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沖縄トレーニングキャンプ 17日目 大久保コメント

沖縄トレーニングキャンプ 17日目 大久保智明コメント

【大久保智明】
「浦和レッズ、21番の大久保智明です。今年もよろしくお願いします」

(沖縄トレーニングキャンプも今日を含めて残り4日間となったが、ここまでどんなことを積み上げてきたのか?)
「始動してさいたまで2日間トレーニングをしてすぐに沖縄に入りましたので、新加入選手がどういう選手なのか、どういう人なのかが分からない状態のままスタートしました。
2週間ほどいることで、毎日いろいろな選手とコミュニケーションを取っていますし、プレー以外での会話で選手が一つにまとまってきていると思います。毎日トレーニングをしていく中で、細かい擦り合わせができていますし、昨年いた選手やリカルド(ロドリゲス)監督のサッカーを理解している選手が、新加入選手に率先して教えたりしています。
そうして2週間やってきて、まとまりが出てきたと感じています」

(1月30日に行われたサガン鳥栖とのトレーニングマッチの収穫や課題はどうだったか?)
「課題もたくさんありますが、その中でも全員が同じ目的でしっかりとやろうとしている方向が一つだったということもありますし、うまくいかない中でもポジティブな声が出たり、『こういうときはこうだよね』ということも話し合えたりしましたので、1試合目にしてはいい出来だったと思いますし、収穫があったと思います」

(2年目でリカルド監督のサッカーに順応できていると思うが、このチームでどんな役割を果たしていきたいと考えているのか?)
「2年目ということもありますし、同じポジションの選手が加入したこともありますので、自分は昨季1年間やっているということも意識しながら、数字にもっとこだわってプレーしていきたいと思います」

(数字に関しては、何ゴール決めたいなど具体的な目標があるのか?)
「具体的な数字は決めていませんが、まず1点目が重要だと思いますし、1点目をいつ取れるのかも重要だと思います。なるべく早めにゴールを取りたいと思っています」

(サイドでプレーしたり中でプレーしたりしてプレーの幅が広がっていると思うが、その点についてどう感じているか?)
「学生時代からずっと右サイドしかやってきませんでしたが、昨季1年間で左サイドやトップ下、FWでもプレーする機会がありました。自分のサッカー選手としての幅も広がったと思いますし、サッカー人生が続いていく中でポジティブなことだと思っています。
すごく貴重な経験ができていると思います。今は『どちらサイドでも大丈夫です』と言えるようになりましたし、それが強みになったと思っています」

(ポゼッションサッカーの中でドリブラーの役割はどこにあると考えているか?)
「パスサッカーやポゼッションサッカーをやっていく中で、最後にゴールを取るところはパスだけで崩せることはあまりないと思います。1枚剥がしたり、イレギュラーなことが起きたときに相手が崩れたり、こちらがあえて形を崩したところでゴールが生まれることもあります。あえて流れに従わず、ドリブルを一つ入れることによって相手を崩せることがあります。そういうドリブルをする選手は状況を変えることができると思います」

(関根貴大選手や新加入の松尾佑介選手、松崎 快選手とドリブラーが多いと思うが、その中での自分の特長や強みはどんなところにあると考えているのか?)
「僕自身の中では、小さいスペースでのドリブルは他の選手とは違うと思っていますし、4人ともそれぞれの色がありますので、自分は細かいスペースや瞬間で飛び出すところで差をつけられるのではないかと思っています」

(昨季の天皇杯決勝は決勝ゴールに絡むなど、手応えを得て終えた1年だったと思うが、こういうことができた、こういうことはもっと伸ばさなければいけないと感じたことは?)
「昨季の最後の試合となった天皇杯決勝の舞台に立てたことは、3月、4月の自分では考えられないようなことでした。ずっと続けてきたからこそ出番があったと思いますし、プレーうんぬんではなく、そういう姿勢を1年間崩さなかったからこそあのピッチに立てたということが自分の強みになっていると感じています。ただ、ゴールや勝利に直結したプレーはあまりできていませんでした。天皇杯決勝もCKを取ったことは良かったですが、ゴールやアシストになったわけではありません。今季はそういう数字にこだわりたいですし、昨季よりも結果を残すことにフォーカスしていきたいです」

