MENU

NEWS

沖縄トレーニングキャンプ 16日目 伊藤・松崎コメント

沖縄トレーニングキャンプ 16日目 伊藤敦樹・松崎 快コメント

【伊藤敦樹】
「みなさん、こんにちは。浦和レッズの伊藤敦樹です。今シーズンもたくさん取材していただけるようにがんばります。よろしくお願いします」

(昨日は今回の沖縄トレーニングキャンプで初めての終日オフだったと思うが、どう過ごしたのか?)
「このコロナ禍の状況ですので、外出もなかなかできない状況でしたが、トレーニングがない日でしたので、ホテルでゆっくりと過ごし、気持ち的にもリラックスできました」

(沖縄トレーニングキャンプのここまでを振り返ってどうだったか?)
「今季は新加入選手が多い中で始まったキャンプでしたが、昨季から1年間を通してやってきたことの積み上げを今年もトレーニングキャンプの最初からやってきました。新しく入ってきた選手もリカルド ロドリゲス監督がやりたいことを少しずつ理解してきて、少しずつですが形になっていると思いますし、昨年1年間やってきたこともあり、昨季よりもいい形でやれていると思います」

(1月30日のサガン鳥栖とのトレーニングマッチは45分3本で6-5という結果だったようだが、手応えや課題についてどう感じているか?)
「ゴールを多く取れたことは良かったと思いますが、3本を通して5失点してしまったことはチームとしての課題だと思います。シーズンを戦っていく上で失点しないことは大事になってくると思いますし、改善していきたいです」

(昨季は公式戦で3ゴールだったが、ポジション争いが激しくなるボランチにおいて、ゴールを狙っていくプレーを他の選手との違いとして出していきたいという気持ちは強いか?)
「前に出て行ってゴールを取れるボランチはチームにとって大きな存在になると思いますし、そういったところは意識してやっていきたいです」

(浦和レッズユース時代はより攻撃的なポジションでプレーしていたこともあり、トップ下やシャドーでプレーできるということはリカルド監督に話したりしたか?)
「自分からは特には話していません。どういうフォーメーションになるかはまだわかりませんし、自分は後ろでも前でもプレーできる自信があります。与えられたポジションで結果にこだわってプレーしていきたいです」

(先日J1リーグの日程が発表されたが、何か感想はあるか?)
「楽しみなのは開幕戦の京都(サンガF.C.)戦です。(流通経済大学で指導を受けた)曺(貴裁)監督で、(流通経済大学の)同期のアピアタウィア久選手も移籍しました。そういう対決になりますし、一番楽しみです」

(主にボランチでプレーする選手が5人となり、昨季と同じ2枚を5人で争うのは大変だと思うが、他の選手から学んでいきたいことや自分が一番でいたいと思うことはあるか?)
「ボランチが5人いて、一人ひとり違う良さがあると思っています。他の選手と比べた上での自分の良さは、先ほども言ったように前に出ていってゴールに絡むところだと思います。守備でもボールを奪い切るところ、そしてボックス トゥ ボックスの動きをし続けることは他の選手に負けてはいけないところだと思います。

新加入の岩尾(憲)選手は攻撃でのポジショニングや落ち着き、視野の広さなど素晴らしいところがたくさんありますし、一緒にトレーニングしながらいろいろなことを盗んでいきたいと思っています。昨季からいた選手も柴戸(海)選手の運動量や守備でボールを刈り取るところ、平野(佑一)選手のくさびのパスやサイドに散らすボールなど、一人ひとりに素晴らしいところがありますので、毎日のトレーニングを一緒に行う中で吸収して、自分の良さにもつなげていきたいです」

(新加入選手もスムーズに入れている印象だが、一緒にやっていてどう感じるか?)
「新加入選手は最初からうまくフィットしているという感覚があります。昨季以上に新加入選手たちが良さを出すことで、チームとしてのレベルアップにもつながると思います。そういうチームとしての部分を沖縄トレーニングキャンプの残りでもっと上げていきたいです」

(クラブはJ1リーグ優勝を優先度が高い目標としているが、レッズが優勝したのは16年前で伊藤選手はまだ幼かったと思うが、J1リーグ優勝にどういうイメージを持っているか?)
「J1リーグ優勝は全てのタイトルの中で最も難しいと思いますし、1年を通して常に勝ち続けるチームではないと獲れないと思います。波があっては獲れないと思いますし、1年間安定して常に勝ち続けなければいけませんので、かなり難しいことだと思います。J1リーグのタイトルを獲りたいですし、開幕戦からしっかりと闘いたいです。自分たちがうまくいかないときでも最後に追いついたり、失点せずに試合を終えたりして、負けないということは大事になってくると思います」

