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満員のホーム、勝ち点3を奪取

2014年のJリーグも、早や3分の1の日程を消化した。ここまでの浦和レッズは8勝2分3敗でリーグの順位は2位、リーグ最少となる失点9という守備をベースに、ロースコアゲームを制する勝負強さを身に付けつつある。そんな中、Jリーグは次節の第14節を以て、ヤマザキナビスコカップ予選リーグを戦い、ワールドカップによる中断期間に入る。リーグ戦中断前の最後の対戦相手として埼玉スタジアムに乗り込んでくるのは、セレッソ大阪。試合は5月17日(土)14時キックオフとなる。昨シーズンの最終節で大敗を喫し、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を逃すことになった、因縁の相手だ。

セレッソは今シーズン、2010年FIFAワールドカップ南アフリカ大会の得点王に輝いたウルグアイ代表FW、ディエゴ フォルランを獲得。同じく今シーズンより就任したランコ・ポポヴィッチ監督の元で戦力を充実させ、シーズンに臨んだ。しかしここまでは4勝4分4敗という成績で10位に位置し、4月以降のリーグ戦ではわずか1勝と、波に乗り切れないシーズンを送っている。ただ、5月13日に行われたACLのアウェイ・広州恒大戦では多くのメンバーを入れ替えながらも勝利。日程面ではレッズが有利だが、セレッソはACL敗退を受け、リーグ戦に対して高いモチベーションを抱いて試合に臨んでくることだろう。

攻撃のタレントを数多く擁するセレッソの中でも、まず注意すべき選手としては柿谷曜一朗の名を挙げたい。今シーズンは得点を取れない時期が続いていたが、第11節・名古屋グランパス戦で初ゴールを記録。パス・ドリブル・シュートの各能力を高いバランスで兼ね備え、2014 FIFAワールドカップ ブラジルに出場する日本代表にも選ばれたアタッカーであるだけに、油断をすることはできない。

そして、やはりフォルランに対しては警戒が必要だろう。ここまでのリーグ戦では6ゴールを記録。特に両足から放たれる中距離からの狙いすましたシュートには定評があるだけに、シュートを打たせないことはもちろん、仮に間に合わないとしてもしっかりと体を寄せてコースを限定していきたい。裏を返せば、コースさえ限定できれば日本代表に選ばれた浦和の守護神・西川周作が確実にゴールを守り抜いてくれるはずだ。

セレッソは今シーズンの13失点のうち、およそ7割の9失点を後半で喫している。そしてレッズは今シーズンの18得点中、12得点が後半に奪ったものだ。もちろん早い時間で先制できるに越したことはないが、そうした数字を鑑み、まずは無失点で前半を折り返すことを期待したい。それができれば、自ずと勝利への道筋は見えてくる。

試合のチケットは、昨年の12月7日最終節セレッソ大阪戦以来の「完売」となった。久々となる満員の埼玉スタジアムで勝利を収めて雪辱を晴らし、いい形でナビスコカップ予選リーグにつなげたい。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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