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第12節 vs 神戸「トーマスのスーパーゴールが生まれるも惜敗」
23日、浦和レッズは埼玉スタジアムで明治安田生命J1リーグ 第12節 ヴィッセル神戸戦【MATCH PARTNER 株式会社島忠】に臨んだ。
レッズは前半に先制を許しながらもトーマス デンのスーパーゴールで同点に追いつき、後半も複数のチャンスを作ったが追加点を奪えぬまま失点を許し、1-2で惜敗した。
序盤はお互いにチャンスをうかがうじりじりとした展開が続いた。レッズはパスを回しながら攻略の糸口を探りつつ、ボールを失えばすぐにファーストDFがコースを消してカウンターを阻止しながら主導権を握りにかかった。
しかし、一瞬の隙を突かれてしまう。15分、初瀬 亮のクロスを最後は小川慶治朗に押し込まれ、先制を許した。
22分、近距離のクロスをナイスセーブした西川周作がパントキックで送った鋭いパスを関根貴大が左サイドで受けると、一度はパスを相手に触られたものの、こぼれ球を左足ワンタッチでシュート。強烈だったが、ボールは枠の上に外れた。
25分には槙野智章の鋭い縦パスを武藤雄樹がフリックすると、レオナルドがペナルティーエリア右からシュート。流れるような攻撃だったが、シュートはGKに弾かれた。
そして、決まらずとも徐々にゴールに近づいている予感はあった33分、驚異的なゴールが生まれた。
右サイドのFKから武藤がゴール前に送ったボールは相手にクリアされたものの、こぼれ球に反応したトーマスが右足を一閃。地を這うように鋭くゴールに向かったボールは、右ポストを叩いてゴールへ。相手GKがボールを見送るばかりで一歩も動けなかったスーパーゴール。トーマスは側転からのバック宙で自らの来日初ゴールを祝った。
40分にはペナルティーエリアに走る藤本憲明へ安井拓也が送ったスルーパスを橋岡大樹がスライディングでクリア。通れば決定的なピンチになっていた場面を体を張った守備で救った。
後半の立ち上がりには相手のシュートがポストに直撃するピンチもあったが、53分には橋岡が高い位置でボールを奪い返すと、長澤和輝のパスを受けた武藤が鋭い切り返しで相手をかわしてペナルティーエリアに入ったところでシュート。しかし相手のブロックに阻まれた。
63分には相手GKのパスをレオナルドがペナルティーエリア内で奪ったが、相手の激しいチェックにシュートを打ちきれず、レオナルドのパスから途中出場のエヴェルトンがシュートを放ったが、これも相手DFに触られてゴールには至らない。
71分には西川が正確なフィードで相手の極端に高い最終ラインの裏を突くと、途中出場の興梠慎三が反応し、抜け出して相手GKと1対1に。興梠はドリブルで抜きにかかって防がれ、同じく途中出場の汰木康也がこぼれ球に反応して狙ったが、GKが空けたゴールの手前で相手DFにクリアされてゴールを奪えなかった。
逆転に向けて立て続けにチャンスは作ったレッズ。だが、2点目を先に取ることはできなかった。82分、相手のCKはクリアしたものの、こぼれ球から山口 蛍にミドルシュートを決められ、再びリードを許してしまった。
それでも気落ちすることなく同点を目指し、その攻撃をスタンドからの大きな拍手が後押しする。それでも2点目を奪うことはできぬまま、タイムアップのホイッスルを聞いた。
第12節を終えて6勝2分4敗で勝ち点20となっているレッズ。次戦は8月29日(土)に埼玉スタジアムで19時3分にキックオフする、強い制限試合(上限5,000人)となる大分トリニータ戦に臨む。
【トーマス】
(ゴールシーンについてと、日本の暑さについては?)
「まず、ゴールはものすごくスペシャルな、良いゴールでした。しかもホームスタジアムということ、あとはJリーグでの初ゴールということで、いいゴールでした。
暑さに関しては、今日はまだ前回、前々回の試合よりは少し涼しかったような感じがします。これからも気温が下がると聞いているので、下がってくれればいいと思います」
(ああいう形のシュートは得意としているのか?)