(背番号3番について、FC岐阜に移籍した宇賀神友弥選手がSNSで伊藤選手とのやり取りを明かしていたが、あらためていつどんな状況でそういうやり取りがあったのか?)
「天皇杯決勝の翌日に解散式があり、ピッチでみんなそれぞれ話していたときに、宇賀神選手に『1年間ありがとうございました』とあいさつをしに行きました。そうしたら『ちょっと話がある』と言われ、2人になりました。そのときに宇賀神選手から『来季は3番を付けてほしい』と言われ、そこから宇賀神選手の気持ちを聞き、『他から新しく入ってきた選手などに自分が10年間付けてきた番号を簡単に付けてほしくない』といったことや、『同じキャリアを辿ってきたこともあるし、敦樹には3番を背負ってこれからのレッズを背負ってほしい』といったことを熱く話してもらいました。自分としてもうれしい気持ちでしたし、その気持ちを背負って戦いたいと思いましたので、今年は3番を付けて戦うことになりました」

(宇賀神選手も書いていたように、涙が出たのか?)
「言われたときは自然と涙が出てきました」

(3番の重みをどう感じているか?)
「本当に重みがある番号ですし、宇賀神選手が長年付けてきた番号ですので、ファン・サポーターにとっても宇賀神選手がつくり上げてきた3番の選手像があると思いますし、今季は多くのプレッシャーがかかると思いますが、宇賀神選手にも『敦樹に3番を託して良かった』と思われたいですし、ファン・サポーターからも『レッズの3番は伊藤敦樹』と言われるくらいの活躍をしていきたいです」

(安居海渡選手はプレー面、性格を含めてどんな人物か?)
「大学で3年間一緒にやってきましたが、身体能力が高く、中野(雄二)監督が言っていた通り、ボールを奪う守備はかなり優れています。それにプラスしてキックも上手ですし、攻撃的なところもできますので、素晴らしい選手の一人だと思います。サッカー以外ではおとなしいです。宮本(優太)選手と比べられてしまうと思いますが、宮本選手がだいぶ明るい方なので、それと比べてしまうとだいぶ静かだと思います」

(京都との対戦が楽しみと話していたが、曺監督にどんな姿を見せたいか?)
「昨季も天皇杯で京都と対戦しましたが、そのときからまた半年以上経っていますので、さらに成長した自分を見せていきたいです。昨季は多くの試合に出させてもらいましたが、今年はさらに中心となっていかなければいけないと思いますし、そういった部分を見てほしいと思います」

(失点しないようにしていきたいという話もあったが、チーム全体としてどうすれば失点を減らしていけると考えているか?)
「チームとして失点しないことを意識することが大事ですし、セットプレーを含めてゴール前で体を張ることは本当に大事になってきます。個人としても、自分が外されて数的不利になると失点するピンチも増えてくると思いますので、自分のところでしっかりとフィルターをかけて、シュートを打たれる回数を減らしていければ、失点も減っていくと思いますし、そういうことを意識していきたいです」

(昨季は前から奪いにいくときとブロックを引くところのメリハリがあったと思うが、そういう点はどうか?)
「そういったことは試合展開や対戦相手によって変わってくると思います。前から行くときはチーム全体でラインを押し上げなければいけませんし、ブロックを引くときは中を固めて守り抜く時間帯もあると思います。そういったことはチームとして意識を統一していくことが大事だと思います」

(ホテルでの過ごし方と合宿の必需品は?)
「ホテルの部屋では動画配信サービスを見ていて、『僕のヒーローアカデミア』というアニメにはまっています。このトレーニングキャンプで見始めて、昨日見終わってしまいましたので、また誰かにお薦めを聞いてみようと思っています。そういうものを見るので、タブレット端末は必需品です」

(『僕のヒーローアカデミア』は流通経済大学での記者会見で宮本選手もはまっていると行っていたが、宮本選手から薦められたのか?)
「宮本選手にお薦めされました」

(宮本選手とは並んで話しながらランニングしていることも多いと思うが、普段はどういった話をしているのか?)
「他愛のない話が多いと思います。私生活、それこそ『ヒロアカ』の話が多いと思います」

(安居選手は静かだということだが、チームになじめているのか?)
「チームにはしっかりとなじめていると思います。大勢いる中ではあまり話しませんが、食事会場やピッチでも自分から話し掛けたり、先輩と話したりしているところもよく見ています。おとなしいですが、チームには溶け込んでいると思います」

(昨季のトレーニングキャンプはもちろんのこと、昨季シーズン中と比べてもしっかりとプレーできるように見えるが、昨季やってきた自信や最後にタイトルを獲った自信などでそうできているという自覚はあるか?)
「昨季のトレーニングキャンプと比べると、1年間やってきたことで自信も付きましたし、やることも自分なりに整理できていますので、焦らずにできていると思います。去年いた選手は1年間やってきたこと、リカルド監督が求めることを理解しながらやれていますので、新しく入ってきた選手たちもすぐにフィットしてスムーズにできているのだと思います」

