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大久保智明、藤原優大 新加入会見 コメント

17日、1月18日に行われた2021シーズン新加入選手記者会見に出席できなかった大久保智明と藤原優大のオンライン会見が行われ、両選手がプロ1年目にかける意気込みなどをメディアに対して語った。

【大久保智明】
「今季から、中央大学から加入した大久保智明です。本日はまた改めてこのような機会を設けてくださり、ありがとうございます。本日はよろしくお願いいたします」

[質疑応答]
(昨シーズンはケガがあってなかなかレッズの練習にも参加できなかったが、どういうふうに過ごしていたか?)
「自分は2019シーズンから特別指定をいただいている中で、2020シーズンは個人として浦和レッズの活動に参加して、もちろん試合に出場したいという思いはあったのですが、なかなかケガがよくならず、コロナもありましたけど、1年間かけて2021シーズンの始動に100パーセントで入れるようにと準備して、切り替えて昨年は過ごしていました」

(新たにレッズのユニフォームを着て、プロとしての一歩を踏み出した心境は?)
「昨年や一昨年はまだ練習生という雰囲気だったりというのはありましたが、やっと一員になれたんだなと思って、日々充実しています」

(キャンプでは主に右サイドの攻撃的なポジションをやることが多かった印象だが、プロの練習に入ってみての手応えや戦術の順応という点については?)
「キャンプでは右サイドをやる機会が多くて、もちろん自分がボールを持ったときのドリブルには自信を持ってやれています。ただ、戦術的なところはまだまだ自分の実力不足というところがあるので、探り探りですけど、日々成長していければいいかなと思っています」

(1年目の目標は?)
「個人的には、具体的な目標は10ゴールというのを掲げています。そこまでいけるかどうかはまだ分からないですけど、そこを目標にやっていきたいと思っています」

(昨シーズンのケガをしているときはクラブハウスから練習をのぞいているイメージがあったが、自分がその中に改めて入って、そのときに膨らませていたイメージと実際に入ってみての感じはどうか?)
「イメージしていた部分ももちろんありますけれども、今年から監督も変わって、サッカーがガラッと変わったわけではないですけどある程度の規律もある中なので、今は探り探りというか、昨年のイメージが今年そのままプレーに生かせる感じでもありません。ただ一昨年から自分が描いているイメージ、浦和レッズで結果を残すという部分に関しては変わらないので、その辺はいいイメージを持ちながらずっとプレーしたいです」

(得意なプレー、見てほしいプレーは?)
「自分は右サイドを主にやるんですが、右サイドからのドリブル突破やチャンスメイクを見てほしいです」

(今シーズンのサイドの選手は中でのプレー、シャドー的な役割も求められると思うが、その中で日を追うごとに動きが良くなっていった印象がある。何かきっかけやアドバイスがあったのか?)
「自分は戦術理解、サッカーの理解に対してはすごくやってきたわけではなかったのですが、田中達也選手だったりいろいろな選手と話をする中で、自分の特長はドリブルですが、チームあっての自分なので、自分のドリブルをどう融合させるかをキャンプ中はすごく考えてプレーしていました。それが日に日に良くなったのかなと思います」

(現状で、試合出場のための課題は?)
「自分の課題はビルドアップの部分で簡単にプレーするところや、受けるタイミング、抜けるタイミングというところをベースでしっかりできるようになることが監督が求めていることだと思っています。あと、自分は攻撃の選手なので、結果という部分が攻撃の選手は特に価値となるので、得点やアシストだったりというところをもっと磨いて、こだわっていくことが今の課題かなと思います」

(レッズのホームである埼玉スタジアムでプレーした経験や試合を見た経験の中で、一番印象に残っていることは?)
「自分は2019シーズンのYBCルヴァンカップで、埼玉スタジアムでベンチ入りをさせてもらったことがあるんですけれども、そのときはコロナもなかったので、ファン・サポーターの方の応援もあって、アップでピッチに出ていく瞬間に鳥肌が立って、このスタジアムでプレーしたいと思ったのが今でもずっと忘れられません。それを知っているからこそ、あのスタジアムでピッチに立って戦いたいと思いました」