(数字を残す選手は最後のボールの受け手になることがうまいと思うが、そういう意識についてはどう考えているか?)
「トレーニングキャンプ中の最近の出来事ですが、岩尾(憲)選手と夕食を食べているときに、『どうやったらトモが良くなるかが数日やって分かってきた』という話をしてもらい、裏に抜ける動きを増やすことでゴールできる確率やゴールに近い位置でプレーできるかを教えてもらいました。昨日の日本代表の試合を見ていても、伊東純也選手は裏に抜ける動きが多かったのでゴールに近い位置でプレーしていたと思います。自分は足元でボールを受けようとするタイプでしたが、裏への動きも増やしていければ、もっとゴールを取れるのではないかと思います」

(クラブはJ1リーグ優勝が一番大きな目標だとしていたが、昨季の川崎フロンターレとの勝ち点差は大きかった。それを埋めて追い越すためには、どういうことが必要だと考えているか?)
「J1リーグの前半戦と後半戦を比べると、後半戦に重きを置かれやすいというイメージがありますが、前半戦での取りこぼしも多かったですし、勝てる試合を引き分けにしてしまった、落としてしまった、内容は良かったけど勝てなかった、という試合がありました。そういう試合でゴールを決め切る、勝ち切れるというところを見せていけば、フロンターレとの差を縮められると思います。1試合目から危機感を持って順位にこだわっていけば、差は縮まると思います」

(憧れの選手、参考にしている選手は?)
「日本人では中村俊輔選手が小学生のころからずっと好きでしたし、今でもプレー集を見ています。海外では(リオネル)メッシ選手やネイマール選手の映像をよく見ます」

(それらの選手のどんなところを参考にしているのか?)
「足技よりも体の使い方や重心移動、どちらかというと体の使い方をよく見ています」

(体の使い方に関して、ピッチ外で意識していることはあるか?)
「オフシーズンに西 大伍選手とトレーニングしたり、十種競技の池田大介選手と一緒にトレーニングをしたりして、知識を身に付けて実践に移すことをやっていました。それをトレーニング中に『こういう場面はこうだったな』と考えながらできています。
それから、高校生くらいから通っている地元の接骨院の方の考えもすごくいいですし、自分の体と合わせていっている感覚です」

(その知識や努力の結果、変わったと感じることは?)
「姿勢は変わりましたが、まだまだ伸びる部分もあると思います。具体的には分かりませんが、日に日に感覚は良くなっていると思います」

(昨年1年間でターニングポイントはあったのか?)
「天皇杯のカターレ富山戦が一つのターニングポイントになっています。それまでは(YBC)ルヴァンカップもメンバー外でしたし、2ヵ月近く公式戦のピッチから離れていた期間がありましたが、チャンスをもらえて、富山戦でプレーして、そこから戦力として見てもらえるようになり、メンバーにも入れるようになりました。そこが一番のターニングポイントだったと思います」

(大久保選手は右から仕掛けていくイメージがあったが、リカルド監督には左サイドで起用されることの方が多かったと思う。逆サイドや真ん中を経験することで考え方が変わったり、違う場所でプレーすることで変わることや得たものはあったのか?)
「ドリブルでいえば、右サイドからの方が仕掛けやすいと思ってやってきましたが、左サイドでプレーしたときの方が、より中に行ける感覚があったというのが正直なところです。左サイドで左利きなので、自然とボールを持ったときに前を向くことができます。右サイドだと半身になるところが左サイドだと前を向けるということがありましたので、それは全然違うと思いました」

