30日(土)、浦和レッズは山梨中銀スタジアムにて、明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第6節 ヴァンフォーレ甲府戦に臨む。ここまで出場機会は少ないながらも、与えられた時間で全力を尽くし、試合に出場するごとに着実にゲーム感覚を取り戻している石原直樹。ゴールを決めることはもちろん、チャンスに絡むプレーでチームの勝利に貢献したいと語る背番号11が、明日の甲府戦に向けた意気込みを語った。

「明日はアウェイでヴァンフォーレ甲府との対戦になりますが、相手は守備的な戦い方をしてくると思います。こちらがボールを持つ時間が長くなると思いますが、やはり中央の守りは堅いと思うので、サイドを有効に使って相手の守備を崩していきたいです。また、守備ではボールの失い方に気をつけたいです。集中を切らせば相手にカウンターのチャンスを与えてしまうことになるので、最後まで集中を切らさずに試合に臨みたいです。

前節の鹿島アントラーズ戦では後半の途中から出場し、短い時間だったかもしれませんが、鹿島との上位対決という注目の一戦に出れたことは、自分にとって刺激になりました。

ただ、実際に試合に出て気付いたことですが、試合の流れを感じることや、ゲーム体力といった部分では、まだまだ足りない部分があると感じました。そういった意味では、短い時間でも鹿島戦に出れたことは自分にとって収穫でした。鹿島戦の翌日には大宮アルディージャとのトレーニングマッチにも臨めたので、甲府戦に向けていい準備ができたと思っています。

今はトレーニングでも身体が動けていますし、コンディションはいい状態です。前線3人の連係も、日々のトレーニングからイメージ通りできるよう心掛けて取り組んでいます。明日、出場のチャンスを与えられたら、貪欲にゴールを狙っていくことはもちろんですが、ゴールにつながるチャンスを増やすことも意識してチームの勝利に貢献したいです。

明日は、なかなかゴール前にスペースがないかもしれませんが、最後は勢いというか、パワーで押し込んでいけたらと思います。勝って勝ち点3を浦和に持ち帰りたいです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】