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「このチームの中に闘うというDNAができつつある」リカルド ロドリゲス監督(定例会見 8/27)

8月27日にオンラインで行われた会見でのコメント

(J1リーグで3連勝、公式戦で4連勝という最近の成績をどう捉えているか?)
「いい結果が残せていて、勝利を重ねることができています。天皇杯でも次に駒を進めることができました。それはうれしいですが、以前話したように、時間がない中で新しい選手たちを組み合わせていかないといけないという作業がまだあります。結果はポジティブですが、内容を見ますと、よりまとまったプレーをしたいですし、選手の組み合わせもまだ見ているところもありますので、それぞれの選手がお互いのことを知って、ポジショニングなどもより良くなっていけばと思っています。

最終的にはゲームをより支配して、より攻撃の回数を増やしていかなければいけませんが、時間とともにそのような流れになっていくと思います」

(連戦が続き、トレーニングなどの時間が少ない状況だが、内容を良くするため選手たちにどんなアプローチをしているのか?)
「選手たちの特長によってもプレーの仕方は変わってくると思います。たとえば小泉(佳穂)選手がピッチに立ったときは、よりボールをキープできたり、押し込めたりできますし、相手陣内でプレーする機会が増えます。その小泉と江坂(任)の組み合わせを見たかったですが、この前(25日のサンフレッチェ広島戦)は江坂が負傷してしましましたので、彼との交代になってしまいました。ビルドアップが良くなればチャンスの回数も増えていくと思います。

今はチームが新しくなり、すでにいた選手たちが理解しているコンセプトを新しい選手たちも分かっていかないといけません。トレーニングの時間があまりない、選手たちが疲労している、そして暑い気候の中、選手たちは最大限の努力をしていますが、フレッシュさを保つのはどうしても難しい状況です。週に1試合のペースですと、こういう難しさも軽減されます」

(次の対戦相手である湘南ベルマーレとはYBCルヴァンカップも含めて今季3度対戦しているが、印象や大事になりそうなポイントは?)
「よく知っているチームであり、コンパクトで強度の高い守備をします。ボールを持ったら縦のスピードが速く、ペナルティーエリア内に人数をかけてきます。毎回難しい試合になりますが、今回は勝利を収めたいです。

ホームゲームは3-1にして決定付けることができた試合だったと思いますが、最終的に敗れてしまいました。今回は良いパフォーマンスでしっかりと攻撃を仕掛け、守備ではペナルティーエリア内をしっかりと守らないといけないと思います。彼らはクロスも多用するチームですし、セットプレーをうまく生かすチームだと思いますので、その守備もしっかりとしなければなりません」

(広島戦でリカルド監督の会見が終わった後に槙野智章選手が「監督に言われたことをやることはもちろん、ピッチの中で話し合いながら臨機応変に対応している」と話していた。そういうことは春先には見られなかったポジティブなことだと思うが、どう思うか?)
「我々スタッフは選手たちにさまざまなアイデアを与えますが、実際に始まってみないとどの選手がプレスに来るのか分からない部分があったりします。たとえば、ウイングバックがプレスに来たときとボランチがプレスに来たときはフリーになる選手が変わります。その瞬間に選手個々が判断しなければいけないと思っています。

我々はどのやり方、どの方向性でやるのか、どうするのかということを道具として選手たちに与え、デザインしながらサポートして勝ち点3を取らせようという仕事をしています。ただ、ピッチに立つのは選手たちであり、彼らがピッチ上で判断して実行しなければいけないと思っています。」

(湘南戦の後にはYBCルヴァンカップの川崎フロンターレ戦がある。準々決勝の第1戦をホームで戦うが、ホームで第1戦を戦うときに意識することや、川崎を相手に大事にしたいことは?)
「180分のゲームで初戦がホームになりますが、初戦は常にアドバンテージを取ることが大事だと思っています。特にホームゲームが初戦ですと、クリーンシートで終わらせることが大事だと思います。後々にアウェイゴールがのしかかってくることがあります。今は湘南戦のこと考えていて、フロンターレ戦はその次という位置付けですが、時間があまりない中で今からも考慮しなければいけない試合だと思っています。

1試合目でアドバンテージをとって2試合目につなげなければいけません。180分間を通じてしっかりと守って、決定力も見せていきたいと思います。2戦目が始まったときには得失点差でもリードしていたいと思っています」

(広島戦は後方からのビルドアップの形が今まで違ったと思う。酒井宏樹選手が高い位置を取り、岩波拓也選手、槙野智章選手、アレクサンダー ショルツ選手の3バックにして、平野佑一選手と伊藤敦樹選手と縦関係になったと思うが、どんな狙いがあったのか?)
「あの試合は3人でのビルドアップと4人でのビルドアップを併用していました。相手のプレスを見て、必要であれば1枚下りたりして、数的優位を後ろで作ろうとしていました。相手はマンツーマン気味にプレスをかけてきましたので、そこで優位性がなかった場合は、キャスパー(ユンカー)と明本(考浩)選手の2トップが相手のセンターバックと2対2になるような形を作ろうとしました。

たとえば後半、キャスパーがペナルティーエリア付近でファウルで止められた場面は、2対2を生かした状況でした。ただ、広島のセンターバックも強い選手が多く、キャスパーと明本がより球際で勝っていたり、よりボールをキープしていたりすれば、そういう場面も増えていたかもしれませんが、難しかったです。数は少なかったですが、そのような場面を作り、利用したときは相手にダメージを与えることができたと思います。