(キャンプやトレーニングをしている中で個性的な先輩が多いと思うが、改めて「この人はすごい、見習いたい、こうなりたい」と思った先輩は?)
「同じポジションで言うと、関根(貴大)選手はドリブルや局面を打開するところでは一つ抜けている能力があると思うので、関根選手を目標にというか、ああいうプレーで自分も勝ちたいと思います。それ以外の部分で言えば、槙野(智章)選手や宇賀神(友弥)選手はチーム全体を見て声を出していたり、組織としていい方向に持っていこうという心掛けを感じるので、そういうところは見習うべきですし、自分もそういう声掛けがあるとチームのためにがんばりたいと思えます。みんないい選手ですが、特にその3選手は自分の中ですごくお手本にしています」

【藤原優大】
「今季から、青森山田高校から加入することになりました藤原優大です。浦和レッズのために精いっぱいプレーしたいと思います。よろしくお願いします」

[質疑応答]
(レッズに加入するにあたって、どういう点でレッズにしようと決めたのか?また、先輩である武田英寿選手などからアドバイスや後押しをもらっていたのか?)
「まず、武田選手からはあまりアドバイスはもらっていないですが、2チームに絞って迷っていたときに『自分が行きたい方に行けばいい』というアドバイスをもらいました。あとは浦和レッズに対しての考え、まず目標としていたプロサッカー選手という夢をこの浦和レッズでスタートできることが何よりも幸せです」

(キャンプのときは、槙野智章選手や宇賀神友弥選手が「まだ遠慮があるかな」という話をしていて、塩田仁史選手なども後ろからコーチングを強くしていたが、そういう先輩たちに囲まれての今の状態については?)
「一気にレベルの高い環境になって、個人としても遠慮している部分や、まだできるんじゃないかという部分もたくさんあります。でもそういう中でも先輩たちが引き出そうと声を掛けてくれて、そういった方々のためだけにということではないですけれども、一日も早く自分のプレーを存分に出せるようにやっていかないといけないと思っています。まだまだ個人として出し切れていない部分もたくさんあるので、そこは遠慮せずにもっとやっていかなければならないなと思います。このチームに合流して1ヵ月たっていないくらいですが、それがその中で出た反省だと思います」

(1年目の目標は?)
「高校選手権が終わった直後とかだと、1日も早く試合に出ることを掲げていたんですけれども、こちらに来て現実的に考えて、やはり素晴らしい、日本を代表するようなセンターバックがたくさんいて、その中で試合に出る難しさを感じたので、まずは高望みせず、試合に出場することを一番の目標としてやっていきたいと思っています」

(先日、武田選手が「あまり自分が藤原選手と仲良くし過ぎると他の選手とコミュニケーションが取れなくなるので、あまり自分からはコミュニケーションを取らないようにしている」という話をしていたが、そういうところは高校生のときからあったのか、プロになってからそういうことをしてくれるような先輩になったのか?)
「めちゃくちゃ話しかけて来ますけどね(笑)。でも、そういうところに気を遣える人というのは中学から一緒にやっていてわかっていますし、自分も気を遣わずに話せる関係なので、いつでも話せるというとおかしいですけれども、違う選手とコミュニケーションをとっていくことがチームのためだと思いますし、プレー外のところでヒデさん(武田)と話し合ったりもできるので、特にピッチの中だったりではいろいろな選手とコミュニケーションを取っていくことは自分も意識していますし、ヒデさんがそういう考えを持っているというのも自分は認識していてそれを感じ取っているので、ヒデさんのことに関して言うと、そういうことに気を遣える先輩かなと思います」

