13:35キックオフ)に向けた試合前日公式会見が行われた。浦和レッズからはリカルド ロドリゲス監督とキャプテンの西川周作が出席し、今季初の公式戦に向けて意気込みを語った。

【リカルド ロドリゲス監督】

「2ヵ月前にタイトルを獲り、もう一度タイトルに向かってプレーできることをうれしく思いますし、希望を感じています。ファン・サポーターの方々を幸せにしたいと思っています。非常に強い相手が待ち受けていますが、浦和レッズのタイトル数をここでまた1つ増やしたいと思います」

(タイトルを獲れるチャンスという話があったが、新チームの戦術の落とし込みにどれくらい手応えを感じているか?)
「たくさんの新加入選手がいて、若い選手も多いです。今はプレシーズンという時期で、チームとして成長している課程の中にあります。シーズンが始まってから全員がポテンシャルを発揮できる流れになると思いますが、明日の試合に向けても準備ができていますし、未来のレッズの顔を披露することができると思います」

(明日の試合ではどのようなこと選手たちに求めるか?)
「いいサッカーをプレーしたいと思います。簡単なことではないですが、自分たちで試合を支配して、自分たちがやりたいことを実行できるようにしたいです。川崎フロンターレとの対戦ですから、あらゆる面でパーフェクトなプレーが要求されます。それを選手たちに求めますし、まずはチームとしてプレーできればと思っています。そうすればこの試合の勝利にもつながるでしょうし、その後のJ1リーグにもつながると思います」

(トレーニングキャンプを終えて1週間ほど経ったが、選手たちのコンディションはどうか?この試合はJ1リーグの前の試合なので、無理をさせたくない選手もいるかもしれないが、そういうことも含めてどういう位置付けでこの試合に臨もうと思っているのか?)
「フィジカル的にいい状態にあると思います。時間があまりない中、非常にいい準備ができていると思います。ただ、戦術的なところが試合を制すると思いますので、その部分をしっかりと実行しながら、川崎フロンターレにダメージを与えるようなプレーをしたいと思っています。モチベーションも非常に高く、意欲的にプレーできる状態にありますので、タイトルを獲りにいきたいと思っています」

(昨季はフロンターレと4試合戦って、1試合負けた後に3試合で引き分けた。かなり追いついてきていると思っているが、この試合で勝利するために必要なポイントは?)
「全ての面でいい状態にないと、川崎フロンターレには通用しないと思います。自分たちがボールを持っているとき、持っていないとき、あらゆる局面でパーフェクトなゲームをプレーしなければいけません。一つでも良くない部分があると難しい試合になると思います。準備のところで、川崎も我々もお互いに時間がない中で進めてきていると思いますが、自分達の現状の最大のレベルを見せないと通用しないと思います」

(今季初めての公式戦を心待ちにしているファン・サポーターの方々に対してメッセージをお願いします)
「私は監督として、ファン・サポーターの方々に幸せを届けたいといつも思っています。昨季の天皇杯でそれをすることができましたし、またここでも行いたいと思っています。選手たちには勝利に飢えている状態で闘ってもらいたいと思います。我々はどのスタジアムに行って、どのピッチで戦ったとしても、そのようなハングリーさを持ってチームとして闘いたいと思っています」

(新加入選手がたくさん入り、チームづくりはまだまだこれからだと思うが、明日の先発メンバーは迷わずに決めることができたのか?)
「メンバー選考は簡単ではありませんでした。プレシーズンのトレーニングキャンプでも全員が高いレベルのプレーを見せてくれましたし、同じポジションに状態のいい選手が複数いて、迷ったポジションもあります。ただ、どの選手が先発メンバーになっても、やらないといけないことは分かっている状態でプレーできます。チームづくりの過程ですが、何が起こってもおかしくない勝負ですから、明日も勝利を目指してがんばります」

(副キャプテンに任命された関根貴大選手が、リカルド監督から「レッズに長くいる選手なので、周りにこういう集団であるべきだということを示してほしい」と言われたと話していた。リカルド監督はレッズがどのような集団であるべきだと考えているのか?)
「集団として一体感を持つ、団結した集団でなければいけないと思います。エゴは排除し、チームのことを考える集団でなければいけません。そうすれば、難しいときも乗り越えることができると思います。浦和レッズのシャツに袖を通す選手たちは、ハングリーさを持っていなければいけません。ファン・サポーターの方々に誇りに思ってもらえるような集団でなければいけません。

関根選手は育成組織からトップチームに昇格し、キャリアを築いてきた選手ですので、レッズの過去も知っていますし、それを知った上で未来に向かっていく選手の一人だと思っています。選手全員にリーダーシップを発揮してもらいたいですが、キャプテンと副キャプテンのグループは非常に重要な存在であり、関根選手には今季さらに責任を持ってもらうために副キャプテンにしました」