「もともと、確かにああいうキックは持っていたのですが、これまでレッズに来てからそういうチャンスがありませんでした。今日に関してはかなりパーフェクトな、フリーな形で打てたと思います」
(今日のゴールはプロになってから自身の中で何番目くらいにすごいゴールか?)
「かなり、自分の中でもベストゴールの1つです。自分のハイライトブックが出るとしたら、それには必ず載るでしょう。特に我々はDFでなかなか得点シーンがないので、いいゴールでした」
(トーマス選手のゴールはすばらしかったし、試合内容もこの結果が妥当かと言えば難しいところだと思う。勝ちにつなげるためにどんなことが必要だと感じているか?)
「今日の試合は間違いなくかなりのチャンスがありましたが、アンラッキーな流れになってしまいました。勝つためには、数あるチャンスを必ず仕留めなければいけないというところはあると思います。それが結果的に、勝利につながらなかったのだと思います」
(DFとして失点をしたくなかったと思うが、守備の印象は?)
「守備としては、そこまで悪くはなかったと思います。こちらもかなりチャンスを作っていて、ゲームを支配していたという部分では、そんなに悪くはなかったと思います」
(ディフェンスラインを押し上げて、槙野智章選手とのコミュニケーションもかなり取れているようだが?)
「槙野選手とはかなりいい関係性でやっていますし、お互い理解はしています。コミュニケーションの数も増えてきています。あとは後ろからチームを鼓舞して、例えばタックルをする、奪いに行くタイミングなど、声をしっかり出して、槙野選手とやろうとしています」
(うまくいけばトーマス選手のゴールでもっといい展開に持ち込めた、もったいない試合だったが、次につなげていくためにはどういうところを心掛けていきたいか?)
「そのように持っていけたと思います。そこまで次のためにいろいろなものを再構築しなければいけないとは思っていません。チャンスも作っていたので、またこれを持ち帰って、しっかりといいゲームができればと思っています」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】



レッズは前半に先制を許しながらもトーマス デンのスーパーゴールで同点に追いつき、後半も複数のチャンスを作ったが追加点を奪えぬまま失点を許し、1-2で惜敗した。
序盤はお互いにチャンスをうかがうじりじりとした展開が続いた。レッズはパスを回しながら攻略の糸口を探りつつ、ボールを失えばすぐにファーストDFがコースを消してカウンターを阻止しながら主導権を握りにかかった。
しかし、一瞬の隙を突かれてしまう。15分、初瀬 亮のクロスを最後は小川慶治朗に押し込まれ、先制を許した。
22分、近距離のクロスをナイスセーブした西川周作がパントキックで送った鋭いパスを関根貴大が左サイドで受けると、一度はパスを相手に触られたものの、こぼれ球を左足ワンタッチでシュート。強烈だったが、ボールは枠の上に外れた。
25分には槙野智章の鋭い縦パスを武藤雄樹がフリックすると、レオナルドがペナルティーエリア右からシュート。流れるような攻撃だったが、シュートはGKに弾かれた。
そして、決まらずとも徐々にゴールに近づいている予感はあった33分、驚異的なゴールが生まれた。
右サイドのFKから武藤がゴール前に送ったボールは相手にクリアされたものの、こぼれ球に反応したトーマスが右足を一閃。地を這うように鋭くゴールに向かったボールは、右ポストを叩いてゴールへ。相手GKがボールを見送るばかりで一歩も動けなかったスーパーゴール。トーマスは側転からのバック宙で自らの来日初ゴールを祝った。
40分にはペナルティーエリアに走る藤本憲明へ安井拓也が送ったスルーパスを橋岡大樹がスライディングでクリア。通れば決定的なピンチになっていた場面を体を張った守備で救った。
後半の立ち上がりには相手のシュートがポストに直撃するピンチもあったが、53分には橋岡が高い位置でボールを奪い返すと、長澤和輝のパスを受けた武藤が鋭い切り返しで相手をかわしてペナルティーエリアに入ったところでシュート。しかし相手のブロックに阻まれた。