(大久保選手はコースの切り方など守備の仕方も上手だと思うが、守備はプロになって伸びたのか?もともとできる方だったのか?)
「守備は本当にプロになってからです。学生のころは、守備はしても戦術的な守備ではなく、ボールに行くくらいでした。プロに入り、こうなったらコースをこう切る、ということが分かってきました。昨季のホーム(浦和駒場スタジアム)で戦った鳥栖戦は自分の守備がはまっているという手応えがありました。守備はプロになってから変わったと思います」

(チームが若返っていることについてどう感じているか?)
「率直な意見を言うと、僕は槙野(智章)選手や興梠(慎三)選手、宇賀神(友弥)選手、阿部(勇樹)選手にはすごく仲良くしていただいて、かわいがっていただいていたので、本当にさみしかったですし、昨年の最後も泣いてしまいました。さみしいという気持ちが一番大きかったですが、いざ新しいシーズンが始まったときに、まだどうなるか分かりませんが、そういう選手たちに浦和レッズの力を見せる番だと思っていますし、今は充実しています」

(同世代の選手も多くなったが、若手のリーダーという意識は芽生えているのか?)
「リーダーという感じではありませんが、逆に言えば全員がリーダーになれるということもあると思います。僕らはまだ経験があまりありませんし、一つひとつ全員で経験していって、みんなで進みながら、まとまって上に上がっていけたらいいなと思います」

(先日のオフはどう過ごしたのか?トレーニングキャンプの必需品は?)
「コロナ禍ということもありますし、あまり外出ができないという中で、先日のオフは試合の翌日で思っていた以上に疲労がたまっていましたので、朝食を食べた後にサウナに入り、昼寝をして、12時くらいにご飯を食べに行き、その後は少し動画を見ていたらまた昼寝をして、合計5、6時間くらい昼寝をして過ごしました。普段の部屋での過ごした方での必需品は、日記とサッカーノートを毎日書いていますし、もちろんサッカーをしに来ましたが、サッカー以外の時間が絶対にある中で、何かしようと課題を決めてやってきました。一つはお金の管理、自分の支出と収入の確認と、そういう本を読んだりしています。本を読んでためになることを取り入れたいと思っています。無駄な時間を過ごしたくないという意識がありますので、何か一つでも知識を身に付けられたらと思っています」

(日記とサッカーノートはどう使い分けているのか?)
「大学2年のころから日記を書いていますが、だんだん日記がサッカーノートのようになってきてしまったということがあり、しっかりと分けたいと思い、日記では1日の過ごし方や、サッカー中の心理状態を日記に書くようにしました。サッカーノートには自分がやったポジションの守備の仕方の確認でしたり、他の選手からもらったアドバイス、毎日のトレーニングの映像が毎日見られますので、フォーメーションを書いたり、スペースを書いたりして確認しています」

(昨季、大久保選手がプレースキックを蹴る際に、ボールが槙野選手に行くことが多かったが、チームとしての戦術だったの?槙野選手から言われていたのか?)
「CKを蹴る前によく槙野選手に呼ばれて『ここに上げてほしい』という意見をもらっていましたので、そういうところに蹴ってもいましたが、槙野選手のボールに対する気持ちが強かったのだと思います。僕が蹴ったボールを意地でも触ろうとする気持ちで入ってきてくれていましたので、自然と槙野選手にボールが行っているような感じでした」

(大学2年生のときに日記を書き始めたきっかけは?)
「大学生のころもある程度、生活リズムが一定でした。朝6時前くらいに起きて、7時からトレーニングをして、授業を受けて、という中で、毎日が惰性的になってしまっているところがありました。『毎日をこのまま過ごして大丈夫なのか?』という不安に駆られ、日記を手に取り、何か一つでも成長できるきっかけになればいいなと思って始めました」

(日記は何冊目くらいか?)
「数えていませんが、5、6冊目だと思います」

(日記に名前はあるのか?)
「特にありません。ただ、疲れている日に書けない日もありますが、意識としては継続することが大事だと思っていますので、気が進まなかったり疲れていたりするときは『疲れている』と書いて終わることもあります。それでも続けることを意識しています」