(レッズがJ1リーグで優勝した2006シーズンの記憶はあるか?)
「2006年は自分が最も試合を見に行っていた時代ですので、かなり記憶に残っているというわけではありませんが、覚えてはいます」

(小さいころに見たレッズの試合で印象に残っているシーンは?)
「どの試合かはっきりとは覚えていませんが、駒場(浦和駒場スタジアム)での紙吹雪は強く印象に残っています」

(見ていた側からピッチに立つ側になり、ファン・サポーターに囲まれる中で試合をしたときの気持ちはどうだったのか?)
「レッズのファン・サポーターは本当に心強いと感じましたし、2年前までは応援していた側でしたので、ユニフォームを着て戦うことの幸せをあらためて感じることができました。レッズのファン・サポーターは本当にすごいんだとピッチに立つことであらためて感じることができました」

(3年計画の3年目でJ1リーグ優勝を目指すシーズンの最初の公式戦、2月12日土曜日13時35分から日産スタジアムで行われるFUJIFILM SUPER CUP 2022で川崎フロンターレと対戦するが、J1リーグを連覇している相手をどう意識しているのか?)
「フロンターレは誰が見ても分かるように強いチームですし、昨季何度も対戦しましたが、他のチームと比べるわけではないものの、一番強かったという印象です。その相手と最初に対戦しますが、昨季やってきたことにプラスして今季のトレーニングキャンプで積み上げてきたものをどれだけ出せるか、今季のシーズンを占う上で大事な一戦になると思います。フロンターレをしっかりと倒し、今季のレッズは強いんだという姿を見せられる試合にしたいと思います」

(個人として見せたいと思うプレーは?)
「個人として、今季はゴールを取ることを意識しています。攻撃に出ていくところをやっていきたいですし、ゴールだけではなくアシストも含めて結果にこだわっていきたいです」

【松崎 快】
(沖縄トレーニングキャンプが始まって2週間ほど経ったが、チームの雰囲気には慣れたか?)
「チームの雰囲気もいいですし、楽しくやれていると思います」

(最も仲がいいのは松尾佑介選手か?)
「どうでしょうか(笑)。松尾選手は昔から知っていますし、しゃべることは多いと思います。平野(佑一)選手も(水戸ホーリーホックで)1年半一緒にやっていますし、牲川(歩見)選手も2年間やって同じタイミングでレッズに加入しましたし、知っている選手がいないわけではないのはよかったと思います」

(ピッチ上では自分の持ち味を出せている実感はあるか?)
「特に自分が動き出したときにボールが来る回数は増えていると思いますし、いいタイミングでボールを出してくれますので、すごくやりやすいです。自分の持ち味は出せていると思いますし、あとは自分がいかに得点を取るかというところになってくると思います。だんだんとチームメートとのタイミングが合ってきていると思います」

(トレーニングキャンプということもあり、さまざまなポジションでプレーしていると思うが、その点の手応えはどうか?)
「新体制のときも言いましたが、大外でも内側でもプレーできるのが自分の特長です。エリアによってプレーを使い分けられるのが自分の特長だと思いますし、そういうところはトレーニングやトレーニングマッチでも出せていると思います」

(沖縄トレーニングキャンプの終盤でどんなところをさらに高めていきたいか?)
「(1月30日の)サガン鳥栖戦は初の対外試合でしたし、まだまだリカルド(ロドリゲス)監督が求めるレベルまでは行っていないと思いますが、徐々に(川崎)フロンターレ戦[2月12日(土) FUJIFILM SUPER CUP 2022/13:35・日産スタジアム]に向けてチーム全体で上げていきたいです。個人としては、まずはゴールに絡むことが求められると思いますし、そこを常に意識しながらもビルドアップや攻撃のつくりの部分でいかに関わるか、ということをもっとうまくやっていきたいです。

ここまで手応えがないと言ったら嘘になりますし、悪くはないと思いますが、まだまだだとも思います。僕にとってJ1リーグは初めてですし、未知数の部分が多い中で、いつやっても余裕というくらいの絶対的な自信をもっと付けたいです。いざ試合に入ったときに、J2リーグのチームから来たということは全く関係ないですし、単純にどれだけやれるかを見られます。レッズは特にみなさんにそういう目で見られると思います。J1リーグ優勝という大きな目標を掲げていますので、もっと自分がこのチームを勝たせるくらいにやっていけたらと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】









PARTNERパートナー

  • ポラスグループ
  • Nike
  • 三菱重工
  • 三菱自動車
  • エネクル
  • DHL
  • ミンカブ・ジ・インフォノイド
  • チケットぴあ