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沖縄トレーニングキャンプ 8日目 小泉佳穂コメント

31日のトレーニング後、小泉佳穂がオンラインでメディアからの質問に答えた。

(去年までFC琉球でプレーしていたのでトレーニングキャンプが沖縄というのも懐かしいのかもしれないが、ここまではどうか?)
「始動して日が経っていなかったのでどこか緊張感がありましたが、トレーニングしているこのグラウンドも琉球のときに使っていましたし、沖縄に来てリラックスしてトレーニングに臨めるようになったと思っています。ここまでは新しいチーム、新しい監督に一刻も早く馴染むということで、毎日良いトレーニングができていると思います」

(29日の沖縄SVとのトレーニングマッチではゴールを決め、チームメートにも自分の得意なプレーを示すことができたのではないか?)
「監督へのアピールもそうですが、チームメートに信頼してもらうことでどんどんパスが出てくると思っていますので、意味のあるゴールだったと思っています。あのゴールはアキ(明本考浩)がディフェンスを引き付けてくれて、(汰木)康也君が斜めにドリブルをしていたので、自分も良いタイミングで斜めに走り込めて得点することができました」

(トレーニングではボランチや右シャドーをやっていると思うが、リカルド ロドリゲス監督の戦術の理解や周囲とのコンビネーションはどうか?)
「監督のやりたいこともだんだん見えてきています。本当に細かいところはまだまだこれから、本当に分かるのは半年や1年が経つくらいになると思いますが、大枠はつかめてきました。チームメートとの連係も本当に分かり合えるにはもう少し時間が掛かると思いますが、だいぶ分かり合えてきたと思います。これからトレーニングマッチもありますが、トレーニングマッチを通じてもっと細かい部分を突き詰めていきたいと思っています」

(FC琉球もボールを大事にするサッカーに取り組んでいたが、今も生きている面はあるか?)
「それはかなりあると思っています。実際に細かいところのやり方や戦術は違いますが、大きく言うとボールを大事にして後ろからしっかりとビルドアップしていくというところでは共通しています。チームの戦術というよりは、そういうサッカーのときに生きる個人戦術、ポジショニングや体の向きのつくり方といった細かい引き出しみたいなところを琉球で培っていた分、馴染みやすくて自分の良さも生かしやすいという実感があります」

(沖縄SV戦の際にFC琉球の樋口靖洋監督が見に来ていたと思うが、話はしたのか?)
「樋口監督には挨拶をして、喜名(哲裕)コーチと近況というか世間話をしました。『がんばっています』ということをしっかり伝えました」

(新型コロナウイルスの影響でホテルも一人部屋だったり食事中もコミュニケーションを取りづらかったりすると思う。新加入選手にとっては厳しい環境かもしれないが、チームに馴染むということに関してはどう感じているか?)
「確かに食事も別々なのでそんなに会話をしているというわけではないですが、特にレッズに長い期間いる方たち、(柏木)陽介君やマキさん(槙野智章)やウガさん(宇賀神友弥)などが周りのいろいろな人たちに声を掛けてくれていますので、そんなに疎外感を感じたり、馴染めていないと感じたりすることはありません。アットホームなすごく良い雰囲気でサッカーをやれているので、馴れ合いにならないようにしながら、良い雰囲気のままやっていければと思います」

(よく一緒にいるのは誰か?)
「新加入のアキとは年齢も近いので一緒にいることが多いです」

(沖縄SV戦では後ろからボールを引き出すテンポもボールをさばくテンポも良かったという印象があり、前に入っていくタイミングは得点シーン以外も良かったと思うが、リカルド監督のサッカーでシャドーに入った際にはどういうことを意識してプレーしているのか?)
「あのフォーメーションやあのスタイルでやるとすれば、シャドーは決定的な仕事をすること、それから守備の瞬間の切り替えのスイッチになるポジションだと思っています。ボールを引き出しはしますが、しっかり自分がいるべきポジションを保ち続けて、そこで良いボールが入ってくることを待った上でゴールに直結するプレーをする、ボールを失ったら守備のスイッチになる、ということを心掛けています」

(後ろからボールを受けたときに周りが見えていて判断が早いという印象があるが、それは意識しているのか?)
「琉球のときに同じようなサッカー、同じようなポジションをやっていましたし、そこはすごく意識していました。ボールをもらう前に周りの状況を確認しておくこと、相手につかまらないポジションを取っておくこと、それは常に意識していますが、精度を高めることや、周りを見ることは突き詰めても突き詰め切れないと思いますし、もっとやっていきたいと思っています」