(十種競技の池田選手との交流はどういうつながりで始まったのか?)
「西選手がよく一緒にトレーニングしている方だと思います。僕も西選手とトレーニングの話をする機会が多く、西選手から『今後やるから来るか?』と誘っていただいて、昨年末に一緒にトレーニングしました」

(十種競技は走る、投げる、飛ぶなどいろいろな要素があると思うが、どういう要素を取り入れることができたのか?)
「走り方も学びました。サッカーも体を使うスポーツですので、自分の中心がどこにあるか、サッカーの動きで重心はこう動く、でもいつもやっている筋力トレーニングは逆の動きをしている、というように常識を疑うようなところで、自分の中で感覚が良くなりました。(アンドレス)イニエスタ選手や短距離のウサイン ボルト選手の映像を見て、『この動きはこうなっているよね。ただ、普段はこうやって使おうとしていない?』という、常識を疑うようなところから始めたという感じです」

(イニエスタ選手やボルト選手はどういうところがすごいのか?)
「まず『自分が走っているときにどういうフォームなのかを紙に書いてみて』と言われ、自分はこういう理想があって、という横から見た絵を描きましたが、その後に実際にボルト選手の走り方を見て、自分の描いている走り方と世界一速い選手の走り方を比べたときに、ずれがありましたので、まずはそれを認知しました。それを覚えた上で、動き方に変えていく、という初歩的なことですが、自分の中のずれを合わせていく感じでした」

(今年の走りはボルト選手のようになっているのか?)
「そこまで変わるかどうかは分かりませんが、自分の中でも感覚はいいです」

(第三者も見て分かる変化なのか?)
「どうでしょうか。細かい変化だと思います」

(よく本を読むという話だったが、具体的にどんな本を読んでいるのか?)
「自己啓発本が多いですが、今回持ってきたのは『すごい左利き』という本です。左利きの脳を調べ上げた人が書いた本を読んでいます。自分も左利きですし、脳の使い方が右利きとはこう違って、左利きはこういうことがある、ということを読んでいます」

(『すごい左利き』から学んでピッチで生きていることはあるのか?)
「なかなか難しいですが、自分を知るということで言えばメリットはあると思っています。サッカーに直接通じるかは分かりませんが、読んで損はないと思って読んでいます」

(なぜその本なのか?)
「本屋に行ったときにパッと目に入り、面白そうだと思って書いました」

(プロ1年目の昨季はほとんど出番が得られない前半戦からトレーニングでアピールしてチャンスをつかみ、試合でも力を発揮して後半戦は多くの試合に出場した。そういう経験を踏まえ、2年目はどんなシーズンにしたいと考えているか?)
「2年目ということで、まずは目標の一つは全試合でメンバーに入ることです。もちろんケガをしないことも重要ですが、昨季のトレーニングキャンプや3月、4月ごろに比べたら、リカルド監督から少しは信頼を得られているという自覚もあります。2年目はすごく重要ですし、補強もありましたが、自分が一番活躍したいと思っています」

(一番活躍できる予感、自信はあるか?)
「自信を持ってやっていきますが、昨季1年間プレーして痛感したことは、日々のトレーニングが全てだということです。シーズン後半戦は充実していましたし、メンバー入りもできるようになっていましたが、天皇杯準決勝でメンバーから外れたとき、甘えている自分に気付きました。自分の中では一生懸命やっているつもりでも、いつの間にか『メンバーに入れるだろう』という気持ちでやっていた自分がいて、それがそのまま結果につながりました。自分が気付かないうちにそうなってしまったことが、メンバー外という結果になったと思っています。決勝は何としてもメンバーに入りたいと思い、最後の1週間のトレーニングで一生懸命プレーしたときに、メンバーに入れなかった4月、5月と同じ気持ちでトレーニングができました。その姿勢が大事だと思いましたし、今季は浮かれずに一日一日のトレーニングを大切にして、毎日アピールしていきたいです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】











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