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槙野智章「攻守において我慢強く戦い、決勝へ進む」

29日(土)、浦和レッズは味の素スタジアムで、第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会の準決勝、柏レイソル戦に臨む。前半に3点を取って快勝した準々決勝での試合運びには、選手たちも大きな手応えを掴んでいる様子。それを代弁した槙野智章は、タイトルを渇望する気持ちと、次の柏戦でも安定した守備と危険な攻撃で試合を支配し、勝利して元日の決勝に進むという、固い決意を語った。

「いい準備をしてきましたし、自分たちの今シーズンやってきたことをぶつけるためにも、中2日ではありますが、総力戦だと思っています。誰が出ても同じような質の高いサッカーをすることと、相手よりも内容、結果で上回ることが、明日は試されると思います。何度も言いますが、僕たちはタイトルに飢えています。しっかり、明日勝つことだけだと思っています。

攻撃も守備も、我慢が大事だと思います。前回の神戸戦も、危険なパスや走りはあったと思いますが、我慢してしっかりボールを保持する時間もありました。リーグでできていなかったゲームプランのところでも、今は非常に質の高い意思疎通が図れていると思います。選手たちが次の試合を見据えて、試合内容を考えて自分たちでコントロールしてゲームを運べているのは、成長の証だと思っています。

リーグでは、60分すぎから運動量が落ちる場面がありましたが、神戸戦では前半にしっかりゴールが奪えたことで、自分たちにとっていいペースに持ち込めたと思います。柏は前回のゲームで120分を戦い、なおかつ10人にもなり、体力の部分で非常に消耗していると思います。0-0でいけばいくほど、自分たちに大きなチャンスが来ると思っていますので、落ち着いたゲーム運びができればいいと思います。

最近、自分たちの対戦相手は5バックのチームが多いですし、中を固めているチームも多いです。ただ、それを崩すだけの、質の高いコンビネーションとシュート意識があります。誰が出場するかは分かりませんが、質の高い、相手にとって非常に危険な攻撃ができるチームだと思っています。

前の試合では、クリスティアーノ選手がFKで3得点しています。まずは危険な位置でファウルを与えないことが一番だと思っています。自分たちが、彼からボールを奪うことと、自由にさせないことが、明日は大事だと思います。

クリスティアーノ選手には、ドリブルもパスも、遠いところからのシュートもあります。彼を信じて、リスクを冒して前に出てくるチームだと思いますので、逆に彼からボールを奪えれば、大きなチャンスが得られると思っています。

今の自分たちにとって大きな武器になるのが、引いてブロックを作って我慢できるというところです。行くところは行く、引くところは引くというメリハリが、今はできています。後ろがしっかりと我慢してゼロに抑えることで、いいゲームプランを描けると思います。

この間、ファンサービスなどでファン・サポーターのみなさんと触れ合う機会がありましたが、どの方も、1月1日まで予定を空けていると言ってくれていました。前回の神戸戦後も、新大阪駅でたくさんのサポーターの方から『1月1日に行きたい。ただ行くのではなく、トロフィーを掲げたい』という言葉をいただきました。ファン・サポーターのみなさんと同じ気持ちで戦わないといけないですし、毎年毎年、終盤で悔しい思いをしていますので、いい形で来年のスタートを切りたいと思っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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