【西川周作】

「みなさん、こんにちは。浦和レッズの西川です。今シーズンよりキャプテンという役割を任され、長く浦和レッズに在籍している身としては、非常に身が引き締まるおもいです。みなさんと一緒にJリーグを盛り上げるために、僕たちも明日の試合からピッチの上でしっかりと頑張っていきたいと思っています。今シーズン、ここのいる全員で勝利に対しての執念を持ち、強い集団になっていけるように頑張っていきたいと思っています。みなさん、今シーズンもよろしくお願いします」

(J1リーグ制覇する上で立ちはだかる川崎とJ1リーグが開幕する前に戦うことになるが、チームとしてどのような姿を見せたいと思っているか?)
「チームとしては新しい選手が入ってきた中で、リカルド監督が目指すサッカーを沖縄トレーニングキャンプでも毎日いいトレーニングを積むことができました。川崎フロンターレはJ1リーグで結果を残していますし、一番強いチームだと思っていますが、そのチームに対して最後に勝ち切る姿を見せたいです。今シーズン最初の公式戦で浦和レッズのファン・サポーターの方々も楽しみにしてくれていると思いますし、Jリーグを愛するみなさんも楽しみにしている大会だと思いますので、『今年の浦和レッズは違うぞ』というところを見せるチャンスでもあると思います。明日は何としても勝利して、優勝カップを掲げたいと思っています」

(個人としてはどうか?今年はFIFAワールドカップも開催されるが?)
「ワールドカップが11月ということで、まだまだチャンスがあると思っています。今シーズンの自分の活躍次第で目標としている日本代表に戻ることができると思いますし、常に意識高く一試合一試合戦っていきたいと思います。キャプテンになったからといって特別にこうしよう、ああしようということはないですが、このチームにはリーダーシップを取っていける選手もたくさんいますし、経験ある選手もたくさんいます。自分もGKとしてしっかりとプレーし、背中でみんなをまとめていきたいと思っています」

(モチベーションも含めてチームの現状をどう捉えているか?)
「明日の試合に関して、みんなにいよいよ始まるという雰囲気が漂っていますし、沖縄トレーニングキャンプで過ごした時間から、埼玉に帰ってきてからのトレーニングはさらにみんなが集中していますし、いよいよ始まるという責任感をみんなから感じることができます。明日の試合がスタートして、次の週はJ1リーグが開幕しますので、明日は勝って勢いをつけたいというおもいが強いです」

(ジョアン ミレッGKコーチが新たに就任して、トレーニングキャンプでも重点的にGKトレーニングを行っていたが、プレーシーズンで積み重ねたことが試合にどう生きると期待しているか?)
「まず彼から言われたことで、『自分がやってきたことを一度リセットして、頭をクリアにした状態で私の話を聞いてくれ』という言葉が印象的でした。僕の昨季のプレーを彼なりに分析してくれていましたし、一つのキャッチングやポジションを取る移動手段でしたり、クロスボールに対しての入り方でしたり、最初はプレーするというよりも講義を受けているような時間が長かったですが、理にかなっていることを言ってくれると思いました。今度は頭で考えながらプレーしたことで、最初はうまくできないことの方が多かったですが、これができるようになればもっと楽にゴールを守れますし、守備範囲も広くなるというポジティブな面がたくさん見られました。埼玉に帰ってきて体にしっくりき始めているということは、これからJ1リーグを戦う上でも楽しみですし、まずは明日の試合で自分が意識してやってきたことをプレーに出していきたいと思っています」

(沖縄トレーニングキャンプを見ていて、さらにレベルアップしたのではないかと感じたが、トレーニングマッチで感じた手応えはどうだったのか?)
「一つのポジショニングに対しても、新しい世界が見えていると手応えを感じています。ポジション取りは特にトライしていきたいですし、昨季と少し変わってくるのではないかと思っていますので、明日の試合でいつも見てくださっている方々に感じてもらえればうれしいと思います。新しいことをやっていく中で、いいことだけではないと思いますが、課題が出れば修正して、また良くなって、また修正して良くなって、という繰り返しだと思いますので、1年間を通してレベルアップしていきたいです」

(キャプテンを務めるのは2020年以来だが、当時と比べて心境に変化はあるのか?)
「どちらかというと今回の方が落ち着いて対応しているというのが僕なりの分析です。前回は初めてのことでしたし、同世代も多かったですので、僕を支えてくれる選手が多かったですが、今シーズンはチーム最年長という立場にもなりました。サッカーの中で年齢は関係ありませんが、落ち着いてリカルド監督の話を聞くことができました。昨季キャプテンをやられた阿部(勇樹)さん(現 浦和レッズユースコーチ)からは、『周作らしくやるといいよ。あまり周りにとらわれ過ぎず、自分のことだけを考えながらやるといいよ』というアドバイスもいただいています。阿部さんも明日はスタジアムに来られると思いますので、レッズは大丈夫というところを見せたいと思います。僕たちは勝利に飢えていますので、一試合一試合勝利にこだわりながら、強く頑張っていきたいと思っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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