(高校選手権の後から1週間くらいでプロに、という流れになったが、その間の心境は?)
「高校選手権が終わってから、今までチームの中心としてやっていた中で、数日経ったらまた1から違うチームでやるという難しさをすごく感じましたし、プレーや戦術的な部分とかメンタルの部分もそうですけど、何個も上のレベルでやるということになって、気持ち的には準備してきましたし、自信を持って最初は乗り込んだんですが、そこでレベルの高さや難しさに圧倒されました。徐々に慣れてきましたけれども、まだまだ自分が思い描いていたようなプレーはできていないと思います」

(高校生らしさがいい意味で抜け、プロらしくなってきたように見えるが?)
「何が違うかというと、青森山田は戦術を深いところまで探求してやっていくというより、おおまかなコンセプトがあってそれをチームでしっかり守りながら戦う部分などを前面に出していくチームでした。プロになってくるとそれだけでは勝てないと思いますし、そういった中で戦術の部分をすごく深くまで掘り下げてやっているなと思います。高校のときとは全く違って、しゃべりながらチームを動かすと言うより自分が足を運んでという感じなので、しゃべる余裕もなくなって、それが大人っぽく見えているのかなと思います。こちらでも言われます」

(得意なプレー、見てほしいプレーは?)
「ヘディングは中学生から磨いてきて、それはプロの世界でもある程度は通用するというのは実感しています。それを埼玉スタジアムで見せたいと思っています。27日が開幕戦ですけど、自分も出場する可能性がありますし、ベンチに入る可能性もあるので、27日にお客さんに見に来ていただいて、自分がそういうプレーをしたいと思います」

(戦術の難しさという話があったが、青森山田高校時代と違ってここが難しい、というところは?)
「ボールを動かすことに対しての戦術などは今までやってきていなかったので、今も苦労していますし、理解しようとしていますけど、どこにポジショニングを取ればいいのかとかにまだ迷いはあります。でも、先輩方が教えてくれて、徐々に理解してきているので、あとは自分が聞く耳を持ってどれだけ学べるかだと思います。実戦でも試しながら、恐れずにどんどんチャレンジしてやっていけば、成長できると思っています」

(プロに入って、戦術理解の部分を深めるためにやっていることや、やり始めていることは?)
「考えることが多くなって、戦術に対して『これはどうすればいいんだ』という疑問を自分で持って解決しようとすることが増えたというか、今まで考えていなかったことを考えてやっていますし、先輩方に聞いて教わるのが自分としては分かるので、聞いてすぐ学ぶというのを自分では取り入れています」

(レッズのホームである埼玉スタジアムでプレーした経験や試合を見た経験の中で、一番印象に残っていることは?)
「実際に高校選手権や(高円宮杯U-18プレミアリーグ)チャンピオンシップでプレーして、今年はお客さんがいなかったんですけど、昨年度の選手権などは満員で、今思うとあのお客さんが赤いユニフォームを着て応援していると考えると鳥肌が立ちますし、そういったところでプレーできる可能性のある人は限られていると思うので、何としてもあのピッチに立てるように、まずは今、一日一日努力していきたいと思っています」

(キャンプやトレーニングをしている中で、個性的な先輩が多いと思うが、改めて「この人はすごい、見習いたい、こうなりたい」と思った先輩は?)
「同じポジションの選手では、槙野さんは何でもできるというか、全ての能力が平均以上、隙のない選手だと思います。一緒に組んでいてもそうですけど『お前がアタックして、後ろはカバーするから』ということもあったり、そういった安心感もあります。こういったセンターバックに自分もならないといけないと思いますし、自分がベテランになって浦和レッズにまだいたときに、こういった選手になって浦和レッズを引っ張っていかなければいけないと思っています。

あとは同期なんですけど、(鈴木)彩艶は風格とか体格もそうですけど、18歳のプレーじゃないというか、1年前から浦和レッズの選手としてチームで練習していますし、尊敬するというか、同期でここまでやれているというのは、自分としては負けられないと思っています。彼の意識の高さなども、自分は見習わないといけないと思っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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