我々は広島の過去の試合のデータも見て、その攻め方にしましたが、マンツーマン気味の強いプレスが来るから縦へのプレーを心がけました。見ていてあまり美しい試合ではなかったかもしれませんが、広島のプレスを考慮すると、そのやり方が最も効果的だと思いました。そして実際、ゴールへの期待値も高くなっていました」

(確かに美しい試合ではなかったかもしれないが、また違った選手の組み合わせでこういう形ができるという選択肢が増えたと感じたが、そこはどうか?)
「新しい選手が加入することによって、オプションが増えたと思います。今後も戦術的な攻撃、そして守備のバリエーションを増やしていきたいと思います。次の相手が誰なのか、こちらで出場できる選手は誰なのかによってやり方も変わっていくと思いますが、勝つための武器は増やしていきたいと思います」

(中断明けは4勝1敗で来ているが、連戦でトレーニングする時間も少なかったり、ケガ人やコンディションが悪い選手もいる中で、ここまで勝てている要因は?)
「このチームの中に闘うというDNAができつつあると思います。選手たちのレベルも高いですし、クオリティーは高いものがあると思います。私が好むスタイルで、いい内容でプレーしたいという希望はありますが、それができていなくても、闘えていると思います。たとえばプレスがかからなくて支配されたとしても、それで持ちこたえる精神力があると思います。選手たちはナーバスにならず、支配されていてもしっかりと守り、少ないチャンスでも決定力の高さを見せていると思います。

今は勝ち続けることが大事だと思います。(ヴィッセル)神戸、名古屋(グランパス)、鹿島(アントラーズ)、(サガン)鳥栖、そしてレッズが3位争いをしていますが、しっかりと食らいついていかなければなりません。我々にはカップ戦も残っており、タイトルを勝ち取るチャンスでもありますし、天皇杯はACL(AFCチャンピオンズリーグ)出場を目指すことができます」

(リカルド監督は戦術家というイメージがあるが、この5試合を見ていると勝負師だと感じる。勝負師と言われるのはどうか?)
「いい内容でプレーしていても勝利しなければ内容の価値は下がると思いますし、その価値を上げるのは勝利だと思っています。私は選手を成長させ、チームを成長させ、楽しい、美しいサッカーをファン・サポーターに見せたいと思っていますが、クラブの目標を達成するためにも勝つことは大事だと思います。ですので、監督として、スタイルを持っているだけではなく、結果を求めるところも持っていなければいけないと思っています。全ての価値を上げるのは結果だと思っています。そしてレッズにはタイトルを獲るために来たと思っていますが、今季も3つの大会で争うことができています」

(広島戦はいいプレスがかかっている時間もあったと思うが、今のサッカーでは2トップだけでは難しく、サイドの選手が押し出していく形も必要だと思う。暑さなどがあるとはいえ、見ている方としてはもっとガンガン行ってほしいという気持ちもあるが、プレスに行けるときと行けないときにはどういう違いがあるのか?)
「まずコンパクトなチーム、まとまったチームが必要だと思います。まとまったところから、相手のビルドアップの形を見て、2枚回しなのか3枚回しなのかと見ながら、タイミングよく全員でプレスをかけることが大事だと思っています。2トップだけではなく、その後ろのMFも同時に動かないといけないですし、縦への動きだけではなくサイドにもスライドしながら行わなければいけません。そしてそれはGKにまで及びます。GKのポジショニングもプレスにとって大事だと思います。ですので、私は、プレスはチームプレーだと思います。そして相手によって、試合によって変わってきます」

(チームの成熟度などのステップもあると思うが、前半戦はボールを保持しながらシュートやチャンスが少ない試合も多かったが、今は相手にボールを持たれながらも相手よりシュートやチャンスが多い。そういうギャップにジレンマを感じることはあるか?)
「私にとってパーフェクトな試合というのは、ボールを支配しながらチャンスやシュート数で相手を上回るというものです。支配されてしまった広島戦や徳島(ヴォルティス)戦は、結果は残したものの、監督としてジレンマは残ります。私はその両方を希望しています」

(YBCルヴァンカップ 準々決勝 第1戦 川崎フロンターレ戦は浦和駒場スタジアムでの試合になる。今季は浦和駒場で4勝1分、その引き分けもYBCルヴァンカップ プレーオフステージを突破するには十分な結果と、好成績を残せている。浦和駒場で川崎と対戦することについてはどう捉えているか?)
「川崎戦は自分たちの立ち位置を知るのに非常にいい試合だと思っています。今季1度戦って、45分間はいい内容をお見せすることができましたが、それでは不十分でした。後半の立ち上がり10分で川崎は素晴らしいプレーをして、我々を上回ってきました。今回の試合では180分間、川崎と戦えるのかという我々にとっての挑戦です。

川崎は先日1敗しましたが、それまでは公式戦35試合で無敗でした。素晴らしい記録だと思います。選手の移籍などもありましたが、いいチームだと思いますし、両チームとも代表選手を欠いた状態での試合になりますが、非常にいい腕試しだと思っています。

浦和駒場では勝利もたくさん収めてきましたし、ファン・サポーターの熱も感じられる好きなスタジアムです。我々はまた浦和駒場で勝ち続け、第2戦に行くときにはアドバンテージを持っていたいと思います。ただ、この試合は180分の試合ですので、アドバンテージがあったとしても、そこで終わるわけではありません」​

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

「このチームの中に闘うというDNAができつつある」リカルド ロドリゲス監督(定例会見 8/27)

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