63分には相手GKのパスをレオナルドがペナルティーエリア内で奪ったが、相手の激しいチェックにシュートを打ちきれず、レオナルドのパスから途中出場のエヴェルトンがシュートを放ったが、これも相手DFに触られてゴールには至らない。
71分には西川が正確なフィードで相手の極端に高い最終ラインの裏を突くと、途中出場の興梠慎三が反応し、抜け出して相手GKと1対1に。興梠はドリブルで抜きにかかって防がれ、同じく途中出場の汰木康也がこぼれ球に反応して狙ったが、GKが空けたゴールの手前で相手DFにクリアされてゴールを奪えなかった。
逆転に向けて立て続けにチャンスは作ったレッズ。だが、2点目を先に取ることはできなかった。82分、相手のCKはクリアしたものの、こぼれ球から山口 蛍にミドルシュートを決められ、再びリードを許してしまった。
それでも気落ちすることなく同点を目指し、その攻撃をスタンドからの大きな拍手が後押しする。それでも2点目を奪うことはできぬまま、タイムアップのホイッスルを聞いた。
第12節を終えて6勝2分4敗で勝ち点20となっているレッズ。次戦は8月29日(土)に埼玉スタジアムで19時3分にキックオフする、強い制限試合(上限5,000人)となる大分トリニータ戦に臨む。
【トーマス】
(ゴールシーンについてと、日本の暑さについては?)
「まず、ゴールはものすごくスペシャルな、良いゴールでした。しかもホームスタジアムということ、あとはJリーグでの初ゴールということで、いいゴールでした。
暑さに関しては、今日はまだ前回、前々回の試合よりは少し涼しかったような感じがします。これからも気温が下がると聞いているので、下がってくれればいいと思います」
(ああいう形のシュートは得意としているのか?)
「もともと、確かにああいうキックは持っていたのですが、これまでレッズに来てからそういうチャンスがありませんでした。今日に関してはかなりパーフェクトな、フリーな形で打てたと思います」
(今日のゴールはプロになってから自身の中で何番目くらいにすごいゴールか?)
「かなり、自分の中でもベストゴールの1つです。自分のハイライトブックが出るとしたら、それには必ず載るでしょう。特に我々はDFでなかなか得点シーンがないので、いいゴールでした」
(トーマス選手のゴールはすばらしかったし、試合内容もこの結果が妥当かと言えば難しいところだと思う。勝ちにつなげるためにどんなことが必要だと感じているか?)
「今日の試合は間違いなくかなりのチャンスがありましたが、アンラッキーな流れになってしまいました。勝つためには、数あるチャンスを必ず仕留めなければいけないというところはあると思います。それが結果的に、勝利につながらなかったのだと思います」
(DFとして失点をしたくなかったと思うが、守備の印象は?)
「守備としては、そこまで悪くはなかったと思います。こちらもかなりチャンスを作っていて、ゲームを支配していたという部分では、そんなに悪くはなかったと思います」
(ディフェンスラインを押し上げて、槙野智章選手とのコミュニケーションもかなり取れているようだが?)
「槙野選手とはかなりいい関係性でやっていますし、お互い理解はしています。コミュニケーションの数も増えてきています。あとは後ろからチームを鼓舞して、例えばタックルをする、奪いに行くタイミングなど、声をしっかり出して、槙野選手とやろうとしています」
(うまくいけばトーマス選手のゴールでもっといい展開に持ち込めた、もったいない試合だったが、次につなげていくためにはどういうところを心掛けていきたいか?)
「そのように持っていけたと思います。そこまで次のためにいろいろなものを再構築しなければいけないとは思っていません。チャンスも作っていたので、またこれを持ち帰って、しっかりといいゲームができればと思っています」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】



