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vs大宮 プレビュー「2年ぶりのさいたまダービー、レッズらしいサッカーでアウェイ勝利を」

明治安田生命J1リーグ1stステージ第11節・大宮アルディージャ戦は、5月8日(日)16時4分より、NACK5スタジアム大宮でキックオフされる。

2年ぶりのさいたまダービーは、『公式戦11戦無敗の浦和レッズ』vs『公式戦10戦無敗の大宮アルディージャ』という、ともに好調同士の戦い。ダービーマッチならではの高揚感とも相俟って、中身の濃い90分間が期待される一戦だ。

大宮は昨シーズンをJ2で戦い、今季は2年ぶりにJ1に復帰。開幕戦で昨季4位のFC東京に勝ち、第2節には柏レイソルを撃破と、クラブ史上初の開幕2連勝を収める好スタートを切った。

その後はやや苦しんだが、このところ公式戦10試合負けなし(5勝5分)と勝負強さを発揮しており、10節終了時の成績は5勝3分2敗、勝ち点18で暫定5位。今季J1昇格組の中では最上位にいる。

前節は同じく昇格組のアビスパ福岡と敵地で対戦し、勝利を収めた。連戦の中、MF家長昭博の出場停止もあって前々節の鹿島アントラーズ戦から6選手を入れ替えて臨んだが、15分にセットプレーから先制すると、後半開始早々の48分にも追加点。1点を返されはしたが、2-1で勝ち点3を手に入れた。

注目すべきは得失点差わずかプラス1点で5位という効率の良さだろう。そこから垣間見えるのは攻守の要所での集中力か。

攻撃面では左利きのドリブラーとして各チームが警戒する家長と、点取り屋のドラガン ムルジャが中心となってゴールに迫り、守備では伝統の固いブロックで相手を撥ねのける。また、前節ターンオーバーに成功しており、体力面での不安要素もなさそうだ。

ポイントとなるのは大宮の固いブロックの中にいかにほころびを作っていくか。ここで生きてきそうなのが、遠藤の縦パスだ。3バックの中央から繰り出すパスは、思い切りの良さも精度の高さも抜群で、レッズの1stステージとACLでの進撃を支える大きな要因になっている。

遠藤自身も、「足元につけるか、裏を狙うか、その使い分けの判断もうまくいっていると思う」と自信を持っており、レッズの攻撃バリエーションを豊かなものにしている。

守りに関しては守備陣の力強さはもちろんのこと、最前線を含めてチーム全体で連動した守備ができており、まずはこれを継続していくことが第一だ。

球際、攻守の切り替えなど、やるべきことはいつもと変わらない。あとはゴール前でどれだけ冷静になれるかだ。現在の課題はチャンメークから一歩進み、チャンスで決めきる率を高めていくことへシフトしている。加えて、セットプレーからの得点にも期待したいところ。数多く得ているCKのチャンスを生かすことにも、より強くフォーカスしていきたい。

2年ぶりのダービーマッチは首位という立場で迎えることになった。今は試合毎に勝ち点3を取ることに集中すべき時期。レッズらしいサッカーを存分に見せて勝利を持ち帰ろう。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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