ゴールデンウィーク5連戦の最終戦は、敵地に乗り込む『さいたまダービー』。互いに疲労が蓄積する中、フレッシュな選手のプレーも勝敗を分けるポイントのひとつだ。今季レッズユースから昇格した関根貴大は、すでにプロデビューを果たしスピード感あふれるドリブル突破を見せている。リーグ戦初のダービーに臨む19歳に、試合への思いを聞いた。

｢5連戦の最後ですし勝利で終わりたいですね。その中で、良い内容で勝てればと思っています。『さいたまダービー』を意識する部分もありますが、どんな試合でも変わらない気持ちでやっているので、ダービーを意識しすぎることなく普段通りのプレーができればと思います。

引いた相手を崩すためには、ダイレクトでのプレーやコンビネーションも必要だと思いますが、相手が引いてくれば個が生きてくると思います。そこで一人かわせばチャンスを作れるので、その1対1の場面で縦へ突破したり中へ切り込んでいくプレーが大事だと思いますし、強引にでも行かないといけないところもあります。リスクもありますが、積極的にやっていきたいです。左右両サイドでプレーできるのは自分の強みだと思っています。ただ、最後の質の部分がまだまだです。試合でチャンスにつなげられるようにやっていきたいです。

NACK5スタジアムは、観客席が近いスタジアムというイメージがあります。見ていて楽しいプレーをしたいですし、その中で勝ってサポーターの皆さんと近くで喜びたいなと思っています。最近はチャンスをもらっているので、次はゴールしかないと思っています。認められるためには結果を出さなければいけません。まだプロになってゴールを決めていないので、このダービーでゴールを決めたいです」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】