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沖縄トレーニングキャンプ 2日目 西川周作コメント

25日午前のトレーニング後、西川周作がオンラインでメディアからの質問に答えた。

(大原サッカー場で1週間調整して沖縄へ来たが、気持ち新たにといった感じか?)
「チームのメンバーも入れ替わりが結構ありましたし、監督も変わって初日からポゼッションのメニューをたくさんやりました。ここ一週間は大原でポゼッションのトレーニングでかなり負荷を高めることができましたし、基本的なやり方も選手たちは少しずつ分かってきていますので、サッカーができている充実した時間を過ごせていると思います」

(ポゼッションはGKも入ってかなり狭いスペースでやるトレーニングが多かったが?)
「ポゼッションゲームにもGKが入ることが多く、非常に楽しくやれています。トレーニングからみんなのポジション、特にセンターバックのポジションは昨年から大幅な変化が見られるポイントなのではないかと思っています。試合で非常に楽しみにしていてほしいと思います」

(GKの役割も変わってくると思うが?)
「楽しみです。非常に楽しみで、僕が関わっていくというよりは、ディフェンスラインがどこまでも下がってボールをもらうことを監督は要求していますし、相手を前に来させた分、背後や真ん中が空いてくるという話がありました。そこは自分の得意としていることだと思いますし、監督にも分かってもらいたいという気持ちがありますので、トレーニングからどんどんアピールしていきたいと思います」

(新加入選手はチームに馴染んできているか?)
「彼らの若い勢いをすごく感じていますし、雰囲気づくりとしても自分たちが若い選手たちに積極的に話すようにしています。それはベテランの選手に限らずやれているのではないかと思います。楽しく良い雰囲気で、やるときはやる、という雰囲気でやれていると思います」

(リカルド ロドリゲス監督はトレーニング中に大きな声で横から煽っているが、レッズの監督としては久しぶりのタイプだと思う。リカルド監督の雰囲気づくりはどうか?)
「監督は『行け、行け、ゴー、ゴー』というような声掛けが多いですし、日本語で『素晴らしい』という声がよく聞こえます。ミスに対して言うのではなく、とにかくトライしてミスをしたら切り替えて、ということを強く要求されています。良い声掛けをしてくれますので、みんなもトライすることができていると思いますし、そういう雰囲気が生まれていると思います」

(沖縄トレーニングキャンプでもトレーニングマッチが予定されていると思うが、まだポジションに人を立たせるようなトレーニングはそれほどしていないと思う。合わせていくにはどういうことが大切だと感じるか?)
「感覚的にはフォーメーションを大事にするというよりは、誰が入っても同じポジションができるような、みんなで流れを持った状態でのパス回しを求めているという印象ですし、一人何役というようなことを監督は求めているのではないかと思います。トレーニングではたとえば前の選手がウイングバックでプレーすることもありますし、ポジションを限定しないので面白いと思います」

(今日のトレーニングはボールを使ったフィジカルトレーニングという印象もあったが、楽しみながら追い込めているではないか?)
「素走りが好きなサッカー選手はなかなかいないと思いますし、きついですが楽しんでやれるのは素晴らしいトレーニングだと思いました。GKも狭いエリアの中で攻撃参加もしますし、守るということでも強度が上がっていくトレーニングでした。非常に内容の濃いトレーニングができたと思います」

(西川選手の話にあったように監督が変わったり選手の入れ替えも多かったシーズンだが、西川選手自身の今シーズンの意気込みはどうか?)
「監督が変わった年は周りからも注目されると思いますし、浦和レッズは注目されるクラブだと感じていますので、期待に応えていきたいと思っています。一番はファン・サポーターのみなさんが楽しみにしてくれていると思いますし、沖縄キャンプでトレーニングマッチも組まれていると聞いていますので、そこで精度を高めていきたいです。シーズンを通して右肩上がりで勝ち星を付けていきたいと思います」

(GKは福島春樹選手と石井 僚選手が期限付き移籍となり、久々に西川選手よりも年上の塩田仁史選手が加入した。3人体制になるのも久々だが、GKチームの雰囲気はどうか?)
「年上のGKはテツさん(2017年から2018年までレッズでプレーした榎本哲也)以来ですね。シオさん(塩田)は本当に人柄も素晴らしいですし、トレーニングから非常に良い雰囲気でやれていると思います。(鈴木)彩艶も昨年より積極的にやれているのではないかと感じていますし、一人ひとりが切磋琢磨しながらレベルを上げていきたいと思っています。GKはGKだけでトレーニングをする時間も取れますし、しっかり質にこだわって3人で盛り上げてやっていきたいと思います」

(チームが始動して1週間ほど経つが、リカルド監督の指導やメニューで驚いたことはあるか?)
「センターバックとサイドバックの位置取りは今までになかった形です。僕にボールが入ったらサイドに開くことが普通だと思いますが、僕と同じくらいのラインまで引いて、僕より後ろでもいいというポジションを取らせて、そこから攻撃が始まるという形を今はやっています。

僕としてもパスコースが1つ2つ増えた感覚ですし、バックパスが来てもみんなが開いている分、相手も開きますし、空いてくる場所が増えていきますので、自分の長所も出しやすいと思います。トレーニングでは狭いエリアでポゼッションすることが多いですが、ビルドアップのトレーニングをするときはそういう形ですし、広いピッチでやるときはもっと簡単にパスを回すことができるのではないかと思います。その精度は高めていきたいです」

(リカルド監督の言葉で驚いたものはあるか?)
「一人ひとり面談のようなコミュニケーションを取る時間はありました。驚くことは特にはありませんでしたが、人柄の良さはすごく感じました」

(鈴木選手と去年1年間共にトレーニングしたが、今年の鈴木選手の変化や成長は感じているか?)
「彼とは昨年から一緒にやっていますが、もともと意識も高いですし、真面目ですし、トレーニングに対してのストイックさは今も継続していると思います。僕としても勉強させてもらえる部分がありますし、彼から吸収しないといけないこともあります。彼は彼の良さがあり、僕には僕の良さがありますが、一緒にトレーニングする中でより上のレベルを目指しながら、何歳になってもお互いに高め合っていきたいと思っています」

(沖縄トレーニングキャンプの同部屋は誰か?)
「発表します…一人です(笑)。新型コロナウイルスの対策で今年は全員が一人部屋です。昨年は彩艶君と同部屋でしたが、今年はみんなが一人部屋です。コミュニケーションを取る上でホテルでは本当に気を付けないといけないですし、みんなが気を付けながら行動しています。逆に自分の時間ができますし、自分のペースで生活できるのはメリットだと思います。コミュニケーションはピッチ上でみんなで楽しくしっかりやって、ホテルに帰ったら自分の時間です」

(自分の時間では何をしているのか?)
「ゆっくり寝たり、本を読んだり、動画を見たりしています。夜に周りを気にせず家族と電話ができるというのは大きいです。昨年までは同部屋なので外に行って話したり、時間をつくりながら話すことが多かったのですが、今は部屋で自分のタイミングで家族と連絡が取れるのは大きいです」

「最後に、今年も非常に素晴らしいピッチで出迎えてくれた方々に感謝の気持ちを持ちながら、2週間ケガなく全員でやっていきたいと思っています。みなさんにも浦和レッズがいい方向に変わったと思っていただけるように、みんなでがんばっていきたいと思います。今シーズンもよろしくお願いします。ありがとうございました」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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