(リカルド監督は沖縄SV戦の課題として相手のプレスを剥がすこと、相手の裏のスペースが足りなかったことを挙げていたが、小泉選手が次のトレーニングマッチで改善したいと思うことは?)
「次のトレーニングマッチまでに大きく変えるかどうかは分かりませんが、ビルドアップのトレーニングをずっとやっていますし、相手のプレッシャーをしっかり剥がすということ、それと相手がもっと前からプレッシャーを掛けてくるようでしたら、裏へのパスで相手のプレッシャーを緩めることはまだまだ改善の余地があると思っています。チーム全体として意識してやっていければと思っていますし、個人としてもインテンシティ(強度)が高いJ1リーグの中でミスを減らすこと、インテンシティの高いプレーを保ち続けることをこれからのトレーニングキャンプを通じて、開幕戦から1年を通して高めていきたいと思っています」

(小泉選手は金髪だが、チームに馴染むためにいじられたりするなどコミュニケーションを取れているか?)
「金髪は顔を覚えてもらうことに役立っているとは思っています。いじられるというほどではないですが、タク君(岩波拓也)や陽介君など、みんなが小まめに声を掛けてくれますので、壁を感じずにやれています」

(トレーニングではピッチにラインが書かれており、5レーン理論に基づいていると思うが、中盤でのトライアングルに関してはどんなことを意識してプレーしているのか?)
「レーンやトライアングルに関してはポジショニングで意識していますが、逆にそれにとらわれすぎず、実際の試合でレーンがあるわけではなく、相手がいてレーンができるので、相手の形や配置をしっかりと見ながら適切なポジショニングを取ることができるようになることがベストだと思っています」

(選手の距離感も大事ではないか?)
「距離感と角度は大事にしていきたいです」

(1月18日に始動してここまでオフがないが、コンディションはどうか?)
「オフはありませんが、強度は監督とコーチで調節しながらやってくれていますので、ケガもありません。追い込んで強度の高いトレーニングをしていますが、サッカーの中で強度を上げることが多いですし、高いモチベーションを保ったままやれているのでいいと思います」

(リフレッシュするためにやっていることは?)
「リフレッシュに合っているかどうかは分かりませんが、空いている時間はずっと将棋をやっています」

(一人でやっているのか?)
「アプリでやっています。最近は(西)大伍さんも一緒にやっています」

(西選手とどちらが強いのか?)
「それは確実に僕です(笑)。大伍さんはまだ始めたばかりです」

(始動の前にリカルド監督と個人面談をしたと聞いているが、小泉選手は力を発揮できるポジションはどこだと答えたのか?他にどんな話をしたのか?)
「自分の本職はシャドーやボランチ、中盤の真ん中で生きると思いますし、中盤の真ん中であればどこでも、求められればどこでもやりますということは伝えました。あとは自分の長所、短所があると思いますが、自分の長所をもっと生かすこと、かつ自分が足りないフィジカルやインテンシティはもっとトレーニングや個別のメニューで高めていくこと、自信をもってサッカーをすること、といったことを話しました」

(リカルド監督が「誰が先発メンバーなのかは一切決まっていない」と言っていたが、開幕の先発メンバーを狙う手応えや意気込みは?)
「開幕戦のメンバーがどうなるかはまだまだ分からない状況ですが、自分は常に良い準備をすることとしかできないので、シーズンを通して1試合でも多く出られるように良い準備をし続けるしかないと思っています。開幕戦はFC東京ですが、僕はFC東京のアカデミーで育っていますので、負けられない気持ちがあります。渡辺 剛とFC東京のアカデミーで一緒にやっていて、渡邊凌磨は(前橋育英)高校の同級生なので、そういう意味でも絶対に負けたくないという強い気持ちを持ち、良いテンションでトレーニングできていると思います。FC東京戦に限らず出場したいですが、試合に出たら特別な思いは強く出ると思います」

(トレーニングマッチでのゴールについて、監督へのアピールだけでなくチームメートに信頼してもらう上でも意味があったと言っていたが、沖縄SV戦をオンラインで見たファン・サポーターの期待の声も高まっていた。そういう声は届いているか?)
「知り合いの方からも結構言われました。ただ、まだトレーニングキャンプの段階ですし、本番である開幕戦、シーズンでその期待を信頼に変えていけるようにがんばるしかないと思っています」

(期待しているファン・サポーターに伝えたいことはあるか?)
「今はトレーニングキャンプで新しいチーム、新しい監督の下でチームとしても個人としてもすごく良いテンション、良いモチベーションでサッカーをやれています。大いに期待していただきたいですし、実際にピッチで期待に応えられるプレーを見せられるようにこれからも良い準備を続けていきます」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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